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椎間板ヘルニアからの復帰をめざしてただいま絶好調静養中!

観戦レポ。10/10/24、J2第31節、カターレ富山vsコンサドーレ札幌(上)

2010年10月29日 22時55分07秒 | カターレ富山の観戦レポ
2010年10月24日、13時04分キックオフ
J2第31節 カターレ富山vsコンサドーレ札幌
場所、富山県総合運動公園陸上競技場

スターティングメンバー
カターレ富山
      黒部
苔口         関原
   舩津   朝日
      江添
谷田  堤  足助 西野
      内藤

控え:橋田、金、濱野、姜、中田、永冨、平野

コンサドーレ札幌
      内村
      高木
砂川         三上
    上里 芳賀
西嶋 石川 吉弘 藤山
      高原

控え:佐藤、荒野、宮澤、中山、近藤、横野、上原

結果
カターレ富山0-2コンサドーレ札幌

得点者(カッコ内はアシスト)
富:
札:18'内村、53'上里(砂川)

交代
富:55'関原→姜、74'舩津→平野、74'苔口→永冨
札:66'三上→宮澤、69'内村→近藤、90+3'砂川→荒野

警告(カッコ内は累積枚数)
富:54'西野(4、1試合停止)、60'江添(1)
札:67'内村(2)、71'近藤(2)

退場
富:
札:

主審:大西弘幸 副審:野口達生/竹田明弘 四審:中川英樹
観客 8,412人

※選手交代によるフォーメーション変更
富山
関原→姜で3-4-1-2に
   黒部 苔口
     朝日
谷田 舩津 姜 西野
  堤 江添 足助
     内藤
舩津→平野、苔口→永冨で、平野と黒部の2トップで姜のワンボランチ、
永冨はポジションが定まってなくFWからボランチまで頻繁に動く感じに。

札幌、三上→宮澤で、宮澤は高木の位置、高木が三上の位置に。


いやー、酷い試合だった。今のカターレ富山はおそらくJ2最弱だろう。

スタメン。

富山は前回の試合から前線を総替えし、黒部、関原、苔口の3トップ。関原は初スタメン。
出場停止明けの舩津が中盤に、そしてセンターバックが吉井から堤に替わった。
そして何よりのサプライズがGK内藤。大卒ルーキーで今までベンチ入りすらなかった選手。
札幌はケガ人が続出しギリギリの人数で選手のやりくりをしているが、前節甲府に引き分けたメンバーから、
ケガの岡本に替えてベテランの砂川を起用し、辛うじてスタメンのクオリティは維持することができた。
ベンチにはケガから復帰した宮澤が入り、また、高校2年生の荒野が初めてベンチ入りした。

前半。

最初のチャンスは札幌。10分にショートパスからゴール前に攻め込み連続でチャンスを作るが得点には至らず。
そこからはポゼッションの札幌、カウンターの富山でお互いにチャンスを作る場面があったが、どちらも弱い。

そして富山が決定機。18分、左サイド谷田のクロスをファーサイドで関原が落としゴール正面の黒部へ、
しかし黒部がもたついてしまい相手DFにコースを塞がれ関原にパス、関原は角度もコースも厳しいながらも
どうにかシュートを撃つがGKの正面。

やっと富山にもチャンスがあったと思ったその直後、ありえない形で富山は失点する。
富山のコーナーキックはクリアされ札幌のカウンター攻撃、これは苔口が懸命に戻って対応し、ボールをGKの内藤に渡す。
しかし札幌FW内村は見逃していなかった。内藤がボールの出しどころに迷っていると見るや素早くプレスをかける。
慌てた内藤が蹴り出そうとしたが、ボールは内村を直撃、そのままゴールインしてしまった。

静まり返るスタジアム。札幌が先制。

前回、千葉戦のレポートでは
「今までの富山ならばここで気落ちしてしまいジ・エンドなのだが、この日の富山は違う。」
「3トップが立て続けにチャンスを作り、同点を狙う。」
と書いたのだが、この日の富山はここで気落ちしてしまい、ジ・エンドだった。

1点返せば良いだけの話で、プロならばそこで気持ちを切り替えられないといけない、
っていうか千葉戦のメンバーは気持ちを切り替えて戦い続けていたのだが、今回のメンバーは今までのカターレ富山だった。

富山は攻撃、中盤、守備いずれも沈黙してしまい、ここからは札幌の一方的な展開となる。
ハーフコートゲーム、というよりアタッキングサードゲーム(富山から見ればディフェンシブサードゲーム)
と言っても過言ではないのではないか、それぐらい札幌が押し込み続けた。

しかし札幌は、相手が弱すぎて余裕こきすぎたのか、「これが下位チーム」っていうやつなのか、
ボールは持てどゴールに迫る力がいまいち弱く、追加点を挙げることはできず0-1で前半終了。

ハーフタイム。
富山の控え選手が全員練習している=ハーフタイム中の交代はないということで富山の負けを確信。

後半。

富山は気落ちしたメンバーがそのまま試合に出ているので、当然サッカーができるわけもなく、札幌のペース。
4分、ロングフィードのこぼれ球に三上が反応してシュートを放つが相手選手に当たる。
5分、カウンターから上里がドリブルで独走しシュートを放つが枠外。
と、まあ立て続けにチャンスを作りながらも前半同様ゴールには至らないわけなんですが、
8分、左サイドでボールを受けた砂川がドリブルで仕掛けて相手DFを翻弄、簡単に抜き去りPA内で
ライナー性のクロス、これに上里が走り込みヒールでオシャレに流し込み追加点。
富山の選手は完全に気落ちしていて、守備時は大体棒立ちで何もしないので、ドリブルで抜くのも楽だし、
相手守備をかいくぐってゴール前に行くのも楽だし、高校生との練習試合を見ているかのようにサラッと決まったゴールだった。

ちなみにこの場面、スカパーの中継では、実況牧内直哉の口から、何を言いたかったのか
「ゴールドボンバー!!!」という迷言が飛び出した。
上里がゴールドボンバーなのか、グラウンダーのクロスにヒールで合わせる形がゴールドボンバーなのかは
定かではないので、みなさんの解釈に委ねます(笑)。
しかし、何て言おうとしたんでしょうかね・・・「(クロスが)ゴールの前だ!」とかですかねぇ。

2点ビハインドとなり案の定負けが確定した富山は即座に姜を投入し、
両サイドバックを上げて江添をDFに下げ、姜と舩津がボランチを組む3-4-1-2に変更する。

札幌が富山の交代に対応できていなかったのか、それとも2点差で安心してしまったのか、
ここからは死んだ富山も少しずつ前に出始める。

15分、ロングフィードを黒部?が落とし朝日が拾うがシュートを撃てない。
そして札幌はGK高原からのロングフィードが前線に渡りゴール前でファウルをゲット。
札幌にしてみれば絶好の位置だったし、富山は直接狙ってくるフリーキックにものすごく弱く、
枠内さえ行けば誰でも入れられるレベルなので3点目を覚悟したのだが、上里のフリーキックは壁にはね返された。

ここからしばらく富山ペース。しかしペナルティエリアにまでボールが行かず、点が入りそうにない。
札幌はしばらく受けに回ってしまい、耐える時間帯になっていたが、富山の攻撃がフィニッシュで終われないことを利用し、
カウンターから立て続けにチャンスを作り出す。37分高木のクロスに宮澤がヘディングシュート、
40分高木がドリブルで独走しPA内でシュートを撃つが、いずれも内藤のセーブで得点には至らなかった。

富山は42分、途中出場の永冨が転びながら出したパスから朝日、谷田と繋ぎペナルティエリア内でシュート、
GKが弾いたところに朝日、黒部と詰めるがボールは枠外。富山はおそらくこれが後半唯一の決定機。

っていうところで、負けるのはハーフタイムの時点でわかってたんですけど、
点が入らないのも確信したので、帰りました。
結果はそのまま0-2で札幌が快勝。内容的には順位の差以上のものがあった。

文字数が多くなってきたので一旦ここで終わらせます。
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