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椎間板ヘルニアからの復帰をめざしてただいま絶好調静養中!

カターレ富山の目標13位って

2011年09月29日 01時19分08秒 | カターレ富山

今年のカターレ富山の目標順位は13位。
まぁ言葉の印象でいえば「低っ!」っていう感じなのですが、
実際、どれだけ勝って、どれだけ勝ち点を積み上げれば13位になるのかというのは
イメージできてる人ってそんなにいないと思うんです。

簡単にいえば13位との勝ち点差を詰めて、抜けば13位なんですけれども、
最終的にどれだけの成績を出せば13位になるのか。

そこで、ちょっとした参考にと、世界各リーグの20チーム中13位(38試合)を集めてみました。

イングランド・プレミアリーグ過去3シーズン
2008-09シーズン 13位 ボルトン 11勝8分19敗 勝点41
2009-10シーズン 13位 サンダーランド 11勝11分16敗 勝点44
2010-11シーズン 13位 ストーク 13勝7分18敗 勝点46

スペイン・リーガエスパニョーラ過去3シーズン
2008-09シーズン 13位 ビルバオ 12勝8分18敗 勝点44
2009-10シーズン 13位 アルメリア 10勝12分16敗 勝点42
2010-11シーズン 13位 サラゴサ 12勝9分17敗 勝点45

イタリア・セリエA過去3シーズン
2008-09シーズン 13位 サンプドリア 11勝13分14敗 勝点46
2009-10シーズン 13位 カターニア 10勝15分13敗 勝点45
2010-11シーズン 13位 カターニア 12勝10分16敗 勝点46

フランス・リーグアン過去3シーズン
2008-09シーズン 13位 グルノーブル 10勝14分14敗 勝点44
2009-10シーズン 13位 パリ・サンジェルマン 12勝11分15敗 勝点47 
2010-11シーズン 13位 ナンシー 13勝9分16敗 勝点48

ブラジル・全国選手権セリエA過去3シーズン
2008シーズン 13位 アトレチコ・パラナエンセ 12勝9分17敗 勝点45
2009シーズン 13位 ヴィトーリア 13勝9分16敗 勝点48
2010シーズン 13位 アトレチコ・ミネイロ 13勝6分19敗 勝点45

これぐらいでいいですかね。
ざっと見ると、勝ち点45前後が13位のラインって感じがしますね。

そして、それぞれの勝ち数、引き分け数、負け数、勝ち点を平均すると、こうなります。

11.67勝 10.07分 16.27敗 勝点45.07

四捨五入すると、

12勝10分16敗、勝点45・・・ですが、勝敗数に合わせると勝点46

これが13位の目安となります。

ちなみに今このブログを書いている時点での13位はザスパ草津。
10勝5分12敗で勝ち点35です。

今シーズン残り11試合なので、だったら勝点46より上に行っちゃうんでないの?っていう気もしますが、
ザスパ草津が今の勝敗ペースを維持したとすると、残り11試合4勝2分5敗ぐらいになる計算なので、
勝点14上積みして、勝点49・・・ありゃ?計算よりも上になっちゃった。

てことで13位の勝点の目安は46~49、てことにします。


で、今のカターレ富山の成績は・・・と、目標達成までどれだけ勝てばいいのかというのを計算したいところなんですが、
こういうのを勘定しだすと、大体負けフラグになって急失速してしまうものなので、ここまでにしておきます。

あと何勝すればいいのかな~って思った人は各自で計算して、心の中に留めておいてください。

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観戦レポ。11/09/11、J2第27節、カターレ富山vs湘南ベルマーレ

2011年09月23日 17時17分41秒 | カターレ富山の観戦レポ

2011年9月11日、18時05分キックオフ
J2第27節 カターレ富山vs湘南ベルマーレ
場所、富山県総合運動公園陸上競技場

スターティングメンバー
カターレ富山
      黒部
   朝日   大西
 ソ   酒井 平出 西野
 舩津  福田 吉川健
      飯田

控え:金井、江添、谷田、棚橋、木本、平野、永冨

湘南ベルマーレ
      田原
菊池        アジエル
   坂本   永木
      ハン
山口 遠藤 大井 臼井
      西部

控え:阿部、福田、石神、松尾、佐々木、高山、ファン

結果
カターレ富山 2-3 湘南ベルマーレ

得点者(カッコ内はアシスト)
富:32'朝日、39'黒部(酒井)
湘:54'臼井(アジエル)、72'田原(高山)、80'高山

交代
富:55'酒井→江添、72'黒部→木本、78'西野→平野
湘:HT菊池→高山、70'坂本→佐々木

警告(カッコ内は累積枚数)
富:76'福田(3)
湘:87'西部(2)

退場
富:
湘:

主審:福島孝一郎 副審:今岡洋二/佐藤貴之 四審:藤田和也
観客 3,103人

湘南戦。

スタメン。
富山は森泰次郎が練習試合で負傷、ついに酒井が公式戦初出場。というぐらい、前節よりさらにメンバーのやりくりが苦しくなった。
谷田が負傷明けでベンチに入ってきているが、スタメンと控え以外に守備的選手は全然いない状態。
湘南はFWの組み合わせがなかなか固まらない状態っぽいが、この試合では菊池、田原、アジエルの3トップとなった。

前半
最初のチャンスは富山。
5分、左サイド黒部のライナー性のクロスに大西と西野が飛び込むがどちらにも合わず。

序盤は五分五分の試合展開だったが、どちらかというと富山陣内でのプレーが多かった。

10分、湘南、現地でメモしきれないほどの波状攻撃だったが最終的に遠藤のクロスが精度を欠いて終わる。
センターバックの遠藤が高い位置でプレーするほどの連続攻撃だった。
12分、湘南、クリアボールがそのまま田原に渡りシュートも枠外。

15分を過ぎてからは富山のプレスが機能しだし、富山も攻め込めるようになる。

17分、富山、右からのフリーキックはクリアされるがこぼれ球を酒井が拾いシュート、枠外
20分、富山、酒井の縦パスから黒部が右サイドに展開、西野のクロスには朝日がゴール前に走り込んだものの頭上を越える。
21分、富山、平出からのパスを黒部がうまくトラップして朝日にパスも乱れる
23分、富山、右サイド大西のクロスを朝日がファーで合わせるが枠外。クロスの精度が少し悪かった

富山が連続してチャンスを作るがゴール前で精度を欠く。すると

25分、湘南、ロングフィードを田原が落としゴール前のアジエルにボールが入るが、富山の守備が辛うじて防ぐ

ゴール前でキープ力やテクニックのあるアジエルにうまく入ってしまい富山の守備が混乱状態になったが
とにかく密集で人数をかけてなんとか守ったという感じ。一発が怖い。

29分、湘南、センターサークル付近でのアジエルのポストプレーから永木がパスを受けて一気にゴール前へ、しかしシュートは枠外。
30分、富山、黒部、大西と繋ぎスルーパスに朝日が詰めるがGKが先に対処。
これ2つ決定機。

32分、富山、中盤で平出がパスカットしスルーパス、これが朝日に渡り、相手DFも寄せていたがうまくシュートできてゴール、富山先制。

湘南はここから猛攻。

34分、湘南、アジエルのパスを受けた坂本がターンで相手守備をかわしゴール前に侵入するがギリのところで守られる。

しかし、

39分、富山、競り合いのこぼれ球を酒井が拾って縦パス、黒部がシュートを決めて富山追加点。

富山がショートカウンターから2発。前線から中盤の守備が効いていて湘南がそれにハマッた格好。
そしたら富山がノリノリになったようで、

42分、富山、左サイドでパスカットした舩津がそのままドリブルで駆け上がりシュートも枠外
43分、富山、右サイド朝日のクロスはクリアされるが、こぼれ球を平出がミドルシュート、バー直撃
46分、富山、右サイドでチャンスを作り大西、西野とつなぐがクロスは黒部に届かない
47分、湘南、アジエルが中央突破で攻め込む、キープ力のあるドリブルだったが富山の守備がなんとか対応。

てところで前半終了。
ここまで23試合やって複数得点試合がたったの3試合、しかも全て2得点と、深刻な得点力不足の富山が
今シーズン初の前半のうちに2得点という意外すぎる展開。
前半2得点というのは去年の11月、東京ヴェルディ戦以来ということで、ちなみにこの試合は・・・ゴホッゴホッ。

ハーフタイム。

この試合は市町村サンクスデー「黒部市の日」ということで、堀内康男黒部市長と
バレーボール、V・チャレンジリーグ女子(女子2部相当)のKUROBEアクアフェアリーズが挨拶。

市長が「最高の前半でした」とか余計な事を言う。
負けフラグになるからそういうのは試合が終わるまで黙っておくものですよ。

後半。

湘南は菊池に替えて高山を投入。

2点差なので湘南が前掛かりに攻めてくる。
富山は押し込まれて一方的な展開。

場の雰囲気に緊張感がないというか、スタンド中が緩みきっているように感じたので、
それがピッチに伝染しないかどうかがすごい不安。

試合をするのは選手だから、そんなの関係ないだろと思ってる人もいると思うけど、
こういうのはなぜかシンクロするもの。

3分、湘南、ゴール前中央の高山から右サイド田原に開いてクロス、坂本のシュートはふかしてしまう。
もうマークがつききれてない。完全に富山の守備が見れてない部分でシュートを撃たれていてこれは失点覚悟した。
5分、湘南、臼井が右サイドから坂本とのパス交換を経てペナルティエリアに侵入するがギリで守られる。
7分、湘南、アジエルからのパスで高山がDFラインの裏を突き決定機もGKが先に触る
8分、富山、カウンターから大西が中央をドリブルで突破、シュートはGK正面
9分、湘南、左からのサイドチェンジが右サイドのアジエルへ綺麗に渡りクロス、ニアサイドに臼井が飛び込みゴール、1点返す。

後半開始から富山の守備がバタバタしていて、決定機を立て続けに作られ、失点するのも時間の問題という状態になっていて、
富山のベンチは慌てて江添を呼び守備の修正を図ろうとしていたが、交代前のワンプレーでゴールが決まってしまった。

しかし江添投入の効果はほとんど見られず、湘南の一方的なペースは相変わらず。
富山もとにかく前に蹴っ飛ばすのが精一杯で、カウンターすら仕掛けられない状態に。
黒部はクリアボールを呼び込んだり拾ったり詰めたりすることができないので、どうにもならない状態、
同点は確実で、まだ富山が1点リードしているのに逆転すら時間の問題という感じになる。

16分、湘南、ロングボールを田原がうまく落とし決定機を作るも富山の守備が先にクリア
20分、湘南、左サイドからのクロスは田原にわずかに合わず。
27分、湘南、左サイド高山のクロスに田原がヘディングシュート、これが決まって湘南同点に追いつく。

想定内の同点という感じで。
いったん緩みきってしまったスタジアムの緊張感も元には戻らなさそうだし。

ほとんど機能停止してしまった富山に対して、湘南はロングフィードを多用し、右に左に揺さぶりをかけて守備を翻弄する。

35分、湘南、遠藤からのロングフィードが左サイドで張っていた高山に渡り、ドリブルで中に切れ込んでシュート、これが決まって湘南逆転

特に何とも思わなかったね。後半の最初数分で逆転を覚悟しなきゃいけないことはハッキリしていたので、
35分ともなれば心構えも既にできています。

ちなみに、8分の大西のシュート以降、湘南のチャンスしか書いてませんが、
これは一方的な展開だったことを強調するためにわざと富山のチャンスを省いてるのではなく、
実際に現地でとったメモがもう湘南、湘南、湘南、湘南と、湘南のことしか書いてないんですよね。
富山のことは選手交代しか書いてません。カウンターすらできないほどに一方的でチャンスのチャの字もない。

とはいえ、逆転されたとなると富山もムキになって攻めてくるわけで

38分、富山、木本が中央をドリブルで突破、ミドルシュートはGK正面。もうちょっと持って行けた。
39分、湘南、アジエル、佐々木、アジエルと繋いで決定機も富山の守備が辛うじて守る
46分、富山、コーナーキックからファーサイドで福田が折り返し、混戦状態になるがシュート撃てず
48分、富山、ロングスローからの混戦状態で、こぼれ球に朝日が詰めるが倒される、ノーファウル
48分、富山、ロングボールから木本、倒されるがノーファウル、こぼれ球に朝日が詰めるがまた倒される、ノーファウル

ここで試合終了ー。
富山反撃もシュートまで持って行くことすらままならなかった。


なんていうか、覚悟できた逆転負けですよね。
安間の言葉で言うと、重心が後ろに行きすぎたという。
今の富山は前から行くというのが重要なわけで、リトリートしたところで守りきれないわけですよ。
それなのに、2点差になったことで、その大事な部分を捨ててしまったという、

安間は試合後に2点差で折り返したのが初めてで、どうしていいのかわからなかったみたいなこと言ってますけど、
同様に去年、前半2点先制しながら後半3失点で敗れた東京ヴェルディ戦の経験は何だったのかなという。
この時はすでに監督安間でしたよね?メンバーは入れ替わってますけど、痛い目に遭ったメンバーは何人かいるわけですし、
やはり失敗経験から何かを得るのは難しいことなんですかね。
まぁ実際に成功経験にしか価値はない、失敗からは何も得られないと言う指導者もいますしね。

選手交代もあんまり良くなかったよね。
江添は出足の遅さ、競り合いの弱さで混乱した守備陣をさらに混乱させてたし、
しかもDFの投入ですから、前に行かせたい思いとは裏腹に「引いて守れ」というメッセージになってしまいますよね。
ただ、とはいえ酒井のままの方が良かったかというと、後半消えてて交代の必要があったのもたしかだし、
後半押し込まれた時点でハズレかハズレの二者択一を迫られていたことになるんですよね。
スタメンと控え以外は全部ケガで、スタメンやベンチの人選もこうするしかなかったわけですから、これはさすがにしょうがない。
2人目の交代は木本より永冨が良かったんではないかと。
スピードタイプを投入して、前掛かりになる相手の背後を突いてカウンターから得点を狙いたかったのかもしれないですけど、
木本は相手DFとの駆け引きができない選手で、2列目からは飛び出せても、FWの位置から裏を突ける人ではないので、
ここの狙いと人選はちょっとミスってると思うんですよね。

てなわけで自滅気味になってしまったわけですけど、湘南の後半の修正も良かった。
前半の湘南はロングフィードとパスサッカーを交互に繰り出して攻めていたように見えたのですが、
ロングフィードからの攻めは福田を中心とした守りに阻まれ、ショートパスから攻撃をしようとすれば富山のプレスと
パスカット狙いの守備にハマってしまい、そこからショートカウンターで2失点してしまった。
後半は、距離を広く取る、特にワイドに広がって、ざっくりした展開、サイドへのロングボールとサイドチェンジで富山の守備を翻弄した。
富山はボールサイドの意識を強く持つスタイルであるがゆえ、逆サイドには弱い、
なので安易にサイドチェンジを蹴らせないプレスを心がけているはずなのですが、
プレスをかけられないエリアから斜め前方への大きなサイドチェンジには対応しきれず、
湘南の1点目なんかはまさにその穴を突いた格好となった。
また、個の力では強い福田俊介を避ける攻撃展開も富山の守備には有効だということも露呈させた。
まともにFWとDFの勝負に持ち込むと福田が対応してくるので、そこで阻まれてしまう、
ならば、福田のいないところで勝負しようという考え方ですよね。
福田のいないエリア、福田にマークされていない選手が勝負を仕掛けることによって勝とう、
サイドにロングフィードを入れて、サイドの選手と勝負、クロスは福田のいないエリアに入れて、そこで勝負という考え方。
湘南の3得点はいずれもそうでしたよね。
1点目はサイドチェンジでアジエルとソ・ヨンドクのマッチアップを作りそこで勝ち、
そして福田にマークされていない臼井が福田のいないニアサイドに飛びこむことでシュートを決めた形、
2点目は田原が福田を避けて江添にマッチアップを挑んで競り勝った形、
3点目は高山が吉川健太に1対1の勝負を挑んで勢いで勝った形、
いずれも福田のいないところで勝負されて、そして失点しています。

福田の強さが厄介ならば福田を避ければいいじゃない。
安易な考え方ですが、これが有効だとなれば、これから他のチームも同様の策をとってくるのではないでしょうか。

ホーム3連戦通して気になったのが、ソ・ヨンドクの膝の具合。
ちょっと前まで両膝をテーピングしてプレーしていて、最近はテーピングを外してプレーしているヨンドクなんですが、
実は別に膝が回復したわけではなくて、試合前練習では両膝をガッチガチにテーピングで固めてるんですよ。見てて痛々しいぐらいに。
それなのに、試合の時にはテーピングを外してプレーしていて、要するに無理してるんですよね。
湘南戦では、前半が終わって引き上げる時、ハーフタイムが終わってピッチに戻って来た時の歩き方がかなり怪しく、
正直、このまま使い続けてもいいのかなあ、今シーズンのどこかで膝の爆弾が破裂してしまうんじゃないかなあと心配になります。
カターレ富山は、これからという時にハリキリすぎてしまうのか、出場機会を得たばかりの若手選手がケガをすることが多いんで、
ヨンドクがそうならないことを願っています。

最後に、ハーフタイムに余計なこと言わない。わかった?

※選手交代によるポジション変更
富山
酒井→江添で、江添は舩津の位置に、舩津が酒井の位置に入る
西野→平野で、2列目を平野、朝日の組み合わせにして、大西が西野の位置に入る
湘南
坂本→佐々木で、佐々木が3トップの右に入り、アジエルがトップ下、永木がボランチに下がり4-2-1-3気味になる。

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観戦レポ。11/09/03、J2第4節、カターレ富山vs大分トリニータ

2011年09月10日 18時02分58秒 | カターレ富山の観戦レポ

2011年9月3日、18時04分キックオフ
J2第4節 カターレ富山vs大分トリニータ
場所、富山県総合運動公園陸上競技場

スターティングメンバー
カターレ富山
      黒部
   朝日   大西
ソ   森  平出  西野
 舩津  福田 吉川健
      飯田

控え:金井、江添、棚橋、木本、平野、永冨

大分トリニータ
     刀根
    西  前田
チェ 宮沢 井上 三平
  イ   姜 土岐田
      清水

控え:丹野、池田、永芳、幸野、長谷川

結果
カターレ富山 1-0 大分トリニータ

得点者(カッコ内はアシスト)
富:90'舩津(ソ)
大:

交代
富:70'西野→平野、77'朝日→棚橋、87'森→永冨
大:69'三平→幸野、79'刀根→長谷川、86'チェ→池田

警告(カッコ内は累積枚数)
富:12'平出(2)、28'福田(2)
大:33'三平(1)、39'56'前田、46'チェ(2)

退場
富:
大:56'前田(1試合停止) ※9月12日に追加で6試合の出場停止が発表されました

主審:日高晴樹 副審:竹内元人/作本貴典 四審:清水崇之
観客 2,087人

※選手交代によるフォーメーションの変更

富山
西野→平野で、平野が大西の位置、大西が西野の位置に入る
後半途中から舩津と平出の場所が入れ替わる
森→永冨で3-3-3-1になり、最終的にこうなる
    黒部
平野 永冨 棚橋
 ソ  舩津 大西
平出 福田 吉川健
    飯田

大分
前田退場で、西と刀根の2トップ、3-4-2にする。
三平→幸野で、西と幸野の2トップ、刀根が右サイドMFに入る
チェ→池田で4バックになり、最終的にはこうなる
 西   幸野 長谷川
   宮沢  井上
イ   池田  姜  土岐田
      清水

大分戦です。
台風が近づいており開催が危ぶまれていましたが、とても台風が近づいているとは思えないほどの雨風のなさ、
もうすこし風吹けよ、蒸し暑いなぁも~って言いたくなるぐらいの無風状態、ただの曇天の状態での試合となりました。
試合中に少し雨が降りましたが、それでも台風の影響は全くなかったと言ってもいいぐらいです。

今回対戦する大分ですが、前節2位の徳島を破っていて手ごわいチーム。

スタメン

富山は契約上の都合で前節出場できなかった平出涼が森泰次郎に代わってスタメン復帰、あとは前節と同じ・・・の予定だったのですが、
試合前のピッチ内練習で池端陽介が負傷するアクシデント。急きょ控えの森をスタメンで使うことになり、
池端の位置に舩津、舩津の位置に森を置く応急処置で試合に臨むことに。よって控えも6人の状態でスタート。

大分はエースFW森島康仁が出場停止。替わって本来DFの刀根亮輔を3トップの真ん中で起用。
三平和司、チェ・ジョンハンといったスピードのあるストライカーをウイングバックに置き、
DFにはボランチの姜成浩、攻撃的MFの土岐田洸平、センターフォワードのイ・ドンミョンを置くという
ディフェンダーレスのフォーメーション。攻撃に転じた時には両ウイングバックにセンターバックもゴール前に絡んできて
人数で相手守備を圧倒しようとしているのではないかと予想。

前半

五分五分。

2分、富山、右サイド大西のクロスにソ・ヨンドクがヘディングシュートもうまくヒットせず
4分、大分、右サイド三平がドリブルからシュートも相手選手に当たる
7分、大分、右サイド三平からのパスを受けた井上がワンタッチで相手守備をかわしシュートも枠の上
8分、富山、大西が高い位置でのパスカットからドリブルでゴール前に持ち込みシュートも枠の右

立ち上がりは富山は大西、大分は三平とスピードのある選手が何度かチャンスを作るが決定的な場面に持ち込むことはできない。

12分、富山、平出が遅延行為でイエローカード

ここで「あれっ?」って思いましたよね。
遅延行為って、スタンドから見ればたとえ厳しい判定でも「あぁ、これが遅延取られたか」ってわかるんですが、
今回の遅延行為はちょっとわからなくて。

試合開始から接触プレーの判定が今までと違うなとは感じてたんですけど、このイエローカードで
この試合をある程度覚悟しながら見なければいけないなという気持ちになりました。

14分、大分、左サイドをチェ・ジョンハンが突破しクロス、ファーサイドに流れるが三平が拾い、クロス、しかし相手選手がクリア。
西野抜かれたー
21分、富山、右サイド西野がドリブルで縦に上がってクロス、中の選手との狙いが合わずボールは簡単にクリアされたが、
こぼれ球は富山が拾い二次攻撃、三次攻撃。結局ソ・ヨンドクがシュートを外して終わり
23分、富山、吉川健からの組み立て、大西が右サイドをドリブルで上がり、逆サイドの朝日にパス、シュートは相手GKがセーブ。
26分、大分、西が低い位置でのパスカットからドリブルで駆け上がり、森、平出も抜き去りゴール前に侵入するが福田に止められる。

お互いスピードを活かした突破からチャンスを作り続ける

28分、富山、福田にイエローカード

序盤からいつも通りの守備対応にファウルを取られ、対応を微調整している間に「繰り返し違反」でイエローカード出ちゃいました。

31分、富山、カウンターで左サイドに流れる黒部にソ・ヨンドクからロングパス。黒部のシュートは相手GKがセーブ、
こぼれ球は詰めきれず。
33分、大分、三平にイエローカード
34分、富山、吉川健のロングパスに右サイド朝日がクロス、ファーに流れてソ・ヨンドクが拾い、パスを受けた森がクロスも大きく外れる
39分、大分、前田にイエローカード、遅延らしいですけど何かありましたっけ?
46分、大分、左サイド西がテクニックのあるドリブルでこねくりまわし相手守備を翻弄、クロスに三平が飛び込むが相手守備がクリア。

っていうところで前半終了。
終了間際の大分のチャンスにはヒヤッとしたが0-0で折り返す。

大分トリニータは得点も失点も後半に多いチームで、試合が動くのなら後半、
だけど富山は黒部のスタミナが切れるだろうし後半に点取れるのかなー、
前半にリードできなかったのは痛いんじゃないかなーとか思いながら後半へ。

まさかの展開になるわけですけれども。

後半。

1分、大分、チェ・ジョンハンにイエローカード。僕が座ってる席の逆サイドでのプレーだったのではっきりとは見えなかったけど、
たしかにファウルはファウルだけど、カード出すほどのものか?っていうふうに見えた。
3分、富山、右サイドで朝日が相手DF裏を突いて飛び出すも、周りのフォローが遅く手詰まり
6分、富山、ソ・ヨンドクが低い位置からドリブルで駆け上がりシュートもGK正面
9分、大分、前田がバイタルエリアでドリブルこねくり回して相手DFをかわしシュートも味方選手に当たる
10分、富山、左サイド、ソ・ヨンドクのクロスに西野がペナルティエリアまで入ってきてヘディングシュートも枠の上

立ち上がりはどちらかというと大分ペースで、だけど富山の方がゴール近くまで行けてるなという感じで、

11分、大分、スローインの判定に異議を唱えたとして前田に2枚目のイエローカード、退場

たしかにスローイン判定は微妙なもので、だけどサッカーの試合の中で微妙なスローイン判定は何度かあるのだから
いちいち気にしててはいけないのですが、前半からの不安定なジャッジでキレてたんでしょうかね。
で、レッドカードが出た後、前田は主審に詰め寄り両手で相手の顔を挟んでしまう。うーん、審判に手を出してはいけません。

ただ、今このブログを書いてる時点では退場の分の出場停止しか科されておらず、
この行為については何の処分も出てないんで、お咎めなしっぽいですけど。

※9月12日追記
退場による1試合出場停止のほかに6試合の出場停止が課されました。

2011Jリーグ J2リーグ戦 第4節 での行為に伴う前田 俊介選手(大分)の出場停止処分について
http://www.j-league.or.jp/release/000/00004143.html
(追記ここまで)

森島だけでなく前田までもいなくなり、さらに10人になってしまった大分は苦しい。
しかし富山は前回相手が10人になった時、第12節の京都サンガ戦なんですけど、
数的有利なのに逆に相手チームに何度もチャンスを作られてしまい、
なんとか引き分けで終わったという試合があっただけに、あまり楽観視もできない。

しかし、大分はベタに引いて守る方にシフトしたこともあり、富山はここから怒涛の波状攻撃となる。

15分、富山、ソ・ヨンドクがインターセプトから大西、ソ・ヨンドクと繋ぐが倒される、ノーファウル
15分、富山、左サイド舩津がドリブル突破からミドルシュートは大きく外れる
18分、富山、大西のミドルシュートはGK正面
21分、富山、西野のチャンスメイクから大西、西野と繋ごうとするが大西のヒールパスがミスに
23分、富山、左サイド高い位置で大西のスローインから黒部、大西と繋ぎPA内に侵入するがシュートはセーブされる
28分、富山、途中出場の平野はチャンスだったがシュートが打てない
28分、富山、平野が中央をドリブルで突破しシュートもブロックされる
29分、富山、左サイド平野のクロスに福田がヘッドで合わせたが枠外。難しい場面だったがこれ決めたらカッコ良かった。
31分、富山、右サイドで森、朝日、大西とつなぎシュートもGK正面

現地でメモをとっただけでもこれだけ続けてチャンスがあったのですが、得点にはならず。

で、ここでちょっとしたアクシデントが。

ピッチの外に出たボールを拾ったり選手に渡したりする役割のスタッフ、ボールパーソンの一人がダウンしてしまった。
運営スタッフや富山のスタッフが水をまいていたので、吐いてしまったのでしょうか。

37分、富山、ロングフィードから平野が頭で落としたボールを右サイドで途中出場の棚橋が拾い、中に折り返すがカットされる
41分、富山、右サイド大西のアーリークロスをファーサイドでソ・ヨンドクが折り返し、こぼれ球を福田が相手選手と競る、
さらにこぼれ球を黒部が相手選手と交錯しながらボールに触り、ボールはゴールの枠内に転がっていったのだが、
福田が競った場面がファウルと判定されてしまう。この判定は妥当なもので、仕方がなかった。

42分、富山は珍しく永冨を投入。いつもの安間なら福田を前線に上げてたと思うけど、永冨を選んできた。
44分、富山、相手の甘いクリアボールを平野が競り、こぼれ球が黒部に渡るが相手守備が粘ってクリア。

45分、富山、吉川健の放り込みは永冨のところに落ちてくるが相手GKがパンチング、
これをソ・ヨンドクが拾い、ペナルティエリア前中央の舩津にパス、そしてミドルシュート、
奇麗なライナー性のシュートがゴールネットに突き刺さり、富山がついに先制!

やっと来たー!
前日に行われた日本代表のワールドカップ予選vs北朝鮮をほうふつとさせる試合展開。

そのあとは、富山は最後少し相手に突破されかけたけど、試合を終わらせて1-0、富山が勝利した。

勝った富山は昨年4月以来の連勝。
1年5か月ぶりですか。ホーム連戦で横浜FCと北九州に勝った時以来・・・長かったですね。

てなわけで勝った富山。

試合直前のアクシデントに対しても、前半はしっかり対応し、相手の人数をかけた攻撃に手を焼きながらも、持ちこたえることができた。
後半大分に退場者が出てからは相手が守りを固めてきたというのもあるけど、しっかり数的有利を活かしたサッカーができていた。
ただ、攻撃時の連携不足みたいなものはやはりあったわけで、とりあえず蹴っ飛ばしてFW対DFの力勝負みたいな場面が
減ってきたことはチームの成長として捉えられる部分なんですが、パスやクロスの出し手と受け手のイメージの共有とでも言いましょうか、
そういうのはまだ改善の余地があるかなとは思います。そして可能性の高いチャンスを作っていきたい。

3連勝を狙っていたが得点源の相次ぐ離脱で負けてしまった大分トリニータ。

森島の出場停止だけでも痛かったのに、それに前田の退場が重なってしまってはどうすることもできなかった。
森島の代わりには本職DFの刀根が起用されたが、ターゲットとしてはあまり機能せず、周りとの連携もあまり良くなく、
FW起用の効果はあまり見えなかった。イ・ドンミョンではダメだったのだろうか。
しかし攻撃的な選手を多く起用する大分トリニータの人数をかけた攻撃はやはり怖いものがあって、
すごい時には宮沢と姜を残して5トップ、2MFぐらいの感じで攻めてきてましたからね。
西、チェ・ジョンハン、三平がドリブルでガンガン仕掛けていって、後ろから井上が追いかけ、さらに土岐田とイ・ドンミョンが続く波状攻撃。
そこにさらに森島がいたら富山の守備も対応しきれなかったと思います。

主審は日高晴樹さん。

昨シーズンにJ2主審として登録されたものの、J2レベルの不安定な審判勢の中でも際立った不安定さを見せてしまい、
シーズン途中に登録抹消(JFL降格)、そして今月、登録抹消審判の欠員補充としてJ2主審に復帰し、
この試合が初戦だったわけですが、やはり、キツいなっていう感じでした。
大分に試合の流れを決定づけるジャッジがあったわけですが、大分だけでなく富山にとっても
ストレスのたまるジャッジだったのではないでしょうか。
また、試合終了直前のワンプレーも大分側には納得のできない場面だったのではないだろうか。

(富山の選手が全然ボールに行ってないスライディングで相手選手を倒してしまったが、ノーファウル。
もしこれがファウルで大分のフリーキックならば、位置的にラストワンプレーで得点を狙えた。
立ちなさいみたいなノーファウルを指すジェスチャーも見られず、スタンドで見てる僕も戸惑った)

今までいろいろJ2レベルの審判を見てきましたけど、今回の審判はJFL時代のFC琉球戦、渡邊智哉主審以来って感じでしたね。

観衆は2,087人。少なっ!
たしかに台風は近付いていたけど、外出に影響が出るような状況でもなかったし、ていうか風すらほとんど吹いていない
ごく普通の曇天でこの動員というのは要するに「多少曇った程度でこの動員」っていうことですからね、ちょっとシャレんならんですよね。

前節、FC東京戦の動員×良い試合の効果なかったか~・・・

てなわけで、前に8500人を維持できれば柳沢獲得資金が出るということを書きましたが、
今回の試合で6500人分、柳沢が富山から遠ざかりました。
野球と違って親会社依存というわけにはいかんのでね。

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観戦レポ。11/08/28、J2第26節、カターレ富山vsFC東京(試合以外)

2011年09月09日 18時49分50秒 | カターレ富山の観戦レポ

今回の試合では「一万人集結 ~過去の歴史をぬりかえろ~」と題して、
動員をかけて、さまざまなイベントが行われました。

・T-1グランプリ(14時~、ちなみに試合開始は18時)

「イナゴの大群」とも言われるFC東京サポーターを迎え撃つため?に大規模なグルメイベントを開催。
富山県内12の市と町から様々な特産のグルメを販売し、お客さんの投票でNo.1を決定。

・富山市…シロエビ唐揚、三角どらやき(岩瀬カナル会館
・高岡市…高岡流お好み焼きととまる「いかまるDXハーフ」、「いかまるDX」(飲食店経営サポートとやま
・魚津市…味噌かま田楽焼(石崎蒲鉾)、塩そばめし(たこ焼き 焼きそば 泉州
・滑川市…深層水入り白エビどんどん焼き(とやまふるさとセンター
・黒部市…宇奈月ビール、モルト麦茶、名水サイダー「黒部の泡水(あわみず)」(宇奈月麦酒館
・砺波市…大門(おおかど)素麺(JAとなみ野 大門素麵事業部)、ゆずジュース(フラワーランドとなみ
・小矢部市…おやべコロッケ、こんぶコロッケ(どちらも白川栄養食品)、メルギューくん焼き(西村屋)
・南砺市…どじょう蒲焼、なまず串焼、岩魚塩焼き(道の駅福光
・射水市…白えびバーガー(道の駅新湊)、餅べえ(野村屋
・立山町…焼きかんもち(食彩工房たてやま)、ますの寿し(寿し工房大辻あるぺん村)、健康豆(いきいき富山観光物産)
・入善町…入善ブラウンラーメン、入善レッドラーメン、入善の名水(善商
・朝日町…タラ汁(朝日町観光協会

多数の出店ありがとうございました。
今回出店のなかった氷見市、上市町、舟橋村とは次の機会に何かあったらいいですね。

てなわけで僕は入善町の入善ブラウンラーメン、小矢部市のこんぶコロッケとメルギューくん焼き、
砺波市のゆずジュース、立山町のますの寿しを購入。

ブラウンラーメン、600円なのですが、チャーシューが切れてるからと100円引き。16時の時点でもうそこまで売れてるとは。
まぁこういう外で食べるラーメンのチャーシューなんてそんなに大したものを期待してないから別にいいんですけど。
「海老味噌ラーメン」ということで、味噌ラーメン+海老のダシですかね?それと後から辛さも来たりしておいしかったです。
姉妹商品のレッドラーメンは、KNB(日テレ系)の平日夕方の帯番組「いっちゃん☆KNB」とのコラボ企画らしいのですが、
とうがらし練り込み麺ということで、辛さを感じやすい僕はちょっと勘弁(苦笑)、まぁ僕が来た時にはすでに売り切れてたわけですけど。

こんぶコロッケ(100円)。これはまぁコロッケの中に刻んだ昆布が混ざってるという、昆布消費県富山ならではの商品。
変わった味付けをしているわけではないのでコロッケ+昆布なわけですが、ジャガイモがかなり詰まってて食べ応えあり。

本当は黒部の名水サイダーも飲みたかったのですが、16時過ぎたぐらいの時点ですでに売り切れで購入できず。
330ml瓶1本250円という、スーパーで買うには絶対に躊躇してしまう商品で、今回の祭の勢いで買おうかと思っていただけに残念。

それで替わりに砺波市のゆずジュース(180mlパウチ200円)を購入。
パッケージに果汁何%かの表示が見当たらなかったのがちょっと気になりますが、スッキリ飲めるのが良かった。

そして少し物足りないからと立山町のますの寿しで微調整。
今回のグランプリにエントリーされているのは1200円のものなのですが、そこまではいらないわけで、
1つ100円で売っていた小さいものを購入。まぁ、ますの寿しですわ。

最後にメルギューくん焼き(150円)。
小矢部市のシンボルキャラクター、メルギューくんの形をした人形焼風のやつ。
これは家に帰ってから食べたので、できたてアツアツではなかったのですが、生地がもちもちなのが良かった。
次食べる機会があったらできたてを食べてみたいです。ボリュームもなかなか。


で、投票結果なんですが、

優勝 深層水入り白エビどんどん焼き(滑川市)
準優勝 高岡流お好み焼きととまる(高岡市)

でした。

どっちも食ってねえww
どんどん焼きは200円、ととまるはハーフで300円とお求め安い値段で、どちらも長い行列ができていましたし、
あと、その場で作れる=そう簡単には完売しないというのも票を伸ばした一因なのではないでしょうか。


・あだっちぃー来場!

特命PR部女子マネージャーとして全国のスタジアムを回っているあだっちぃー、足立梨花
舞台が直前に迫っている大変な時期なのにわざわざ富山に来てくれました。
タイミングが合えば間近で生あだっちぃーを見ることができたみたいですが、残念ながら間近あだっちぃーはできんかった。

あと、金曜日のプロモーション回りは本当にありがとうございました。

部長は黒歴史。


・打ち上げ花火!

試合後に花火。
去年やった時は完敗で暗いムードの中、花火だけが浮いているという状態になってしまったと記憶しているのですが、
今回は勝つことができて花火で祝福という感じになってよかったですね。


てなわけで観客は8,663人。

1万人には届かず。

動員はかけてたんだろうけど、明らかなプロモーション不足と、今までの動員かけた試合の内容の悪さから
「カターレはタダでも見るに値しない」というのが定着している状況なので、頑張った方と言えば頑張った方なんでしょうが、
J2基準でいえばこういうときに確実に1万人超えられるレベルでないとダメなんでしょうなぁ。

とはいえ、今回は動員かけた試合でいい結果を出すことができた。
今までのようなタダでも見たくない試合ではなかったので、今後の動員に多少なりとも効果が出てくればいいですよね。


で、話は変わりますが、

富山県サッカー界の神こと柳沢敦に来てほしいのなら、残りホームゲーム9試合、全部これぐらいの動員が必要なんですよね。
タダ券でもいいので、毎試合8500人来れば、今までの収入を維持しながら、柳沢の獲得費用が捻出できます。

もし、次のホーゲームで動員が元に戻ったのなら、「お前らどうせ来ても1回だろ?2回も来ないだろ?」っていうのが確定しますから、
観客が減った分だけ柳沢が遠のきますよね。クラブライセンス制度の導入でこれからのJリーグは赤字に厳しくなりますから、
「柳沢を獲れば観客が増えるから十分に年俸分をペイできる」といういいかげんな言い分はより通用しなくなるんでね。


※9月18日追記

今回、FC東京と試合するにあたって、すなわちFC東京サポが富山に来るということで、
灰皿事件とか、「J2なめてません」みたいなナメた態度の横断幕とか、あんまり良い印象は持ってなかったんですけどw、
朝日大輔J1通算100試合出場の花束贈呈の時には普通に拍手してくれてたし、
どこぞの首都圏サポみたいな、練習の段階から盛大なブーイングを浴びせるみたいなのもなかったし、
思ってたより穏健な人たちだなあと。

ヴェルディサポにもそんなに悪い印象ないし、東京ってむしろまともなのかなあって思ったりして。
2chの富山スレに煽りも来なかったしw

ただ、富山にもアンチヴェルディTシャツ着てきてるサポーターもいたりして、
いやいや富山でそんな主張されても・・・そのTシャツ着るの味スタだけでよくね?とか思ったりもしましたけど(笑)。

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観戦レポ。11/08/28、J2第26節、カターレ富山vsFC東京

2011年09月06日 22時40分04秒 | カターレ富山の観戦レポ

2011年8月28日、18時04分キックオフ
J2第26節 カターレ富山vsFC東京
場所、富山県総合運動公園陸上競技場

スターティングメンバー
カターレ富山
      黒部
   朝日   大西
ソ  舩津   森  西野
 池端  福田 吉川健
      飯田

控え:金井、江添、酒井、棚橋、平野、木本、永冨

FC東京
    鈴木
       ルーカス
田邉         羽生
    梶山 高橋
中村 今野 森重 徳永
      塩田

控え:権田、椋原、永里、石川、上里、下田、坂田

結果
カターレ富山 1-0 FC東京

得点者(カッコ内はアシスト)
富:34'黒部(大西)
東:

交代
富:77'森→江添、77'黒部→木本、85'大西→棚橋
東:46'(HT)鈴木→石川、70'羽生→坂田、78'田邉→永里

警告(カッコ内は累積枚数)
富:67'舩津(1)
東:

退場
富:
東:

主審:廣瀬格 副審:田中利幸/植田文平 四審:出村友寛
観客 8,663人

※選手交代によるフォーメーションの変更
FC東京
鈴木→石川で、ルーカスの1トップの4-2-3-1に変更、石川は2列目右サイドに入り、羽生がトップ下
羽生→坂田で、坂田の1トップ、ルーカスがトップ下

なんでFC東京と試合しなきゃいけないんだ。いくらなんでも格差がありすぎる。そう思ってました。
とはいえ、この試合を逃すとFC東京を生で見ることがなさそうなわけで、行ってきたわけです。
ていうかあだっちぃー来るし、動員かけてグルメいろいろ用意してるし、行かなきゃだめでしょw。

スタメン。

ホームの富山は3-4-2-1。前節ジェフ千葉に引き分けた試合のスタメンから、ケガの足助翔に替えて吉川健太、
FC東京との契約上の都合で出場できない平出涼に替えて富山第一高校出身2年目の森泰次郎が入る。
ベンチには起用順位でいえば一番下であろう酒井や棚橋が入るほど総力戦状態。

アウェーのFC東京は谷澤達也が出場停止。替わって鈴木達也を起用。
そしていつもの4-2-3-1ではなく、FW1枚が少し下がり気味の4-4-2で、それもルーカスではなく鈴木の方を最前線に置いてきた。
ベンチには永里源気、石川直宏、坂田大輔とスピードに特長のある選手が並ぶ。
富山のスタミナが切れたところをスピードで蹴散らす狙いか。永里源気は女子日本代表なでしこジャパンFW永里優季の兄。

前半。

やっぱりFC東京は強い。
最初からFC東京がペースを握り、羽生と田邉が右から左から攻めてくる。

5分、FC東京、左サイドから羽生がドリブルでカットイン、シュートは枠の右

FC東京最初のチャンスがこれだったんだけど、この時点でこえぇ~レベルちげぇ~って思っちゃったもん。
ドリブル技術が違うし、シュートのスピードも弾道も違う。

カターレ富山はカウンターで8分に左サイドのソヨンドクから、10分に中央で朝日の粘りからチャンスを作るも相手守備がしっかり対応。

立ち上がりからサンドバッグになることを覚悟していたが、最初の10分でFC東京のチャンスは1つだけだった。
しかしFC東京の攻撃の波は次々と襲ってきて、

13分、FC東京、左からのコーナーキックをニアで合わせるが、ボールはファーに流れる
15分、FC東京、右サイド田邉がドリブルで池端を抜き去りゴール前にパス、鈴木達也が飛び込むがDFが体を寄せてブロック。
17分、FC東京、右サイド徳永のアーリークロスに羽生が合わせるが、うまくヒットせずボールは枠外

いやいや怖いよ怖いよFC東京。
特に17分のなんて、DFとGKの間に入ったボールに、DFの陰から羽生がヒョイっと出てきて合わせたやつだから、
これはうまいことやられたなと失点を覚悟しましたよ。

FC東京の猛攻に耐え続けていたカターレ富山なんですが、なんと、ここから富山の時間帯になるんです。

19分、富山、中から朝日、大西、黒部とつなぎ反転からのシュートは枠の右
22分、富山、右サイド西野のクロスは精度も良く黒部に向かって飛んでいったがGKがキャッチ
23分、富山、右サイド森のクロスに福田がヘディングシュートも枠外
25分、FC東京、カウンター攻撃で鈴木がドリブルで駆け上がるがラストパスはクリアされる

富山が主導権を握ったとまでは言えないですけど、五分五分の展開の中で富山がいくつかチャンスを作り、
FC東京がカウンターを狙うという、逆だろと言いたくなるような試合展開。そして・・・

34分、富山、西野からのパスを受けた黒部が大西とのワンツーでマークをはがしてシュート、これが決まって富山先制。

富山先制!
しかもアクシデント的な得点ではなく、パスで相手守備を崩しての得点ですよ!
森重、今野の強固なセンターバックを、パス回しと、ボールには絡んでないですけど朝日の裏に抜ける動きでばらけさせ、
黒部が徳永にギリギリ競り勝ってのゴール。見事な得点でした。

ただ、前半に黒部のゴールというとなんかいい予感はしないわけで(苦笑)、残り時間は失点の恐怖にビビってばかりですよ。
FC東京は当然点を取りに来てて、富山は守備に回る時間帯が多くなってきて、
そのうち1トップの黒部までが押し込まれてしまい、ボールを奪ったらとにかく前に蹴り出すしかなくなるという、
まだまだ前半なのに後半ロスタイムかのような状態になってしまう。

46分、FC東京、右サイド徳永のクロスからルーカスのポストプレーを経て田邉がシュートするもポスト直撃、ゴールならず

いやああああ!怖いよ怖いよ。1点リードのまま前半を終えられたらっていうところでこのシュート。
このシュートが入るか入らないかっていうのはかなり大きかったはず。

そして前半終了、富山が1点リードで折り返す。
しかし、前半の終わりごろの富山はほとんど守備→蹴っ飛ばす→守備→蹴っ飛ばすの繰り返しになっていて、
これが残り45分続けられるのかいなと思うと、不安しかないわけですよね。

後半、FC東京は鈴木に替えて石川を投入。

2分、FC東京、左サイド中村のクロスが福田の手に当たったように見えたがノーファウルの判定(当たってたとしてもノーファウルで妥当)
6分、FC東京、ペナルティエリア内でルーカスにボールが入るが、相手守備に阻まれる
6分、FC東京、石川のシュートは枠の上
9分、FC東京、石川がミドルシュート、GKが弾いたところにルーカスが詰めようとするが阻まれる。
14分、FC東京、バイタルエリアでボールを受けた田邉がドリブルで上手くDF裏に抜けるが池端に対応される

怖いよ怖いよ。

16分、富山、大西が右サイド高い位置でボールを奪いシュートも枠の右に外れる。

全ての時間でリトリートになるのではなく、前から行けるときには前からボールを奪いにいく。いいことです。

17分、FC東京、ルーカスのミドルシュートは枠の上だったが強烈だった。レベルが違う。
18分、富山、飯田のロングフィードを黒部が落とし、西野、大西とつないでシュートもチョロ。黒部が詰めるがGKが先にキャッチ。

21分、FC東京、田邉の浮き球パスをペナルティエリア内でルーカスがワントラップからの反転バイシクルシュート、GKがナイスセーブ。

このルーカスのシュートはJ2の試合ではなかなか見られない素晴らしいもので、
敵チームのプレーとはいえ、このワンプレーだけでも「お金(チケット代)を払った甲斐があった」と言ってもいいものでした。
GK飯田も守備範囲内ではあったが、それでもゴールを許してしまってもおかしくないくらい強烈なシュートを見事に止めた。

25分、FC東京、ロングボールから石川がDF裏を突きシュートも枠外
31分、FC東京、ルーカスからのパスを受けた田邉が左サイドからドリブルで中に切れ込みミドルシュートを放つもGK正面
37分、FC東京、中村が左サイド低い位置から相手守備をくぐり抜け中央PA前までドリブル、パスを受けた石川がミドルシュートも枠外。

FC東京の一方的な展開で本当に怖いですよ。
これ、別に一方的な試合だったと思わせるために富山のチャンスはわざと省いてるとかじゃないですからね。

45分、富山、カウンターからソ・ヨンドクが中央突破、途中出場の棚橋にパスしようとするが阻まれ、
こぼれ球を左サイド大外から全速力で走り込んできた木本がシュートもうまくヒットせず枠外。

アディショナルタイムは4分。

FC東京はルーカスめがけてのロングボールで手数をかけずにゴールを狙うようになってきたが、
富山はDF福田と途中出場のMF江添を中心にしっかり対応。

しかし49分、富山は自陣ゴール前40m弱のあたりでファウル、フリーキックを与えてしまう。
時間的にもこれが最後のワンプレー。今まで何度も終了間際の失点に泣かされてきた富山としては非常に緊張の高まる場面。

FC東京はGKの塩田も前線に上がってラストワンプレーに全てをかける。

ボールのところには石川と中村が準備。
ゴール前での競り合いだけでなく、ここで中村のブレ球シュートが炸裂したらどうしようという不安もプラスされて、呼吸するのも難しい。

結局FC東京はゴール前で合わせる方を選択した。石川からの浮き球のボールはいい具合にファーサイドゴール前に飛んでくる。

ゴール前の競り合いに勝ったのは・・・富山!

クリアしたボールを舩津と梶山が獲りにいくが、先に触ったのは舩津。舩津がクリアしたところで試合終了の笛。

カターレ富山が1-0で勝利。

ここで起きたかアップセット(番狂わせ)。

去年、柏レイソルに、ジェフ千葉に、あと一歩というところまで迫りながらも終盤の失点で叶わなかったアップセット。
今年、やりました。


というわけで勝ったカターレ富山。

押し込まれる時間が長かったのは当然として、だけど粘れた。

福田頼もしい。この夏に大宮アルディージャから期限付き移籍で加入した福田俊介。
フィールドプレイヤーとしてはカターレ富山初の体重80kg超の大柄なセンターバックで、
ここがフィジカルで勝てるというのがすごく大きく、そのことによって、周りの選手も思い切ってプレーできてるように感じます。

ちなみに福田は法政大学の出身で、大学の同期には2009年にカターレに所属していた江崎一仁もいて、
一緒にDFラインを形成したりしていたようです。

契約上の都合で出場できない平出のところに入ったのは森泰次郎。
森で大丈夫なのか、個の力で蹴散らされてしまうんじゃないだろうかと心配していましたが、
周囲と上手くやれていた、抜かれても後ろに福田が構えているというのもあり、あっさりやられることなく、健闘できていた。
得意のボール捌きに関しても、高卒2年目にしてはボランチの位置で良くできているなと思いました。

攻撃については、久しぶりに崩しての得点でしたよ。
今までは点は取れていたのですが、こぼれ球を決めたり、相手の守備対応のミスによる得点だったりと、
1点は1点ですけど、偶然の得点、事故の得点が多くて、それが得点力の不安定さにつながっていたわけですが、
自分たちの動きから点を取る、取るべくして取ったゴールを積み重ねていけば、安定して得点力を発揮できるようになるはずです。

まだまだ書きたいことはありますが、もう次の大分戦も終わっている段階で長々と書いていると、
その次の湘南戦まで過ぎてしまいそうで、とりあえずこの辺で。

負けたFC東京は今季初の連敗。

今シーズン先制されると追いつけないという課題が、下位の富山を相手にしても解消することができなかった。
今野が「富山には、この試合に勝ったら優勝というぐらいのモチベーションがあった」とコメントしていた通り、
相手の高すぎるモチベーションに対して、受けてしまったのもあるのではないだろうか。

また、谷澤達也の出場停止も多少は影響があったように思います。
谷澤はカターレ富山キラーで、去年のジェフ千葉、今年のFC東京、カターレ富山相手に今まで3試合やって、合計4得点なんですが、
そのうちの3得点に谷澤が絡んでるんですよね。それぐらい富山に対して結果を出せる選手でした。

あぁそういえば永里源気も富山キラーでした。
アビスパ福岡時代富山相手に2得点、東京ヴェルディ時代は得点こそないものの、
スピードに乗ったドリブルで富山の守備をズタズタに切り裂いていました(足助が簡単に抜かれていた)。
しかし、今回は富山の守備がしっかり引いてる中での投入だったこともあってか、スピードに乗ったドリブルはうまく発揮できなかった。

最後に。
FC東京は昇格できるかどうか。

できると思います。

僕が昇格できるチームかどうかを見る基準は「最初から試合を決めに来てるかどうか」。

FC東京の試合を見慣れているFC東京サポーターの人には今回の試合がどう見えたかはわかりませんが、
僕には十分に最初から試合を決めに来ていると感じました。

てことで9月6日にようやく書き終わりー。遅ぇ!w
試合以外のことも別エントリで書きたいんだけどなー・・・。

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