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椎間板ヘルニアからの復帰をめざしてただいま絶好調静養中!

観戦レポ。11/07/03、J2第19節、カターレ富山vsジェフユナイテッド千葉

2011年07月10日 17時28分40秒 | カターレ富山の観戦レポ

2011年7月3日、18時04分キックオフ
J2第19節 カターレ富山vsジェフユナイテッド千葉
場所、富山県総合運動公園陸上競技場

スターティングメンバー
カターレ富山
      木本
 朝日   森   大西
 谷田  平出  西野
 池端  江添  舩津
      内藤

控え:金井、吉川健、ソ、関原、平野、黒部、苔口

ジェフユナイテッド千葉
      オーロイ
深井    米倉     伊藤
    ゲッセル 佐藤
青木良 ミリガン 竹内 山口
       岡本

控え:櫛野、福元、茶野、村井、林、青木孝、久保

結果
カターレ富山 1-2 ジェフユナイテッド千葉

得点者(カッコ内はアシスト)
富:90'+1黒部(平野)
千:52'深井、69'オーロイ(佐藤)

交代
富:66'西野→黒部、66'森→平野、75'木本→ソ
千:88'米倉→林、89'オーロイ→久保、90'伊藤→青木孝

警告(カッコ内は累積枚数)
富:
千:24'ファン・ゲッセル(3)

退場
富:
千:

主審:今村亮一 副審:越智新次/川崎秋仁 四審:新恭一
観客 3,529人

※備考 ハーフタイム中の雷雨のため、後半開始31分遅延

選手交代によるフォーメーションの変更

富山
西野→黒部、森→平野でこうなる↓
   平野   黒部
朝日   木本
    谷田 平出
池端 江添 舩津 大西
      内藤
木本→ソで、2列目左にソ、トップ下に朝日

千葉
米倉→林で、2列目右に林、トップ下に伊藤
伊藤→青木孝で、2列目右に青木孝、トップ下に林


ジェフ千葉戦です。もしかしたら富山でジェフ千葉を見られなくなるかもしれないので現地に行きました。

スタメン
富山は黒部と苔口をベンチスタート、ボランチの森をトップ下で起用
千葉は一部ではオーロイをスタメンから外すという予想もあったが、スタメンで使ってきた。

前半。

3分、千葉、青木良が左サイドハーフウェー付近から放り込み、ゴール前でオーロイが頭で落とし、佐藤が詰めるが、詰めきれず。決定機
7分、千葉、岡本のロングフィードをオーロイが頭ですらし、米倉が詰めるがGKにキャッチされる。
9分、富山、大西が高い位置でのパスカットからチャンスを作り、森、西野、朝日、木本が絡むも繋ぎすぎてしまいチャンスを潰す。
12分、千葉、岡本のロングフィードをオーロイが頭ですらし、深井が詰めるがもう少しのところでGKにキャッチされる。決定機

しばらくまったりの時間帯。富山は放り込んでも木本がほとんどオフサイドになるので攻撃が全然できない。

25分、富山、右サイド大西のFKに江添が詰めるが相手DFがしっかり守る。
25分、富山、相手スローインを奪ってパスを繋ぎ、森がミドルシュートを放つもGKがセーブ。
26分、千葉、左サイドで深井のパスを受けた青木良がドリブルからシュートを放つが相手選手に当たりコーナーキック
富山は西野が油断してて守備対応が遅れてしまい、シュートに持ち込ませてしまった。
27分、千葉、伊藤の右CK、ゴール前のオーロイを囮にしてファーに流れたところをミリガンが突っ込むがわずかに合わず。決定機
29分、富山、ミリガンのボール捌きのもたつきを突いて大西がボール奪取、西野がクロスに持ち込むが木本に合わず

30分を過ぎたあたりから富山の出足が遅くなり、プレスの位置も下がってきて防戦一方になってくる。もうスタミナ切れか。

32分、千葉、ファンゲッセルのスルーパスはオーロイに合わない
35分、千葉、左の深井から中央米倉、右の山口とつないで、クロスに伊藤が合わせようとするが守られる。

千葉の一方的な展開でハーフコートゲームになってきた。
中盤での奪い合いも減り、最終ラインの攻防が続く。千葉の先制ゴールも時間の問題かと思った。

富山はボールを奪ってもロングボールを前線に入れることしかできず、
ロングボールを蹴ったところで毎回木本がオフサイドになっているので、全く機能しない。

46分、右サイド山口のクロスからペナルティエリアの外で深井がシュートに持ち込むが枠外。

前半終了。

千葉が思ったほど前半からアグレッシブには来ていなかった。
富山は30分を過ぎたぐらいから集中を欠いてると見られるプレーが散見され、守備もズルズル下がってきており、
前半を終えて0-0とはいえ、こんなので後半45分戦えるのか?というのが前半を終えての感想。

あと、一つ気になったのが、富山の控え選手のアップに入る時間がいつも以上に遅く、ダラッと入っていたこと。
いつもは35分を過ぎたぐらいから控え選手がアップを始めるのですが、その時間にアップを始めたのが吉川健太ただ一人。
他の選手は40分ぐらいにようやくアップを始めていた。この光景はすごく萎えた。
練習ちゃんとやってるから云々言われても、こういうのを見せられちゃあねぇ。

前半を終えたところから雨が降り始める。そして、ハーフタイムを終えて選手がピッチに戻ってこようとしたところで雷が鳴り、試合中断。
雷はそんなに続かず、雨も次第にやんできて、31分の中断をはさんで19時35分に後半キックオフ。

ここで気になったのが、試合再開が決まってから後半キックオフまでの時間の使い方。
両チームともにボール回しなどをして試合をする状態に持って行くのはまあ当然として、
千葉は準備運動、給水、ミーティングにもしっかり時間を取って後半に向けての準備をしていた。
富山はほとんどをパスとシュートの練習に費やし、準備運動はキックオフ直前に少しやったぐらいだった。給水とミーティングはなし。

もしかしたら富山はハーフタイム中に十分な準備がなされていたのかもしれませんが、
千葉の入念さを見ていると、やはりこういうところにも差が出ているのだなと。
ましてや富山なんて後半の極端なパフォーマンス低下と戦術の破綻が問題点だというのに、
そのどちらについても相手チームより甘く見ているのはねぇ、富山は弱くなるべくして弱くなったんでしょうね。安間だし。

後半。

キックオフしたところからずっとハーフコートゲーム。

4分、千葉、相手のクリアボールを深井がボレーでミドルシュートを放つが枠外。びびった。
7分、千葉、右サイド高い位置で山口が横パス、オーロイからファンゲッセル、深井と繋いでシュート、これが決まりジェフ千葉先制。

別にカウンター攻撃だったわけでもないのに西野が行方不明で、舩津が1人で守備対応していた。
安間3-3-3-1の理論ではサイドで数的優位を作る、サイドにボールが出されたときに複数の選手で対応できる
というものだったはずだが、全く理論通りにはならずに1対1の勝負から簡単にシュートを決められてしまった。

深井のシュートが良かったと評価している人もいるだろうが、第13節、ザスパ草津戦のラフィーニャのゴールと酷似しており、
同じ場所、似たシュートで失点するということは、守備が修正できてない、もしくは、本来ならば問題視されなければいけないところなのに、
相手のシュートが良かったからしょうがないと考えて、修正すべきポイントだと思ってないわけですよね。
まぁ安間だと「これがうちの立ち位置」と決めつけたがるので、弱いんだもんしょうがないじゃなーい程度の受け取り方でしょう。
そんなんだからチームがどんどん崩壊していってるわけですけれども。

9分、千葉、相手GKのスローイングミスからチャンスを作るがものにできず。
11分、千葉、バイタルエリアでの競り合いのボールがDFの裏に抜け、深井が突っ込むがGKが先にキャッチ。
13分、千葉、相手DFがクリアにもたついているところに米倉が食いつくがシュートに持ち込めず。決定機。
14分、千葉、相手ゴールキックがすぐ千葉ボールになり、左サイド深井がシュートを放つが枠外。
15分、富山、森がスルーパスを出すが相手DFが守る。
21分、富山選手交代、森と西野を下げて平野と黒部を投入、3-2-3-2にしたらしいが大西が右サイドバックにしか見えない。
24分、千葉、米倉が右サイドからペナルティエリアへ侵入を試みるも相手選手3人に囲まれ潰される。
しかし相手のクリアが甘く、ボールはノーマークの佐藤に渡り、余裕のクロスからオーロイが頭から突っ込んでジェフ千葉追加点。
どフリーの佐藤にボールが渡った時点で勝負あった。富山はボールに群がる拙い守備対応で大事なところに選手がいなかった。

巷ではオーロイはヘディングシュートができないなんて言われてるらしいですね。でも今回は決まったわけで。
ただ、これは「そう言われてるけどヘディング決めた」と取るのは間違いで、「そんなオーロイですら決められる守備のレベルの低さ」と
解釈するのが正しいです。たぶん他所ではそんなに決められません。

30分、富山選手交代、木本→ソ・ヨンドク
交代でピッチに入ってからここまでずっと空気で行方不明だった黒部が、このぐらいからようやく試合に入れるようになる。
途中出場のくせに全然走ってないですけど。

34分、富山、舩津のロングフィードを黒部が頭ですらし、平野がシュートに持ち込むが、弱い。
34分、富山、ソ・ヨンドクのパスを受けた大西が左サイドから中に切れ込みシュートを放つがクリアされる。
35分、富山、左サイド、ソ・ヨンドクのクロスはクリアされるがこぼれ球を朝日がシュート、GKがセーブ、
ボールは右サイドに流れて江添がクロス、クリア、富山拾う、江添クロス、クリア。
42分、千葉、右サイド佐藤のクロスに誰か(米倉かな?)がダイレクトシュートを放つが、オフサイドかファウルかだった。
43分~45分、千葉はプレーが止まるごとに1人ずつ選手交代をして時間を使う。
46分、富山、相手DF竹内のクリアミスに平野が突っ込み、相手DFミリガン、GK岡本と交錯する寸前に横パス、
黒部が無人のゴールに押し込んで1点を返す。

試合終了。1-2で千葉の勝ち。

ホームの富山はまたもや負けで10試合勝ちなし。
千葉は攻撃時でも常に5~6人が守備態勢に入っており、カウンター攻撃もほぼ効果が見込めないようになっているのですが、
富山はそんな守備陣に対する有効な策を全く打ち出すことができず、いつも通りのロングボールを蹴っ飛ばしては、
木本が何度もオフサイドにかかりまくりで全然得点の可能性が見えないサッカーをやっていた。
木本は開幕戦からやたらとオフサイドにかかっているのですが、練習では何をやっているのでしょうか。
おそらくシュート練習ばかりで、最終ラインとの駆け引きやオフザボールの動きは全く練習していないことが容易に想像できます。
トップ下に入った森は、平出が持ち場を離れた時のカバーはできていたが、攻撃面では、頭の上を通過するロングボールばかり
だったというのもあると思うが、全然いいところがなかった。ただ、後半に2回ぐらい前を向いてボールを持てた時があって、
そのうちの1回、良いスルーパスが出せていて、僕が「案」の中で書いた、森を1列上げるという考えが
そう間違ったものではなかったかなとも思いましたよ。ただ、でも、2列目で使うには動きが少ないかな。
3-3-3-1だと前後左右が蓋をしていて選手が動けないフォーメーションでもあるので、やはり4-4-2の2列目で見てみたい。

終盤こそソ・ヨンドクのドリブルや黒部への放り込みで多少は良い場面があったが、90分トータルで考えると、
やはりお粗末としか言いようがなかった。2点差ついてからは相手も手を抜いていて、
後半ロスタイムに1点を返したのも明らかに相手の重大な守備のミスによるものだったし、
それまでの90分間、全く攻撃の形が見えてこなかったことから、何一つ評価できるものはないと思った。

いや、一つ評価できるところがあった。
千葉のコーナーキックを2本に抑え、また、マーク・ミリガンのロングスローが出る場面、つまり高い位置でのスローインを与えなかった。
千葉にとってはコーナーキックとミリガンのロングスローというのは得点パターンなので、このことは評価してもいいと思う。
まぁ前半にコーナーキックから失点しかけたわけですけれども。

あ、黒部はやっぱり途中からの起用ですよね。
去年も一番動きが良かったのが、天皇杯横浜FC戦の途中出場だったし。それなのにスタメンで使い続けていた監督は素人。

一方のジェフ千葉。
前半30分ごろからのハーフコートゲームを後半にもそのまま持ち込むことができ、余裕の2ゴール。
そのあとは流し気味でテキトーに試合してたわけですが、それでも試合終了間際の失点はいただけない。
カターレ富山が相手だったからこそ2点差が1点差になっただけで済みましたが、これが他のチーム相手だと、
点差が縮まるんではなくて、勝ち点3を勝ち点1に、勝ち点1を勝ち点0にする失点になった可能性だってあるわけですよ。
なので、たとえ流し気味に試合を進めても、大事なところはしっかりとやる、それができないと、今後の昇格争い、
さらにはJ1昇格後の戦いを厳しくさせてしまうのではないかなと思った次第です。
あと、僕が思ったのは、選手交代が3つとも終盤の時間稼ぎに使ったということで、
ドワイト監督はピッチ上の選手ほど富山に対してナメてかかってはいなかったかなと。

現在首位を走っているジェフ千葉ですが、このままJ1に上がれるかどうか。
僕はこれを見るときのチェックポイントとして決めているのが、「キックオフ直後から試合を決めに来ているかどうか」です。
やはり昇格するチームって、日程が詰まってても、下位相手でも最初から試合を決めに来るんですよ。
前半のうちに3点差つけちゃおうみたいな。そういう意気込みがあったかと言うと、今回の千葉からはそんなに感じられなかったわけで、
これ大丈夫なんかなーと思ったわけですよ。まぁでも他のチームと見比べると3位以内には入れるような気がするんですけどねぇ。
気になるっちゃー気になるところです。

今回の試合ではハーフタイムに雷雨による中断がありましたが、ゴール裏もすみやかに避難してもらいたいものですね。
こういう状況下でも声を出して応援する姿勢を表したかったんだと思いますけど、何かあった時に責任取らされるのはカターレ富山だし、
人命にかかわる事故が起きたらJリーグ全体が悪く言われてしまいますからね。
なので、応援を続けるにしても、安全な場所に避難した上で応援してもらいたいなと思いました。
音響設備の弱さと小声のアナウンスのせいで注意のアナウンスがゴール裏まで届いていなかったかもしれませんが、
試合が中断しているという時点ですなわち安全な場所に移動しなければならない状況であることぐらい
ゴール裏にいるような人たちはわかってるはずですから、ホームサポ、アウェーサポ関係なく、
このぐらいのことは自然とできるようになってもらいたいものです。

主審は今村亮一さん、日焼けしてすごい黒くなってました。

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安間貴義のデタラメ

2011年07月10日 02時59分25秒 | サッカー

柏レイソル-ベガルタ仙台の試合を見ていたんですよ。
試合は1-0、試合終了間際の澤昌克のゴールで柏レイソルが勝利したわけなんですが、

澤選手、ゴールを決めたらベンチの方に走っていってましたよね。

これ、安間基準で言うと選手とサポーターの仲が悪いことになりますよね。
ましてや柏サッカー場なんて、サッカー専用スタジアムなので、あんなにサポーターが近いんですよ。
それなのにゴール裏に走って行かなかったんですよ。これは確実に選手とサポーターの仲が悪いですよ。

なんてことを書くと、

はぁ?何デタラメ言ってんだよお前?って言われるかもしれませんが、

それだけ安間の言ってることがデタラメだということです。

僕だってデタラメ書いてることぐらいわかってます。柏サポーターと澤選手は仲悪くないですよね?

あ、もしかしたら富山サポじゃない人がこの記事を目にしているかもしれないので一応説明しておくと、

先日、安間貴義が
「去年ここ(富山)に来た時に思ったんですよ。なんでサポーターと選手はこんなに仲悪いんだと思って。
点取ってもこっち(ゴール裏)来る奴いないじゃないですか!」
って言ったんですよ。

富山のゴール裏で安間貴義が叫ぶ
http://www.youtube.com/watch?v=M7TQVfJo7k0

でも実際ゴール決めた時にゴール裏に行くか否かだけで仲の良し悪しが決まるかと言えば、そんなことはない。
当たり前ですよね。

なので、この安間発言は非常にばかげているのです。
安間は平気でデタラメ言うので、真に受けてはいけませんよ。

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「横にもコンパクトなサッカー」などない

2011年07月03日 14時57分27秒 | サッカー

週刊サッカーマガジン2011年7月12日号(6月28日ごろ発売)
連載「指揮官たちのJ2戦記」で、栃木SC松田浩監督のインタビューが載っていますが、インタビュー中に出てきた

「リスクをかけて密集を作ろうとしているチームがあるけど、攻撃的か守備的かと言うと・・・???」

ってこれカターレ富山のことやないかいw

松田監督が言うには、横方向にオフサイドがないのだから、サイドチェンジで簡単に振られるのに、

と、リスクだけ高くて意味のわからないサッカーみたいな言われ方してるんですよね。

まあ当然です。
密集を作れば必ずどこかが空きますから。

一方のカターレ富山は、理論的には「敢えてサイドを突かせてそこでボールを取る」「サイドチェンジをさせない守備対応」
ということになってて、いしかわごうみたいに甲府ブランドに盲目な人とかはそれを評価してたりしますけど、

どっちの考えが正しいかと言うと・・・チームの成績、監督の実績が示すとおりですよね。

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