２０１１年総括。

有馬記念も終わり２０１１年の中央競馬は終了しました。
年初にあげた目標に対する結果を振り返ります。

■勝利数　目標：８勝　結果：７勝
この項目は本当に悔しい結果となりました。９月の段階であと１つになって、これは時間の問題と思いきや、そこから２着４回という勝ちきれない競馬が続いて、結局達成ならずに終わってしまいました。改めて勝利の難しさを感じます。１着と２着では大違いなところがあるので、やっぱり勝ってもらいたいですね。

■出走数　目標：７０戦　結果：５３戦
かなり早い段階で赤信号がともっていた項目です。マイティー、ピースの早期引退が大誤算でした。この２頭が健在なら目標に肉薄していたと思われます。特にマイティーは年間１０戦以上をこなしていた馬なので、この馬が引退したのが痛かった。さらに震災で出走予定が狂ったピース、マヒナもいましたし、震災影響も無視できなかったと思います。

■口取り　目標：１回　結果：０回
こちらもいくつか惜しい状況がありました。申込は例年以上に行ったのですが、最近は権利取りも簡単ではなくなっています。毎日王冠２着は痛かったです。さらにロットネストの大井戦は結果的に現地に行けたのですが、申し込まなかったのが痛恨。後は関西圏での勝利が多く、なかなかめぐりあわせがないと難しいです。

■名前応募　目標：全馬　結果：全馬
今年から名前応募は出資馬に限るとのことでしたので、一応応募はしました。採用はならず。いつかは採用されてみたいものです。この項目だけは達成でした。


総合的な達成度は低くて、特にこの秋の状況が歯がゆいので上出来といえる年ではありませんでしたが、一方でリアルインパクトが安田記念勝利の大仕事をやってくれ、ダローネガも２歳戦で健闘と、先が楽しみな馬も出てきました。４歳馬の不振が全体成績に影響していますが、それ以外はよくやってくれたと思います。


■年度代表出資馬

　リアルインパクト　安田記念１着、ＮＨＫマイル３着、マイルＣＳ５着
　　　　　　　　　　毎日王冠２着

　文句なしで２年続けての選出です。久々のＧ１勝利、祝賀会にも出席し特別な時間を与えてくれたリアルには大感謝です。もちろん戸崎騎手、陣営のみなさまにも。来年も無事に頑張ってほしいと思います。

■殊勲賞：ダローネガ
　敢闘賞：レックスパレード
　技能賞：ビンテージチャート

　このあたりは適当ですが、２番手は２歳戦で頑張ったダローネガ、そして２勝してくれたレックスパレード、準ＯＰへ昇格し、最後の最後まで走ってくれたビンテージの３頭はよく頑張ってくれたと思います。

２０１１年１２月のまとめ

８勝目の期待がかかった１２月でしたが、結局今月も未勝利に終わりました。これで９月にダローネガが勝ってから３ヵ月未勝利です。その間に２着は４回を数えていてなんとももどかしい状況が続いています。

■２０１１年１２月のまとめ
５戦　０－０－０－５

本年通算
５３戦　７－４－４－３８

■出走リスト
ビンテージチャート　美浦Ｓ　　　　　９着
ラスリーズ　　　　　未勝利　　　　　８着
リアルインパクト　　阪神Ｃ　　　　１０着
ダローネガ　　　　　朝日杯　　　　　５着
ビンテージチャート　グレイトフルＳ　４着

■期待の大きかった１２月ですが結局馬券にからむことすらなく終了。レースで不利があって力を出し切れないレースがいくつかあって不完全燃焼という言葉がぴったりな今月でした。これで今年の出走はすべて終了。ビンテージチャートの最終戦に口取りの最後の望みをかけましたがこれも及ばずでした。

■年明けに向けて
　２歳勢はラスリーズがただ１頭入厩中で、２１日の中山戦を予定。レチャーダは早々に引退が決まり、それ以外の５頭は放牧中です。サードシアターは中山開催というコメントもあるのでこちらもいずれ再始動がありそう。ダローネガはアーリントンＣ目標に充電中。未デビュー組ではゲート合格済みのスターノエル、状態の上がってきたプラチナスレッドに期待です。
　今年頑張った３歳勢はいずれも充電中。レックスパレード、ロットネストの２頭は２月頃には復帰出来そうな状況。リアルインパクトは来年の目標設定が定まらない中で充電へ。マヒナは状態が落ちて再放牧へ。
　唯一の古馬生き残りビンテージチャートは、中山で出走したばかりですが意外にも続戦との報告。これまで蹄の関係で休み休み使ってきた馬なので、ここでの続戦はちょっとびっくり。寒い季節の方が良さそうではありますが、休み明けに走る感じもあるので短期放牧でも良かったのでは。
　稼働馬が少なくなって年明けはさみしい陣容です。２歳（明け３歳）に頑張ってもらいたいです。

ビンテージチャート、７枠９番。

明日の中山１２Ｒ、グレイトフルＳ出走のビンテージチャートですが７枠９番に決まりました。中山２２００ｍなのでスタート後の直線が長く、それほど枠順の有利不利はありませんが、ここなら文句なしですね。鞍上は北村騎手に戻ります。

年間目標の８勝、口取り１回の両方をこのレースでクリア出来るか、このところの着順から強気にはなれませんが、最後の最後での起死回生の可能性がある限り期待したいと思っています。

１２頭立てで甲斐路Ｓの時のメンバーと比べれば２枚くらい落ちるメンバー構成だと思います。このクラスでの実績馬もいますが頑張って欲しいです。

今年の最終戦はビンテージチャート。

先週の重賞２連戦が今年の最後かと思っていましたが、ビンテージチャートが急遽中１週での出走を表明。この一戦に今年の年初目標の８勝目、そして口取り１回のラストチャレンジがかかることになりました。もう年初目標の達成は絶望と思っていましたが、クリスマスイブの日に望みをつなぐ形になりました。

中１週でつかうのはこの馬としては異例ですが、前回が内で包まれて全く脚を余した状態だったのでダメージが少なかった様です。次は中山の２２００ｍ、２勝している得意条件ですし、ここは変わり身を期待したいと思います。寒波が来ていて天候も不安ですが、ここは口取りを申し込んで最後の１戦に賭けたいと思っています。

リアル１０着。ダロー５着。

重賞２連戦は不完全燃焼の結果に終わりました。

阪神Ｃ出走のリアルインパクトは、今回は押して行って３、４番手の内の位置取り。ここまでは良かったですが、前の２頭のポケットに入ったまま前の馬がバテてまったく出せず、行き場を失って下がってしまう大不利。まったく競馬をしていません。内に入った人気馬の不安がモロに的中して非常にもったいない競馬となりました。この後は来年に備えて放牧ですが、距離適性も測れず今後の行き先がわからなくなっています。個人的には短距離よりはマイルから２０００ｍくらいを目指して欲しいですね。関西圏でのレースは毎回結果が出ていない、ツキが無い感じなので府中、中山での出走をお願いしたいです。中山記念あたりで復帰が嬉しいのですが。

朝日杯のダローネガは大外から。こちらはまず枠入れの順番が最後入れにならず、１５番が最後入れになった点は見ていて不満でした。中で待たされてわずかに出遅れて位置取りを挽回するためにジリジリ上がっていくことに。最後入れなら出遅れもなく、もう１列前で競馬出来たかもと思いました。直線に入っても着順を上げていきますが５着でゴール。不利のある中では頑張った方だと思います。あまり精神状態も良くなかったようなコメントですし、まだこれからですね。

リアル最内、ダロー大外。。。

枠順確定を見て唖然。。
最内と大外という極端な枠順となってしまいました。リアルの方は内なので包まれる心配はありますし、人気なのでマークされて外に出せない展開が怖いです。とはいえ内ならコース取りの不利はないでしょうし、馬場もまだそんなに不利はないと思います。

問題はダローネガの方ですね。鬼門の中山大外枠。ここだけは、というところに入ってしまいました。１６頭フルゲートでの大外はかなりの不利があり、データ的にも苦しいです。ダローネガ自身は頭数は少ないとはいえ外枠では２戦２勝というのがあるので、そこに期待ですね。昨年、リアルの時は内目の好枠と思っていましたが、内につつまれかけて苦しい状況もありました。ダローには不利を克服して頑張ってくれることを期待するしかありません。そういう意味では前回出遅れて接戦した様に、そこそこ後ろからでも脚が使えることが判っているのは怪我の功名というか、逆に良かったかもしれません。先行しかやったことがないよりも、後ろからの競馬も出来るという意識があるだけで、騎手の選択肢が増えるはずです。後は佐藤騎手に任せて好結果を祈ります。

出走確定

リアルインパクト、ダローネガ共に今日の出馬投票で出走確定となりました。
両馬とも無事に追い切りを終えて、後はそれぞれ輸送をこなしてレースに臨むのみとなっています。

まずは土曜日、リアルインパクトの秋３戦目に期待です。阪神Ｃは定量のＧ２なので斤量面では引き続き古馬に対して１ｋもらえることになります。それほど斤量を気にする馬ではありませんが、やはり軽いに越したことはありません。今度も鞍上はユーイチですが、公式のコメントにもあるとおり今回はもう少し考えた騎乗になるでしょう。

メンバーは揃いますが力を発揮出来れば今度もいい勝負が出来るはず。頑張って欲しいです。

週刊ギャロップ

久し振りにギャロップを購入しました。
今週末は土曜日曜と２日間にわたって重賞に出資馬が出走。いずれも主役級での出走ということで熱い週末となりそうです。一口ライフも１０年になりますが、こんなに楽しみな週末はこの先もなかなか無いと思うので、今週は渾身で競馬を満喫したいと思います。

阪神Ｃ出走のリアルインパクトはマイルＣＳに引き続きユーイチが鞍上となります。前回は少し構えすぎて位置取りが思ったより後ろになった分だけ負けた感じでした。今度はもう少し考えた騎乗になると思います。距離の１４００はデビューから２戦で経験済みですし、守備範囲のはずです。重賞勝利は簡単ではありませんが状態は良さそうですし頑張って欲しいと思います。

朝日杯出走のダローネガは主戦の佐藤哲三騎手に手綱が戻ります。デイリー杯はまさかの大出遅れで２着でしたが負けて強しの内容。なにより中山マイルの申し子の様な血統と、父ゆずりの勝負根性が武器の馬です。体調さえまともならいい結果が付いてくるレベルの馬だと思っています。枠順はやはり中山マイルだけに重要。７、８枠と１番内だけは避けて欲しいなと思いますが、明日の確定が楽しみです。

今週末は今年の集大成。

今週末の重賞２鞍は今年の一口生活の集大成です。土曜のＧ２阪神Ｃに向かうリアルインパクト、そして日曜のＧ１朝日杯にはダローネガがそれぞれスタンバイしています。いずれも前回のレースでは悔しい思いをしただけにリベンジの１戦となります。今年の出走予定で判明しているのはこの２鞍のみ、朝日杯が今年のラストとなりそうなので、本当に頑張ってほしいと思います。年初目標の年間８勝まであと一つ、その達成がなされるとしたら重賞制覇ということになります。

週末日曜は中山ゴンドラ席を予約済み。今週に引き続き２週続けてのゴンドラ入りです。出資馬のＧ１出走を現地応援で満喫したいと思っています。昨日の様におだやかな天候になってくれたらいいなと思います。昨年は寒い中でリアルインパクトが２着となり口取りを逃して悔しい思いをしたレースでもあり、今年再びダローネガがその舞台に立ってくれるのはとてもうれしいことです。あと１週間、無事に過ごして最終調整を順調にこなしてレースに向かって欲しいですね。

ラスリーズは見せ場十分。

今週の中山２戦はいずれも着外に敗れてしまいました。
ラスリーズはスタート悪く最後方からの追走。開幕２週目の中山でこれではどうかと見ていましたが、直線大外から追い込んで着差わずかの８着でした。上がり３ハロンはメンバー中最速の３４．８で、非常にいい脚を使っています。スタートは課題ですが暴れていたりではなく驚いて頭を上げた時にゲートが開いたという状況の様です。

今回は牡馬混合で強敵の多い１戦でしたが、今のレースぶりならいずれ勝ち上がりを期待出来そうです。今回は休み明けでプラス２４ｋと大きく体重を増やしていましたが、これだけ走れたのならかなり成長分があったと見て良さそうです。

次戦に向けて順調にいけば面白いですね。中山より東京が向きそうな現状ですが次は２月の府中か、それとも間に中山を使うのか、そのあたりの勢司先生の采配も注目です。