妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

本日の妻の調子は最近では最高に良かった

2012-06-07 22:15:19 | 日頃気になること

3日毎の施設での夕食の食事介助 今日は施設へ向かう前から何となく

晴れやかな気分だった。


3日前は 何となく気分がすぐれぬままに施設に向かったが 妻は元気がでるまでに少し

時間がかかった。


妻は左手が固まって常に拳を胸に当てている状態なのが 今日は手を開いて右手を

擦っているのです。


左手を持つと自由に動かせるのです。

今までの経過からは信じられないのです。


表情は生き生きとして 笑顔を見せ 3日前とは全く別人にみえます。

今日は 何か喜ばせてもらえることを見せてもらえる予感がしてました。


私の隣の入所者さん 妻を見て元気になったといってくれました。

又 例の男の入所者さん食事を終えて車椅子でやってきました。

この方も 一目であまりの元気な妻を見て いつものセリフ 「とうちゃんを分かるのかい」

が出なくていきなり「治った!!」と言ったのです。


とにかく あまりの変貌ぶりなのです。

 

今までに この様な現象何回かあり希望を持たせてもらったが いつもその場限りだった。

これでいいのだと いつも納得して施設を後にします。

 

今でもアルツハイマー病は絶対に治らない病気とは思っていません。

認知症がかなり進んだ段階でも時として素晴らしい判断力を示すことがあります。

何もしゃべれないのに 突然言葉を発するのは 医学的 にどう説明できるのか。


今回の拘縮した左手が自由に動いてる動作 静止画ですが携帯のカメラに撮ってあります。

本日の妻の状態 2年前の病状と変わりません。

もしかすると認知症は治るのではないかと希望が持てます。