妻はアルツハイマー型認知症だった 介護終了・・・介護者のゆくえ

妻は入居中の特養で平成28年6月4日最重度の段階で永眠しました
妻の遺言を一生忘れないで生きていくつもりです(秘密)

妻のアルツハイマー病は本当に不可思議だ

2013-12-02 22:27:15 | アルツハイマー型認知症

本日の夕食介助 (アルツハイマー病で要介護5 全介助の妻は 特養に入居しています。3日毎に夕食介助に通っています。自力で食事は摂れません。)

PM6:00 妻のグループの食堂に入室

今日は 6人の入居者さんテーブルを囲んで夕食を待っていた…と言うよりただ黙って車椅子に座っている状態。


妻は目は瞑って 口は少し開いて…それでも背筋も 首も 真っ直ぐだった・・・

声をかけても手を握っても全然反応がない・・・

職員さんは「今日は日中から眠そうで体調がすぐれないようだったが、今、水分は十分とったところです。」と言われました。


椅子に良い姿勢で座っていられるのは首,脇、背中に、いろいろなパッドで整えているせいだった。


ほとんど眠っている様なので これでは夕食は無理かな?と思った・・・夕食がきた・・・

まず スプーンでお粥を口もとまで運んで いつものやり方で「ハイッ・・・ごはん・・・!!」と声掛けと同時に右手を強く握ると 目は瞑ったままでスプーンは唇に触れてないのに口を開けた!


このやり方で時間をかけて食べさせたが 半分ほど残した時点で口はロック状態になってしまった。

この時点で夕食を完了。


食後の服薬があります・・・この状態では薬は飲まないと思ったことは一度もないのです。

必ず飲むのです!! しかもこの時ばかりは一段と大きく開けるのです・・・?!


案の定「ハイッ・くすり!!」と声を掛けただけで 手も握らないのが目を瞑ったままで大きく口を開けた。


もう一度と言うと また大きく口を開けた!


意思の疎通が出来ないのがこの服薬の時だけ即反応するのは何か原因がある筈だ!!


治療のヒントがあるかもしれない


妻のアルツハイマー病は本当に不可思議だ