への次郎が行く

カメラと地図を片手に気ままに出かけます。

地元愛されフード パーコー料理

2024年10月10日 | ランチ

岐阜県川辺町で白扇酒造の酒蔵祭りに参加したあと、東隣りの八百津(やおつ)にやって来ました。十数年ぶりの訪問です。

 

ここは木曽川川湊があった歴史のある町、今でも古い町並みが残っています。

この先に、地元CBCテレビの「地元愛されフード」で紹介された定食屋があります。この日、そちらでランチです。

 

 

ここです、ここです、昭和8年創業の三勝(さんかつ)

への次郎 味があるなぁ~

奥さん  「昭和の定食屋だね

古い町並みに溶け込んだお店でした。

ちょうど昼時、店の中でも、店先の駐車場でも、名前を書いた客が順番を待っていました。

 

30分待って店の中に呼ばれ、丸椅子に座ってしばらく待機です。

店内狭小、満席。色紙・貼り紙多し。

 

お奥さん 「三勝って、何?

検索したら、「味に勝つ、量に勝つ、値段に勝つ」という意味だそうです。期待できます!

 

待っている間、メニューを見て事前注文するのがここの流儀。ほとんどの客は、パーコー料理を注文します。で、我々もパーコーに決定!

 

注文を伝えると同時に、3人がやっと座れる唯一の座敷に着座、

福助くんとご対面。

 

壁には色紙、メニュー、写真、ちっちゃい提灯、だるま・・・。一つ一つ丁寧に見ていたら、見終わらないうちに出てきました。

 

への次郎が注文したパーコー定食(1000円)です。

への次郎 「これがパーコーか!

地元以外では知られていない、でも、八百津町民には愛されているパーコーです。

 

検索したら、パーコーとは、豚ロース肉を天ぷら風にサクッと揚げ、刻みネギをたっぷりのせたもの。中国風ということで、醤油にニンニクとラー油を注いだタレを作っていいただきました。

食べてみると、肉は厚くなく、パリッパリのころもが主張していました。

 

奥さんは、とりパー丼(880円)を注文。

甘口のタレがかかったご飯の上に、豚ロースのパーコーと鶏肉のパーコーが半々のっていました。

食べてみると、鶏肉の方が肉の味を感じられ、こっちの方が口に合いました。

 

 

食べ終わって、お水を飲んで口の中を爽やかにしていたら、

奥さん  「ほら、杉原千畝!

への次郎 「えっ? ほんとだ!

 

壁に杉原千畝(ちうね)さんの写真が貼り付けてありました。実はこの近くに杉原さんの記念館があるので、行ってみることになりました。

                                   つづく