への次郎が行く

カメラと地図を片手に気ままに出かけます。

秋の蔵出し市 幸兵衛窯

2022年10月13日 | 散策

さかづき広場から幸兵衛窯にやって来ました。

ここが入口。

白壁の倉庫に絡まった、しばらくすると紅葉するんでしょうね。

 

見えてきました幸兵衛窯の建物です。

 

まず、開窯二百年の横断幕が掛けられた建物に入って行きました。

ここは即売会場です。

 

これは、幸兵衛窯の伝統的な焼き物群です。

 

こちらは、モダンな絵付け。

 

最近力を入れている?青釉です。いい色ですね。他の窯元では、出せません。

 

今年、一番目を引いたのが、これ。への次郎、イチ押しの作品です。

直径6、7センチの黄色い丸い焼き物。写真では分かりにくいんですが、何とも言えない、上品な黄色です。息がかかるくらい近づいて見ていたら、気になったのか社員の方がおいでになりました。

への次郎 「この色、いいですねぇ

女性社員 「はい。発色がむずかしく、厚く塗って出しています

への次郎 「どのように使いますか

女性社員 「薬味入れですね

 

中国では、黄色は皇帝の色といいます。実に上品、いいものを拝見できました。

 

 

即売会場から出てきました。

この建物は、隣りにある古陶磁資料館です。

この裏に、桃山様式の半地上式穴窯があります。煙突の右のあたりです。行ってみると、

 

もみじの葉が3枚、紅葉していました。

煙突の下を左にのぼって、下を見ると、

 

落ち葉がのっている左の屋根の下に、穴窯があります。右は古陶磁資料館。穴窯の焼きの様子を見ながら、ここで抹茶をいただくことができますよ。ほら、縁に座布団が敷いてある。

下におりて、穴窯の近くに行ってみると、

 

職人さんが火の具合を見ながら、一服していました。

 

 

表に出てきました。

この建物には、ミニギャラリーがあります。

 

ここが入口です。入ると、

 

古代エジプトの神様が迎えてくれました。

その奥は、

 

壁に、案内葉書にのっていた陶額が飾ってありました。

ここの作品も展示販売されていました。

 

 

表に出てきたら、いいにおいです。誘われるようにそちらへ。

そば屋さんがお店を出していました。

 

急にお腹が空いてきました。

メニューを見ると、ざるそば(800円)と天ぷら(600円)のみ。で、その両方を注文。

 

お店をやっていたのは、そば道場の人たちです。

かなり待って、出てきました。

そば粉は、北海道美瑛新そば。天ぷらは、海老・オクラ・イカのげそ・サツマイモに竹輪の五種盛りでした。

 

いい作品を鑑賞できたし、お腹も膨れました。

満足、満足

いい気持で坂道を下って行きました。

 

公道におりたら、近くで富有柿を発見

その時、赤い車が一台、向こうに走って行きました。

秋らしい光景をパチリ。

秋の市之倉、よし!