奥さん 「今日から、土岐美濃焼まつりだって。行ってみる?」
への次郎 「えっ?! 無理無理!! ものすごい人だから」
おさまらない奥さんを連れ、岐阜県土岐市にある山の中の小さな町にやって来ました。
奥さん 「こんな山の中でやってるの? 焼き物祭り」
への次郎 「やってる、やってる。ほら、旗が立っているじゃない」
ここは美濃焼の産地の一つ、土岐市駄知(だち)町です。
土岐美濃焼まつりと同時開催でだち窯やまつりをやっていたんですね。今年蔵出しをやっていたのは、10軒の窯元。
駐車場に車を止めて出てくると、
皆さん、早足で坂をのぼって行きました。後をついて行くと、
藤山窯がありました。
この織部、いい色をしていました。
一通り見たあと向かったのは、お隣の何となく喫茶店風の店構え。こちら、丹山窯。
こちらでいいものを見つけましたよ、これ。
この丼、内側は抹茶色、外側はすり鉢の目のように少しざらざら。こんなの見たの初めて。そうそう、そう云えば、ここ駄知は丼の生産日本一なんですよ。
奥さんが買ったのは、これ。醤油さし。
750円から二割引きでした。
つづいてやって来たのはこちら、すりばち館。立派なたたずまい!
左の方から、上がって行くようです。
ここですね。とんとん上がって行って、
建物にin。
いろんな展示品の中で、目に留まったのが、これ。
日本一の大すり鉢。デカい!
実はこちら、日本のすり鉢の60%を生産しているすり鉢屋さんでした。展示販売も、ほら、
大小のすり鉢が中心!
最後はお隣のここ、清山窯。
志野、織部中心のラインナップ。
左奥に資料室があって、そこに入ると、
摺り絵の大皿の展示がありました。
駄知でつくられたものですよ。細かい描写! 美術品のようでした。
清山窯を出てきたら、近くに公園があって、キッチンカーが来ていました。
奥さん 「ピザを売ってるね」
への次郎 「ピザじゃなぁ」
左奥に行ったら、お~っ! いいじゃないか、そば屋。
3時間近くゆっくり窯めぐりをしたら、体がほてって。2人で分け合ってクールダウン。
奥さん 「おいしかった。醤油さしも買えたし、さぁ、帰ろうか」
への次郎 「ちょっと待って。もう一か所…」
つづく