丙丁童子のブログ 

◎まだ、だれもいっていない、そんなこと、あんなこと。(童子)

本日(02/09_夕)の その他ニュース

2020-02-09 19:09:54 | 2017年3月~2021年7月
ソフトバンクの機密情報を盗んだロシアのスパイ活動事件が発覚した。安倍晋三首相がプーチン大統領との平和条約交渉に注力するなかで、スパイ事件が公になるのは異例だ。欧州では日本に先んじてロシアの工作の摘発が相次いでいる。「29155」。こんな呼び名のロシア軍情報機関(GRU)のエリート特殊工作部隊の存在について、いつもは口の重い欧州の情報機関高官が取材で語った。世界を震撼(しんかん)させた2018年の在英ロシア人元スパイ毒殺未遂事件や、16年にモンテネグロで起きたクーデター未遂に関与した約20人の部隊を欧米当局は特定したという。この部隊について米ニューヨーク・タイムズも先に複数の情報当局者の話として報じている。秘密主義の当局が機密を明かし始めた理由は何か。同高官は「ロシアの工作が自由・民主主義の脅威となり政治家を動かさなくてはならないレベルにきている」と答えた。(中略)旧ソ連国家保安委員会(KGB)出身のプーチン大統領の20年にわたる統治下でロシアの情報機関は肥大化した。GRU、ロシア連邦保安局(FSB)、対外情報局(SVR)の人員は15万人規模ともいわれる。各組織は独自に工作を企て、互いに競い合っていると欧米情報当局は見ている。ではソフトバンク事件が公表されたのはなぜか。日本は英国で起きた毒殺未遂事件を巡り欧米が強行したロシア外交官の追放を見送るなど、これまで一貫して対ロ関係に配慮してきた。東京五輪を控え、ロシアをけん制する狙いもあるだろう。組織的なドーピング問題により五輪から排除されたロシアはリオ五輪や平昌五輪でハッカー攻撃を仕掛けた疑いが濃厚だ。ロシアは次世代通信規格「5G」をにらんでソフトバンクに接近したと見られ、当局は警戒を強める。(* 日経 記事より) . . . 本文を読む