平凡な父のHitori言

平凡なサラリーマンのありふれた道程の記録

五体満足であること

2005年03月31日 22時18分03秒 | 人生のノウハウ
 五体不満足という本をお前達も読んだはずだ。お前達は五体満足に生まれ、体のどこにも不自由なところはない。だけど、その五体を十分に活かさないとなんにもならないだよ。眼が見えること、耳が聞こえること、匂いも味も感じられること、さわることの感触、それらすべてがどんなに幸せなことかまだわからないと思う。たまには眼を閉じて、耳を澄ませてみてほしい。耳をふさいで、眼を見開いてほしい。眼を閉じて、匂いをかいでみてほしい。そのとき、きっと今まで見えなかったものが見えるし、聞こえなかった音が聞こえるし、いろんな匂いがするはずだ。いつも周りには、いろいろな映像、音、匂いや味があふれている。それに慣れてしまうと何にも感じていないこととおんなじなんだよ。たまには眼を凝らし、耳を澄ませ、鼻を利かせてみてごらん。必ず、新しい発見があり、生きていることの面白さがわかるよ。平凡な父も、今日、桜のつぼみを見たよ。もう明日には咲きそうだ。五感を研ぎ澄ませるときっと感じ取る心ももっともっと開かれてくるよ。
 五体満足に生まれたからには、お前達には人や自然を観察する能力を磨いてほしい。将来、生きていくうえで必ず、役に立つはずだ。


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