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参宮線 宮川駅で降りてみた

2020-05-13 07:22:14 | 2020年の旅行記(国内)
名松線は乗り終えたものの青空フリーパスを持っているのだし、帰宅するにはまだ早すぎる。よって14時20分発鳥羽行きの普通列車に乗った。すぐ前に〈ワイドビュー南紀5号〉があって特急券を買えば紀伊長島まで乗ることはできるけど、紀伊長島は降りたことあって何もなかった記憶。よって参宮線内で未乗降の駅で降りてみようと思う。伊勢市と鳥羽以外で乗り降りはしたことないのでどこでもいい。それにしてもキハ25は電車と遜色ない加速性で、ゆえに紀勢本線や高山本線の電化の必要は無くなったけども、できれば転換クロスシートがいいよなあ。美濃太田には転換シートもあるけど、紀勢本線や参宮線で運用される名古屋の所属車はすべてロングシート。紀勢本線なんて尾鷲や新鹿のあたりは風光明媚でいいけども、ロングシートなので青春18で乗りにゆくのは億劫だ。



宮川で降りてみました。伊勢市の2つ手前の駅で開業当初は終着駅で、当時は松阪の2倍の乗降客を誇ったというので神宮参拝客でにぎわったのでしょう。



いまは無人駅ですけど、建てた頃には貴賓室もあったそう。琺瑯びきの看板がいいですね。



ホームも長く、行き違いの有効長もとんでもなく長くて曲がっているのでどっち側をみてもポイントが見えないほど。それだけ昔は参宮線は幹線級であり長距離列車が多く運転されてた証拠です。戦前は多気との間は複線でしたし、手許にある1964年10月改正の時刻表でも東京~鳥羽に急行〈伊勢〉があり寝台も連結。紀伊勝浦からの準急〈なぎさ〉もあり、有名なところでは「参宮快速」ではないでしょうか。姫路~鳥羽を草津線経由で運転しており、当時の近鉄は宇治山田止まりですから関西から鳥羽まで乗り換えなしで4時間ほどで来れれば便利だったでしょう。しかし近鉄が名古屋線が改軌し、鳥羽線が開通してからは壊滅的に。



程なくやって来た列車で折り返し、多気まで乗りました。





紀勢本線と参宮線の分岐する要衝で伊勢運輸区があり運転士の交代も行われる駅で、乗客もそこそこいるのに券売機は無く窓口でマルス券での発売。いっそ伊勢市・松阪・津は常備券を用意したほうがいいのではと思ってしまう。列車本数は参宮線直通がメインで紀勢本線へは普通列車で10往復程度しかないので変な感じ。もし参宮線が亀山~鳥羽のままだったら地方交通線ではなく幹線になっていたのではあるまいか?



天気も悪くなってきたしダラダラするのもやめて帰宅します。あくまでリハビリですので。



名古屋行きの〈みえ18号〉は4両編成、先頭車が自由席なのですが、ほかの客は3人しか乗っておらず前面見放題!さて今後の予定はどうしようかな?



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