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松阪で熊本ラーメン!? 北熊三重本店で支那そばを食べるのだが

2020-05-12 07:39:32 | 2020年の旅行記(国内)
11時30分に伊勢奥津を発車した列車は来た道を引き返す、改めて山肌に張り付いたような路線だと思いながら。



家城に12時04分着、17分までの長時間停車です。駅長がスタフの入ったキャリアを引き取ります。そして対向列車が来るのを待ちます。繰り返すけどJRでこんなことやっている駅は家城だけになってしまった。越美北線の場合は末端でスタフのやり取りだけで交換はしてないし。



ホームは4両か5両分くらいはありますが、使ってない部分は柵がされて入れない。長いホームの使ってない部分をわざわざする意味が分からない。こんなことをすると長編成の列車が入れない、例として北陸本線の小駅は長いホームを4両分嵩上げして残りは柵をしてある。ちなみに最寄りの富田は8両分くらいはあり、最大でも6両編成だけどそのようなことはしていない。



対向列車からタブレットの入ったキャリアを受け取って発車。これが深夜早朝の回送列車なら先行列車に通券が入った袋なのだろう。さてこのまま乗り通してもいいのだが腹が減ってきた、どこかで降りよう、ってあそこしかないか。



一志で降ります、今でこそ津の一部ですけど、かつては一志町の中心地でした。車窓からドラッグストアやマックスバリュが見え、伊勢奥津から来たらたいそうな都会に見えるほど!!有名なところではベビスターラーメンのおやつカンパニーの本社がある町です。





勿論無人駅ですけど窓口の跡があり、国鉄時代は簡易委託であったようです。さて昼食とスマホで「一志駅 ランチ」と検索すると数分のところに中華屋があって、850円くらいでボリュームたっぷりのセットがあるというので向かってみた。確かに店はあって営業中だ、しかし駐車場に車が無い。入口は換気対策で開けたままだが電気が点いてない、非常事態宣言でもこんな店では入るのが憚られる。というわけで引き返すが当然ながらJRの列車は無い。



ということで近鉄の川合高岡から伊勢中川行きに乗って1駅移動、名古屋から来た松阪行き急行に乗り換えた。川合高岡は無人駅で券売機もなく乗車証明書発行機のみがある、IC用の簡易改札機はあります。ここはICOCAで300円かかったが、その気になればJRの青空フリーパスを持っているし、松阪は共同使用駅で近鉄側の改札でもJRの切符で出られるから無賃乗車できたなって思った。



しかし松阪駅の近鉄側は裏口感が半端ないなあ…。JR券は券売機で発売中、津や伊勢市だったら近鉄側でのJR券は常備券が用意されていますが松阪はありません。100キロ以内は券売機で、それ以上だと車内精算か反対側の駅舎で買うよう指示するでしょう。今度は「松阪駅 ラーメン」と検索したら数分のところに人気の店があるようです。



「支那そば北熊(ほくゆう)三重本店」とあります。調べると熊本のラーメンチェーンで熊本市内を中心に八代と天草にあるようですが、なぜか「三重本店」として松阪にあるのか…。修業して郷里に戻って店を出したってやつですかね?それよりもパソコンの変換候補で「支那」という単語が出てこなかったのが寂しい。差別用語と言う認識なんだろうな。店内は大変賑やかでウェイティングが3人、U字型のカウンターがメインでボックス席も少しあります。新型コロナ対策でカウンターは1席空けて案内しているので席はあるけど番号札を取って待ちます、こればかりは仕方ないですね。ほどなく呼ばれて席に座りメニューを渡されます、結構種類はあるようですが、初めての店ですので北熊支那そばを注文しましょう、760円。ライスも小でいいかな、110円。そしたら甲高い大声で喋る店員が「セットもあるんですがよろしいでしょうか?」という。980円で餃子3個と野菜サラダがつくというがそんなに食べられないと断る。



こちらの店では「朝鮮漬け食べ放題」となっていて小皿に入ったカクテキが出てきた。漬かり具合はまあまあ、だからこそライスが無いといけないのだが、提供の理由が壁に貼ってあり、当店は出前をしておりませんので、来店していただいたお客様に感謝の気持ちで無料提供しておりますとのこと。だったらきょうびのラーメン屋は出前をまずしていないから、感謝の気持ちがあればほかの店も何かサービスしないといけないね。ただし帰宅後に口コミとかを調べると、以前は壺に入った白菜キムチを好きなだけ盛れるシステムだったようで、小皿は新型コロナ対策だろうが、個人的には白菜のほうがいいな。それとも食べ過ぎ対策かな、コスト削減でさ。でも「キムチ」ではなく「朝鮮漬け」と呼ぶのがいい。



ラーメンが運ばれ白くどろっと濁った感じのスープで熊本なら豚骨でしょうね。チャーシューはうす切りがどんぶりのふちに、真ん中にシナチクと葱。まずはスープを一口飲んだら豚骨じゃないコレ、凄くあっさりした感じで甘い。野菜の甘みで細かくなって溶け込んでいる感じだが、もしかしてポタージュとか野菜ジュース入っている?という甘さ。フライドオニオンや背脂も入っていますね。麺は中太麺でなかなかコシはあります。チャーシューも薄いけど味がしっかりしていて主張しています。これは旨いラーメンだな。ただし従業員がダメだな。作っている大将は職人という感じがするがホールの従業員。甲高い大声の店員はキムチの時に「大根のキムチのほうがお召し上がりになれますけどどうしますか?」という。なんかへんな日本語だな。お願いすると「有難うございます」と言ったが無料提供なのだから…という気がしました。「お持ちしますね」くらいでいいのでは。そしてラーメンを持ってきたときには「こちら、北熊支那そばのほうになります」。こういう人って間違った言葉を使っていることに気づかないんだろうね、逆に丁寧だと思っているのでしょう。そしてもう一人は結構なオバサンだが最近入ったのかどこに持って行っていいのかラーメンや餃子、ライスなどを持って店内ぐるぐる。さらにライスを盛り過ぎたようだけど、それを注意する別の店員がいるのはいいが聞こえるくらいの声で説教するのはやめてほしい。そういうことは裏でやってくれ。なのでホール従業員のレベル向上だなこの店は。


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