思えば「脱・下請け」から始まった!山ちゃんのレントラ的言いたい放題

函館出身の代表がレントラ便の普及と、公共インフラとしての使命感を強く持って想いのまま綴ります

被災地で足りないもの、必要なもの 3月30日現在

2011年03月31日 | Weblog
弊社では緊急物資を輸送、もしくは集めています。

最近は私のブログを見て、「どんな物資だったらいいか」とのお問合せが多く入ります。

そこで、一昨日に多賀城市役所の職員の方から聞いた、必要なものを書き記してみます。



【大前提としてすべて新品です】

大人用、子供用を問わず

・肌着、下着 (男女問わず)

・靴、サンダル、長靴、靴下等

・衣類(あまりデザインが古くないもの)

・手ぬぐい

・文具(ノート、鉛筆、消しゴム等)


・土嚢(どのう)袋(災害用ゴミ片付け用)
・ブルーシート(10メートル×10メートル)
・掃除用具(ほうき、ちりとり、トイレ用ブラシ、トイレ用洗剤)
・紙コップ
・泥落とし用玄関マット



使用済み(中古)のものは一切、受け取って頂けません。
また、玩具は避難所での共同生活(高齢者もいらっしゃる)のため、ものによって受け取って頂けません。
各避難所によっても違います。
ちなみに石鹸やトイレットペーパーの衛星用品は受け取って頂けませんでした。

現地では日々、必要ニーズが変わります。
今後も現地と連絡を取り合い、情報発信に努めます。

また、今は受け取って頂けないものでも、時期が来れば受け取って頂けるものもありますので、
新品でしたら弊社までお気軽にお送り頂けると幸いです。
受け取った場合は、お電話やメールにて直接お礼を差し上げますが、私の業務も重なり遅れる場合もございます。
また、どこに届けるかは現地と最新の情報交換をして、随時決定しております。
その場合、基本的に行政機関ではなく、避難所に直接お届けするように心懸けております。
以上、何卒ご了承賜りたく、お願い申し上げます。


写真は多賀城市役所の講堂に山積みされた衣類です。
衣類だけでも使用済みがかなりあり、引き取り手がありません。
これでは逆に、現地を困らすことにもなりませんので一考が必要です。



ここからは余談になりますが、震災直後から昨日まで、
様々な思惑も持って救援物資を送る方が多いことに驚かされました。

●さして必要も無いものを大量に送り、現地での受け取りを拒否され、
「東京に持って帰ってくれ」と平気で私に指示を出す、在京の某NGOのスタッフ。
その上、「軽油を確保してある」と言われ現地から1時間かけて行ったが、話が通っておらず、
無駄に軽油を1時間使ったりとか、


何もしないよりいいとは思いますが、ちょっとぶれて、本質的な支援ではないことは言うまでもありません。
誰のため?名誉のため?自己満足のため?ナルシスト?義務?仕事?意地悪ですが、聞いてみたくなります。
ちなみに全て、私が当事者として夜も寝ずに、トラックで走り続け関わった案件です。
今後はこのような案件は、通常料金を頂こうと思います。


このような記事を見て、この目で被災地を見て、
私は被災者のためだけに、今後も支援活動を継続して参ります。