「若狭の猫たちと初」 のblog

「野良猫から地域の猫へ いのちにやさしいまちづくり」
福井県若狭の地域猫活動 若狭猫ネットです。

今年もご支援をありがとうございました

2016-12-30 12:39:00 | 若狭の猫たち

今年も猫達に多くの皆様から物資のご支援をいただきました。

猫たちがこれから厳しい冬を越すためのの大きな力にもなります。

たいへんありがたくお礼申し上げます。

(2016年1月~12月 日付順  K町、名田庄のみのご報告です) 知原

 

★ 不妊手術などの資金ご支援

わかさ富士 様 (若狭)

森 様 (大阪市)

小坂 様 (石川、小松市)

浅井 様 (若狭)

山本 様 (鯖江市)

武内 様 (若狭)

木村 様 (若狭)

 

★ 募金箱設置店、施設(回収分)

濱の湯 様 (若狭)

小浜市環境衛生課 様 (若狭)

さくら通り動物病院 様 (福井市)

杉田メグちゃんオーナー 様 (福井市)

松田動物病院 様 (滋賀、高島市)

カフェ カサオリエンテ 様 (京都、福知山市)

 

★ フード、毛布、ファイバーマット等のご支援

中山 様 (福井市)

新谷 様 (名古屋市)

江端 様 (鯖江市)

竹下 様 (若狭)

川崎 様 (坂井市)

樟 様 (東京都)

 

そして、小浜ご出身のイラストレーター ひらたゆうこ様には年間を通して

イラスト、チラシ作製、絵葉書作成などのご協力を頂きました。

 


「わかさ」のお酒は新会社へ 長らくのご愛顧ありがとうございました(株 わかさ冨士)

2016-12-27 15:26:14 | お知らせ・ お願い
御世話になっております。(株)わかさ冨士、逸見で御座います。
 本来ならば御挨拶に伺わせて頂くべき所メールにての御連絡とお願い、どうか御容赦ください。
本日は「大事なお知らせとお願い」をさせて頂きたく存じます。
 
 
三年前、「さばとらにゃんこ酒」が発売された頃にも少しお話させて頂いた事なのですが、
 「この嶺南地方の不況等に伴い、全国の他の地方同様酒販店様や卸問屋様、そして我々酒造メーカーも減少や撤退が続いており、当社も先の事は解らないけれど、営業を継続できる限り『さばとらにゃんこ酒』は販売し続けたい」 という気構えで何とか、今までやって参った訳なのですが・・・遂に当社にも「転換の時期」が来てしまいました。
 
諸々の判断や金融機関との協議を重ね、『現在の醸造施設の撤収と整理』『負債の整理と経営体制の刷新=共同出資者である親戚一族との役員交代』
『コンパクト化し、場所を移してのわかさブランドの再スタート』 と言う形で「現体制の整理と新しい会社での仕切り直し」を図る事となりました。
 
そして、新会社は「わかさ」ブランドの名前こそ引き継ぎますが、私や父を始め現在のスタッフは退陣・退社し新たに経営者となる親戚一族の元で『全く新しい蔵元』として来年にはスタートを切る事になる予定です。
 
今迄、多大なご愛顧や応援を頂戴しておきながら、本当に申し訳ございません。自らの力不足をただ只管無念に感じております。(同時に、ようやく企業存続と言うあまりに重い肩の荷が下りたという細やかな安堵感もあるのですが・・・)
 
 
今迄の御愛顧、本当にありがとうございます。(そして、もし御気が向かれましたら親戚の始める新「わかさ」ブランドも何かの折にお試しいただければ幸いです。)
 
現在の形での「わかさ冨士」は、概ね年内一杯から来年等に掛けて営業し、春までには現在の全設備を撤収・解体いたします。
 そして・・・約三年半販売させて頂いた「さばとらにゃんこ酒」なのですが・・・このブランドについては「新会社」に渡すことなく、綺麗な形で「有終の美」を飾らせて頂きたいと勝手なお願いをさせて頂きたいのです。
 
今、現在在庫を今月中~10月上旬中に販売して「さばとらにゃんこ酒・完売」を迎え、最後の寄付金も会社が機能している年内中に御振込みさせて頂く、という形にさせて頂き、『憂いを残すことなく』年末年始の『会社の営業終了』を迎えられれば・・・と考えております。
 身勝手なお願い、どうかお許し頂ければ幸いです
 
それでも、当初は「何とか一年は売りたい、二年行ければ・・・」と思いながら、三年半近くの間沢山の皆様にご愛顧いただけた事、この上ない悦びです。「酒屋をやっていて良かった」と思えた数少ない時間でした。これも知原さんや皆さん、そして川崎や高浜のにゃんこさん達の御蔭です。
 本当にありがとうございました。
 
 
身勝手なお願い、本当に申し訳ありません。若狭地域猫の会のみなさまと、全てのにゃんこさん達の御清祥・しあわせを願いつつ
御連絡、御挨拶とさせて頂きたく存じます。
 
 
平成28年9月、動物愛護週間
 
(株)わかさ冨士  逸見 彰則
 
 
 
 
 

(株 わかさ冨士様 「さばとらにゃんこ酒」終売のお知らせ

2016-12-23 15:47:36 | お知らせ・ お願い

                                   平成28年9月吉日

お客様各位                                 株式会社わかさ冨士

 

        「純米吟醸さばとらにゃんこ酒」終売のお知らせ

 

拝啓 時下益々ご清祥の事とお慶び申し上げます。

平素は格別の御高配を賜り誠に有難うございます。

さて、当市商工会義所様のマスコットキャラクターである「さばとらななちゃん」の意匠を

使わせて頂き、「地酒により若狭地域の地域猫活動・動物保護活動の推進を目指す」事

をコンセプトし、皆様より長らく御愛顧を頂いておりました当社製品「さばとらにゃんこ酒」

ですが、全国的「ねこブーム」が続く中とは言え、発売後既に3年半を経過し「啓発媒体」

としての訴求力もいよいよ寿命に至りつつあります。

又、当社自体も経営体制を含む組織改編、大幅な業態の見直しの時期に入っており

仕切り直しを迫られる事となって居る状況となりました。

 

つきましては、若狭地域猫の会様や小浜商工会議所様始め各位の多大なる御協力を得て

生まれ、沢山の皆様に愛して頂いた本商品の終わりを「有終の美」をもって締めくくるべく、

現在在庫分の完売をもちまして「さばとらにゃんこ酒」、販売終了とさせて頂きたく存じます。

 

長らくの御愛顧、本当にありがとうございました。どうか御理解の程、

宜し久お願い申し上げます。                                                 

                                                                                                     敬白

 

 

2013年5月から3年7か月の間、若狭に生きる飼い主不明猫(のら猫)のために

「さばとらにゃんこ酒」を製造販売していただいていましたわかさ冨士様が来年1月をもって閉蔵

されることになりました。

販売売上金のご寄附のほか、地域猫活動でも何かとご相談させていただき、時には地域猫たちの

安否を気遣って見回りもしていただいたり、全国に若狭地域猫の取り組みを広げてくださるなど

たいへん大きなお力を頂きました。猫達だけでなく他の生きもの達がおかれている実態にも心を砕かれ

動物保護団体、地球生物会議に連絡されて、その調査によって官憲が動き解決に至ったこともありました。

 

江戸時代末期に創業されてから今日まで営々と若狭の人たちの喜びにも悲しみにも寄り添って下さり、

お酒の味を知らなかった子どものころから「わかさ冨士」「わかさ」のお酒は私にとってもいつも身近

な存在でした。

清酒業界やわかさ冨士様がこのような大変な折にもかかわらず、最高級の吟醸純米酒「さばとら

にゃんこ酒」を造ってご支援くださいました。若狭にこのような企業が存在したことを若狭人のひとりと

してたいへん誇りに思います。 わかさ富士様本当にありがとうございました。

 

そして、お酒をお買い求めいただき猫達の見守り親になってくださいました全国の皆さまに

心からお礼を申し上げます。

 

 

若狭富士様から頂きました今後についてのご挨拶も後程掲載させていただきたく思います。

 

 

 


K町 そのちゃんとシマちゃんの口内炎

2016-12-22 12:42:13 | 若狭の猫たち

6月、元気のなくなったそのちゃんが口内炎だと気が付きました。

今日か今日かと、毎日通えない私を待っていてやっと会えたのに食べられない

という日が続いていたそのちゃん。ガリガリに痩せていきそれでも私が運ぶ

ご飯を待ち続けていました。

 

その後、ナミ平と一緒にいたシマちゃんも口内炎になっていました。

うちのためきち、空家のトセも口内炎に苦しんでいました。

そんな時、福井市の保護団体のNさんから坂井市の病院を勧められて

うちの子は感染症を持っていた口内炎の子も治っているということで

高速で2時間の距離ですが治療を決めました。

3か月後、トセが完治、タメ、シマほぼ治ってきています。15歳と高齢で

麻酔に耐えられるかと心配していたためきち、2回の全身麻酔にも耐えて。ステロイド

の間隔を少しでもあけるため強制給餌をしてきたたいへんさを思うとウソのようです。

そのちゃんだけは回復が見られないのですがまだ希望を捨てていません。

 

この病院の先生は、飼い主に必要以上に心配をかけさせないように配慮して

説明されます。個体差がありますから先生だってやってみなければわからないのです。 

猫だけでなくその飼い主も患者なので、飼い主の不安は猫にも影響を及ぼしします。

「大丈夫ですよ」と安心させられる言葉は何もできない飼い主には地獄に仏。

 

しまちゃんはナミ平と離れずに一緒にいたので治療のために離れ離れにさせる

ことをためらいましたが仕方がありませんでした。早く治ればナミのところに戻して

あげたいと思っていましたが、室内になれてしまったしまをもとの場所に戻す

ことは冬に向かって再度捨てることと同じです。

だいぶトシを取っているナミ平ですが、ナミ平はそれでも元気でたくましく居て

くれます。 シマは元気になったよナミ安心していてね。またいつかシマに

会わせてあげられる日が来ますように。

 

病院を紹介してくださった「にゃんこハウス」「ねこさま王国」さん 本当に

ありがとうございます。

 


K町 猫たちの受難

2016-12-22 10:51:45 | 若狭の猫たち

私がこの町に猫保護のために入る前から置かれていた発泡スチロールの猫ハウス。

もう10年来置かれていて、冬はこのハウスのお蔭で猫達は生きることができていま

した。前代のチャオ、サビの後(サビが突然姿を消し、一人で雨に濡れて行き場を

失っていたいたチャオは保護するよりありませんでした )いまはアキノ、さつき、のちせ

がいますが、ここの工場からハウスを撤去するようにと文書が届き、撤去せざるを得なく

なってしまいました。敷地内と言っても工場の端でずっと工場も気が付いていなかった場所。

この工場には猫達を見守ってくれている人もいますが、、 今年はこの子達、どうやって冬を

超してくれるでしょうか。

 

そして、もう一か所、ここも10年来置かせてもらえていた猫ハウス、星と月がいた

ところです。社長さんの許可も得て置かせてもらっていたのですが、去年の秋ごろ

から何度おいても撤去されてしまいます。

一緒にいたロク、梅ちゃんはもらわれたり、、梅ちゃんはもらわれた後出戻って

きて保護したりで今はカメちゃんがいて待っていますが、もう寒さをしのぐハウス

はなくていつも身体が冷え切っています。夜は人の気配が全くなくなる寒い町です。

 

そして、昨日サムとマリンのハウスの中に水が入れられて敷いていたファイバー

ットがびしょぬれになっていました。数か月前にも水が入れられていました。誰が

わざわざこんなことをするのでしょう 無視していれば済むことなのに。

 

K町はどこも海風が吹きr付けるとても寒い町ですが、雨や雪を避けて猫達が入り

込める所がありません。林の落ち葉にくるまって雨に濡れながら寒さをしのいでい

たりします。手術をした子たちもそうでない子たちもみなおとなしく、世話ををして

いるので人に迷惑をかけることはありません。

去年は、散歩中の犬を放して猫を追いかけさせたり、置いてある水を(許可を得て

います)置くたびにとられてしまったり、聞いて回ると、いまだに

駆除のために捕獲がされているらしいということでした。長年いつも待っていて

急にいなくなったサビやチコ、マント、そのほかの手術していた何匹もの子たち

もそうなのでしょうか。駆除のための捕獲は動物愛護法違反の犯罪です!

そんなことが1年ぐらい続いて夜、見張りに立ったりもしまたが、今はそういうこと

もなくなってほっとしていたところでした。

 

どの子も遠慮して人や建物を避けて生きています。隅っこで生きていることをそっと

しておいてあげていただきたいのです。環境の厳しいこの町で外猫達は長くは生きられ

ません。捨てられる子が後を絶たず個人の力では追いつかない状況ですが、飼い主

不明猫を減らしていくにはこの方法しかありません。できる限り子供を産ませないように

手をつくしています。世話をしている子たちは病気になれば治療もおこなっています。

きっと福井県でも行政が気づいてくれる時がそんなに遅くなくやってくると信じています。

捨てられても一生懸命に生きようとしている猫達をどうかそっと見守ってあげていただき

たいのです。

 

 


会 各グループの皆様へ 活動資金について

2016-12-06 11:40:00 | お知らせ・ お願い

冬に向かい猫達のお世話に毎日ご苦労されていることと思います。

合わせて活動資金繰りも大変なことと思います。

本来なら会として会計の担当を置き、活動に対しての資金繰りや分配を

していくべきなのですが、それぞれのグループは一人か二人のメンバー

さんだけですので、活動にあたる人手はもとより、活動資金について担当

するための人手が足りない状況が続いています。

 

わかさ富士様からのご支援金は各グループに分配をさせていただいてい

ますが、募金箱の設置やグループ、個人に対してのご支援は各グループ

で必要に応じて工面していただくこととしてきました。

 

手術費用のほかに餌代、治療費、保護、譲渡にかかる費用など、大きな費用が

かかってしまっている現状です。K町グループでも人手ともに資金の面で限界が

来ている状態ですが、今、手を止めてしまえばすぐに元の状態に戻り、今まで7、

8年かけてやってきたことが水の泡になってしまいますし、生きもの相手ですの

で手を止めることはできなくなっています。 個人、ボランティアの努力だけでは

これ以上続けられないというのが各グループの皆さんの状況だろうと思います。

 

今年9月に、鯖江市の田村県会議員のお世話で小浜市長に会って、若狭地域猫

の会の活動状況をお話ししました。 そして今、福井市の団体の方と福井市の県会

議員を通して、飼い主不明猫の手術費用助成金について要望を提出していただい

ています。

現在、福井市に続いて、坂井市、永平寺町でも飼い主不明猫(のら猫)の手術

費用助成金が出ることになったようです。

 

若狭では、地域猫の活動をされていても会としては何のご協力も出来ず

会員である意味がないと思われるのが正直なところではないかと本当に申し訳

なく思いますが、一頭ごとの不妊手術報告書の市、町への提出も7年間積み上げて

きましたので、この実績が行政に届くことを切に願っています。本当にたいへんな

活動になっていますが、県議会や県の動向に注目していただきながら、

活動の手を止めることなくできる範囲で続けていきましょう。