「若狭の猫たちと初」 のblog

「野良猫から地域の猫へ いのちにやさしいまちづくり」
福井県若狭の地域猫活動 若狭猫ネットです。

放生会のお囃子流れる 小浜

2014-08-28 13:17:07 | 若狭の猫たち

 

若狭のいちばん大きい秋祭り 小浜の放生会のお祭りの稽古

の笛、太鼓の音が市内のあちこちから流れてくる季節になりました。

 

「放生会」 ほうぜえ、ほうじょうえとも言う 生きとし生けるもの共存の仏教の教えです。

かわさきにはいって耳にする4回目のお囃子の音。毎年聞くたびに

これまでのいろんなかわさきでの状景がよみがえります。

 

8月に入って梅雨にもどってしまたようなお天気が続いて

川崎猫達はどうしているかと毎日心配です。

チノが流動食ても口が痛いようです。でも今日もいつものところで待っていてくれました。

他の子たちもみんな元気ですが、春から猫が増えていて聞かなくなっていた

喧嘩をする鳴き声が気になります。 手術した雄猫達は 新しく入ってきた猫たちに追い

やられて居場所を移動しています。

 

早く手術をしないと・・・留守番猫で手が回らなかった5か月の間に捨てられて

増えてしまっているのです。 遺棄罪は100万円の罰金に引き上げられました。

遺棄防止ポスターは50万円の時のものを貼ったまま、冬の間に傷んでしまっています。

ポスターだけでは効果はあまりないにしてもせめて、新しいポスターに取り換えたいのですが 

配食だけで手いっぱいで その時間がありません。

 

最後の餌場で今夜もHさんとお父さんに会えて 元気がでて写真を撮りました。

HさんにALIVEのビデオ「残されたいのち」をお渡ししたのですが

一度 画面見てみたけれど辛くて見れなかったんだそうです。 よくわかります。

私もなかなか見る勇気でなくて目を伏せて最初はナレーションだけを聞くことから始めました。

Hさん 頑張って! 実態を知ることからスタートです。そのことに耐える力をすこしづつつけていきましょうね。

 

   母猫ユキが交通事故で死んでから ユキにチャオとともに育てられたサビがよく儀妹チャオの面倒を見ています。二人ともすっかり元気を取り戻したよ安心してねユキ母さん。 ここはSさんが特に気にかけてくださっています。

 

  Hさんとお父さんとジロウ ジロウの名前はお父さんが付けてくださいました。お祭り稽古の音に驚いてか今夜はルルが姿を見せません。 ここにはセブン、ルナ、マント、ジロウがいました。

 

  8/29 「今日もかわさき静かでしたよ(^^)」 タクシー乗務中の運転手さんからのメールです。お仕事待機中にパトロールをしてくださっています。タクシーの運転手さんも地域猫応援団なんです。ありがとうございます。

 

 


空家の留守番猫たち 7 行政と飼い主(自称)との3者面談

2014-08-22 15:24:45 | 若狭の猫たち

 

8月20日、おおい町(名田庄)役場で

飼い主の息子さん、県医薬食品衛生課、若狭保健所

おおい町住民環境課と私で面談の場が持たれました。

 

飼い主息子さんの一方的な発言で終始して

私がこれまでの経過を発言しようとすると

「うそつき、警察を呼ぶぞ」と立ち上がる息子さんの暴言で、私の話す経過報告は最初から否定されて

(4月の区の総会で出された ここの猫の駆除の提案からして、そんな事実はなかったなどと

言い出しました。本人は今まで一度も区の集会や行事に参加した事がなく地域との接触を断っている

人で 明らかにおかしな言動です) 

話し合える状態ではなく 息子さんと私の解決への対話は全くできない結果に終わりました。

 

 

県担当者は、息子さんがこの場に出てきてくれただけでも良い

と思わなければならないということでした。

貴方は不法侵入をしたのだから

筋道を立てて問題解決といっても、そうはいかないでしょうと言われて

猫の命を守るためには、地域の人たちが反対する

前の道路で給餌、給水するよりなくなってしまいました。

 

 

手術できなくて残っているメス1、オス2、衰弱で保護中のメス1、

性別不明の子猫1の捕獲もさらにしにくくなり、メスが子供を生み出せば

1年とたたないうちに、せっかく治まってきていたここの状態は手が付けられなくなって

しまうでしょう。

 

4月以降生まれてしまって保護した11匹の仔猫(1匹は捕まりません)のほかに

これまでに手術した猫たち5匹が妊娠中でした。

これらが仮に3匹づつ子供を産んでいたとしたら 現在子猫は27匹、成猫合わせて45匹

に増えています。

そういうことには一切触れない、事実を確認しようとしない 息子さんの言い分だけが

通った話し合い?でした。

 

 

 


空家の留守番猫たち 6 「生きとんやからウンチは仕方ない・・」

2014-08-17 19:05:44 | 若狭の猫たち

最初に生まれていた7匹の子猫のほかに 手術が追いつかなくて生まれてしまった

3匹のメロン(パステル三毛)の子ども。

捕まった2匹をウチで保護していたのですが なかなかなついてくれませんでした。

こまままさんが最初に生まれていたチャトランズ6匹のほかに またこの2匹を

引きとってくださって 春から生まれたここのほとんどの子猫をお世話してもらっています。 

http://blog.goo.ne.jp/komamama5   (こまままさんブログ)

 

  

      左が空家のしろっち 真ん中がこまままさんとこで保護されていたキジトランズのキジのすけくん

    右が空家のミケチー。 しろっち早くなついてくれて 3匹みんなあたたかいおうちにもらわれます

    ように。 (こまままさんのおうちで)

 

最後のメス(と思っていた)、白猫のフクちゃんを捕まえることができたのですが衰弱していて

手術が出来なくて保護することになりました。冬の間も世話されなくて外で流産を繰り返して

いたみたいです。メスはフクで最後と思っていたのに

もう一匹、居るはずのないメス猫が先日子猫を2匹産んでしまっていました!

 

この2匹もいま保護中で 5月から仔猫と手術のための捕獲にかかりっきりでもうかなり限界。

でも 空家に残っているメロンの子猫1匹 今度産まれていた仔猫の母猫、保護中

のフクを手術すれば今度こそ もう生まれる仔猫はいないはずなのでもう一息なんです。

 

   衰弱で保護中のフク 復活を祈って

  また生まれてしまっていた子猫 まだ460g

 

  

、行政と飼い主の息子さんと私とで話し合いの場が持てることになりました。 

18匹の(2匹増えてしまいました)留守番猫たちがここで暮らしていける話し合いができることを

願います。

 

これまでに手術した14匹の猫達は おおい町に明日手術報告書提出の予定です。ここの猫達が

ここで生きていくための課題はまだまだ多いのですが 鼻炎や目ヤニも治まって、啼き声もマーキ

ングのオシッコかけも止まり近所の苦情もなくなりました。 

 

近所の方は「生きとんやからウンチをするのは仕方ない」と庭のウンチを取り除きながら

言ってくださいました。皆さん我慢してくださっているんですね・・・。そんなご理解もあって

今のところは 猫たちみんな穏やかに暮らしています。

 

 

 

 


台風過ぎて 今日のかわさき

2014-08-12 00:01:59 | 若狭の猫たち

 

去年の台風で浸水した川崎を思い出して 

昨日の台風がとても心配でしたが大丈夫でした。若狭を心配してくださった

メンバーさんありがとうございました。 雨が続いて今日 5日ぶりのかわさきでした。

 

シマ、ナミは、 ナミの傷が心配でしたが2匹とも無事で迎えに出てくれていました。

林の中に爆弾を置いて回ります。ちいさな虫がいて首にタオルを巻いてアームカバー

をしていても服の中に虫が入ってしまいます。

 

サビ、チャオ も元気でした。ここは蚊が多くてすぐに蔓の草が茂ってしまうので、

伸びた草をちぎるのが結構面倒。道を隔てて行き来しているので2か所に餌場を作っています

が車が心配です。川崎は車道が多くてどこも車が心配です。

 

トタンのところ、 ここはサムとチコ、マリンがいたところなのに、春から他に4匹も増えてしまって

サムとマリンと白黒猫が道を隔てたお店の裏に移ってしまいました。トタンのところにチコに似た

チノがいるのですが口内炎でカリカリが食べられません。痛みを緩和する薬をペースト状の餌に

混ぜてあげる事しかできなくて、行くたびに今日も会えるか食べられるかと とても心配な餌場です。

 

ボート、 ここは子猫の声がして親が付いているようなのですがこの親が捕まりません。産んだ子猫

と一緒に捨てられる子猫も育てているようです。自分が生きるだけでも大変なのに、、、。

 

問題の餌場、 水入れもカゴもなくなってしまいました、、、付近に適当な餌場がないので最近は

バクダンだけを置くようにしています。 海岸公園 もトンビに見えるので暗くなってからバクダン

だけ置きます。ここは掃除の人たちがわかってくださっているので水入れを取ってしまうような

ことはされません。

 

グレーテルとユリ、 ここはヒゲさんがいてくださるので安心。夏はヒゲさんの所に釣りのお客さんが

多いのですが皆さん猫好きで餌を買ってヒゲさんに預けてくださったりされています。グレーテルは

夏になっても今年は鼻炎が治まりません。

 

星は、 このあいだは友達がいたのに今日はまた一人になっていました。いつも体を持ち上げて振って

やる ホシホシダンスをしてあげると私が帰る合図なのであきらめてじっと動かなくなるのに、今日は

久しぶりだったのでなかなか離れてくれませんでした。

暗くなると全く人気がなくなるかわさきは一人ぽっちの子がとても気にかかります。 猫はほんとはみん

な人間が恋しいんですね。せめて友達ができますように。月が帰ってきてくれますように。

 

ルルたちの餌場 、 カゴも水入れもなくなってしまい、丁寧に餌場の敷石まではがされていました。

「餌やるな」の時代遅れの貼り紙がある8公園です。ここもルル、ルナ、セブン、マントのほかに3匹も

増えてしまい手術を焦ります、不妊去勢手術は子供を作らないだけでなく繁殖器官の病気がなくなり、

性格が穏やかになってあどけない可愛さも残ります。交尾しなくなることに加え オス同士の攻撃が

なくなればエイズの蔓延やさまざまな感染症も防げます。

ここは最後に回る餌場。ここにきて何事もないと本当にほっとします。 毎晩 Hさんとお父さんが夜

自転車でこの公園に餌やりに来てくださっています。仲良し父娘さんと今夜も会えましたよ。(^^)

 

長くなってすみませんでした。最近のかわさきは写真を撮る余裕がなくて すみません。

 

 

 


「わかさ冨士」支援 造形作家ら神戸で作品展

2014-08-08 01:33:40 | お知らせ・ お願い

 

 日本酒離れによる消費の低迷で危機にある 酒蔵会社わかさ冨士を支援しようと

小浜市内で活動中の造形作家グレゴリー・コーツさんと愛知県の英語教師小西信子さんが

 10日に神戸で開く作品展で地酒 日本酒「わかさ」の魅力を紹介する。

二人は年に一度小浜入りして古い町並みが残る小浜で現代アートを披露している。

二人にとって「わかさ」は小浜滞在中に楽しむ地酒。

(中日新聞8月7日付)

    会場  神戸市中央区海岸通り9 チャータートビル2階 ギャラリー スリー

              連絡 078-392-2886

 

 

 

 ひらかなで「わかさ」とかかれたお酒のラベル。

お酒を飲まない子供の時から親しんできた とても懐かしいあたたかい思いのあるお酒です。

 

若狭から京都への宿場であった熊川宿で 江戸時代に開業された「わかさ冨士」

清酒わかさ は今日では、若狭のシンボルのようなお酒です。

 

中身のお酒はこんな競争の激しい時代であっても手を抜かれるようなことは決してなく

昔からのお酒の味を守り通しておられます。

化粧箱も昔から変わらず、とても美しくて格調高いデザインで

わかさ冨士さんのお酒造りに対する精神がずっと守り継がれてきたことがうかがえます。

 

こんな状況にも関わらず、全く利益の出ない、生きもの共生 地域猫支援のお酒

「さばとらにゃんこ酒」を昨年から新発売してくださいました。

地域猫 おばまねこのサム、ツキ、ホシの絵葉書もお酒の箱の中に入っています。

野良猫支援で著名な女優の杉本彩さんのブログでも さばトラにゃんこ酒が紹介されています。

 

 わかさ冨士さんがこれからもどうかずっと 日本の、若狭のお酒を

造り続けてくださることを願ってやみません。

 http://www3.ocn.ne.jp/~hemmi/    わか冨士HP

 

 

 

 

 


さばとらにゃんこ酒 純米吟醸にリニューアル

2014-08-01 16:24:12 | お知らせ・ お願い

 

おばまねこファンになってくださった全国のみなさまへ わかさ冨士さんより

「純米吟醸さばとらにゃんこ酒」としてリニューアルのお知らせです。

今までも本醸造のプレミアム級だったお酒ですが

さらに吟醸酒として 製造 販売してくださいました。

 

 
 御世話になっております。(株)わかさ冨士で御座います。
 
名田庄猫さんたちの件、大変な御苦労とは存じますが、にゃんこさん達が皆幸せに暮らせる
 
ようになることを祈念しております。
 
ホームページのリニューアルも楽しみに、そして気長にお待ち申し上げます。どうか御無理なさいませんよう。
 
 そして、以前お知らせしていたさばとらにゃんこ酒のリニューアルも始めました。
 
鎌仁商店様の楽天市場・アマゾンの記載が
 
数日中には「純米吟醸さばとらにゃんこ酒」に代わっていると思います。
 
道の駅さんやルーブさんのお酒も、現在在庫が売り切れた
 
あたりで新タイプがお目見えすると思います。
 
もちろん、お値段も寄付金幅も「其の儘変更なし」、僭越ながらおばまねこのファンと
 
なってくださった皆様への純然たるファンサービス、のつもりです。
 
 よろしくお願い申し上げます。
 
 
 
 わかさ冨士さんにとってこのお酒は、身出しはあっても全く利益のない
 飼い主不明猫たちへの応援のお酒です。
 この6月より、最高級酒として製造販売してくださることになりました。
 どうぞ若狭吟醸の味をお楽しみくださいね。