作曲 ジョン.スチーブンソン(アイルランド)
日本詞 里見 義
庭の千草も 虫のねも
枯れて さびしくなりにけり
ああ白菊 ああ白菊
ひとり おくれて咲きにけり
露にたわむや 菊の花
霜におごるや 菊の花
ああ あはれあはれ ああ白菊
人の操(みさを)も かくてこそ
この季節になると思い出す歌です。
明治17年に小学唱歌として採用されたんですね。
洋花が多くなった中で、この頃とても懐かしく思う
菊の花が好きになりました。
花屋さんに売られているような一本仕立ての立派な菊の花でなくて
露にたわむや菊の花…庭先にしだれて咲く昔ながらの小菊が好きです。
凛として変わらない、人の操もかくてこそ とうたっています。
(左)これは菊でも野菊です。花が終わりかけで色があせていますが濃い紫に品種改良されたものが出ていて10年ほど前に買ってきました。
(右)茶の花です。日本茶の。木から外向いて咲くとその冬は暖冬と昔から言われてますが…外向いてます。暖冬であってほしいです。