私がこの町に猫保護のために入る前から置かれていた発泡スチロールの猫ハウス。
もう10年来置かれていて、冬はこのハウスのお蔭で猫達は生きることができていま
した。前代のチャオ、サビの後(サビが突然姿を消し、一人で雨に濡れて行き場を
失っていたいたチャオは保護するよりありませんでした )いまはアキノ、さつき、のちせ
がいますが、ここの工場からハウスを撤去するようにと文書が届き、撤去せざるを得なく
なってしまいました。敷地内と言っても工場の端でずっと工場も気が付いていなかった場所。
この工場には猫達を見守ってくれている人もいますが、、 今年はこの子達、どうやって冬を
超してくれるでしょうか。
そして、もう一か所、ここも10年来置かせてもらえていた猫ハウス、星と月がいた
ところです。社長さんの許可も得て置かせてもらっていたのですが、去年の秋ごろ
から何度おいても撤去されてしまいます。
一緒にいたロク、梅ちゃんはもらわれたり、、梅ちゃんはもらわれた後出戻って
きて保護したりで今はカメちゃんがいて待っていますが、もう寒さをしのぐハウス
はなくていつも身体が冷え切っています。夜は人の気配が全くなくなる寒い町です。
そして、昨日サムとマリンのハウスの中に水が入れられて敷いていたファイバー
ットがびしょぬれになっていました。数か月前にも水が入れられていました。誰が
わざわざこんなことをするのでしょう 無視していれば済むことなのに。
K町はどこも海風が吹きr付けるとても寒い町ですが、雨や雪を避けて猫達が入り
込める所がありません。林の落ち葉にくるまって雨に濡れながら寒さをしのいでい
たりします。手術をした子たちもそうでない子たちもみなおとなしく、世話ををして
いるので人に迷惑をかけることはありません。
去年は、散歩中の犬を放して猫を追いかけさせたり、置いてある水を(許可を得て
います)置くたびにとられてしまったり、聞いて回ると、いまだに
駆除のために捕獲がされているらしいということでした。長年いつも待っていて
急にいなくなったサビやチコ、マント、そのほかの手術していた何匹もの子たち
もそうなのでしょうか。駆除のための捕獲は動物愛護法違反の犯罪です!
そんなことが1年ぐらい続いて夜、見張りに立ったりもしまたが、今はそういうこと
もなくなってほっとしていたところでした。
どの子も遠慮して人や建物を避けて生きています。隅っこで生きていることをそっと
しておいてあげていただきたいのです。環境の厳しいこの町で外猫達は長くは生きられ
ません。捨てられる子が後を絶たず個人の力では追いつかない状況ですが、飼い主
不明猫を減らしていくにはこの方法しかありません。できる限り子供を産ませないように
手をつくしています。世話をしている子たちは病気になれば治療もおこなっています。
きっと福井県でも行政が気づいてくれる時がそんなに遅くなくやってくると信じています。
捨てられても一生懸命に生きようとしている猫達をどうかそっと見守ってあげていただき
たいのです。
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