川崎のユリの腎不全が悪化して思案した末連れて帰ってきました。2時間おきの強制給餌
ウチのためきちも口内炎が悪化して、今年に入ってから病気や事故て倒れていく猫たちが続いて
辛い日が続きます。 でも近所の猫の多頭崩壊が一段落した後で幸いでした。
、、、そんな毎日で、猫たちのご報告はしばらくお休みにさせていただきますね。
20代のころからずっと好きな雑誌があります。
本屋さんで見かけると必ず手にとってはいましたが長いこと忘れてしまっていた本。
暮らしの手帖。その中に8ページくらいの「すてきなあなたに」というページがあります。
このページがまとまって単行本になって第一巻が出た時、嬉しくて宝物を手に入れたみたいに
ワクワクしました。
それを今取り出してきて読んでいます。 離れていた間に第6巻までが出版されていることを知って
あわててネットで探して中古本を揃えました。毎日少しづつ大事に読んでいくのが楽しみです。
まるでカラー写真を見ているかその場にいるような気持ちにさせてくれる彩豊かなやさしい文章。
日々の暮らしの中で、見たこと聞いたこと感じた事が何篇も短く書かれているのが読みやすい
花森安治さんと大鍞鎭子さん編集の「暮らしの手帖」ですが、大橋鎭子さんのこのエッセイと
花森安治さんの挿絵がとても素敵です。
「すてきなあなたに」のページだけが薄い黄色のカラーページになっています。
決して広告を取らない本。載せる製品の紹介で取材に行く時もその会社で出されるお昼はお断りして
必ずお弁当持参で行くそうです。その製品の批判がしにくくなってはいけないからだそうです。
創刊、戦後間もなくの1948年。初めて手にしたのは高校の学校の図書室だったような気がします。
暮らしの手帖バックナンバーと「すてきなあなたに」
京都三条の古本屋さんの店先にいつもこのバックナンバーが並べてあって楽しみでした。