「若狭の猫たちと初」 のblog

「野良猫から地域の猫へ いのちにやさしいまちづくり」
福井県若狭の地域猫活動 若狭猫ネットです。

おおい町の「うまもんや」さん

2015-08-25 14:01:43 | 若狭 見どころ味どころ

おおい町にステキなお店を見つけました。

というより、TAKEさんに「ここのご主人に会わせたい}と

紹介していただいたんです。こじんまりとしたレトロないい雰囲気

の食堂です。

 

中に入ると可愛い猫の小物がたくさん置かれていて、無類の猫好きご主人。

男のご主人が出てこられるものとばかり思っていたら

少し小柄なショートヘアの素敵な女の人が出てこられました。

 

国道からちょっと入ったところなのでわかりにくいのですが、おおい町役場の

すぐ近く。役場をめざしてきてくださったらすぐにわかります。

お味もおいしい。 いただいていたら若い二人連れの男性が入ってこられま

した。若い人たちにも人気の家庭的なお店です。

そして、猫を飼いたいと思っていらっしゃる方、ここのご主人真理さんに

ご相談してみてくださいね。

 

ご紹介しています小浜の「アンティックカフェあさい」さんとともに おすすめ

若狭おすすめの見どころ味どころです。

 


shibaさんちのハナ&チロちゃん

2015-08-22 11:45:07 | 里親さんクラブ

   左、ハナ 右、チロ

 

ご無沙汰しております。  今年の夏も猛暑日が連続しておりましたが、

お身体の方は大丈夫でしたでしょうか? 我が家の家族はなんとか乗り切る事が出来ました。 

 

ハナもチロもバテる事なく大変元気にしております。

ハナは写真が好きなのかカメラを向けると近づいてきてアップをとらせてくれます。

カメラに興味津々のハナ、

そしていつも車の音を聞き分けて帰りを玄関で出迎えてくれる

ハナ&チロの写真を送らせていただきます。

   shiba。

 


敦賀、藤田さん 動物との共生をめざして

2015-08-21 09:59:04 | 若狭の猫たち

8月19日付 中日新聞

 

敦賀、藤田幸雄さん 動物との共生をめざす活動を敦賀で地道に行っておられます。

ALIVEの犬の「迷子札ホルダー」を自治体に採用してもらう活動でも、熱心に若狭地域の自治体へ

の訪問をご一緒してくださり、おかげさまで嶺南6市町全ての市町で 鑑札や注射票を簡単に犬

の首輪に取り付けられるホルダーが採用され、今も6市町の狂犬病予防注射の際に毎年

配布されて、迷子になった場合の犬の殺処分を無くすることに大きく貢献してています。

 

先月、地域猫の川崎に来てくださって、おおい町担当課にもご一緒していただきました。

ALIVE福井、若狭地域猫の会も藤田さんに助けていただいて活動しています。

 


TNRと地域猫と 福井県の状況

2015-08-18 16:49:12 | 若狭の猫たち

TNR運動とは

T はトラップ 捕獲する(捕獲器を使用する場合は猫に安全な捕獲器であること)

N はニューター 不妊、去勢手術ををする

R はリターン 元の場所に猫を戻す

捕まえて不妊、去勢手術を行い元の場所に戻すこと。子猫を産ませないで野猫を

殺処分せずに減らしていこうとする運動です。

 地域猫とは・・・

 しかし、これだけでは野猫の命は守れません。手術をする以上その猫一代限りは命を

全うさせなければなりません。餌を与えるなど、管理や保護が必要です。

しかし、個人や少人数では地域にいる多くの猫に対してこれらのことをすべてやっていく

ことは経済的にも労力的にも限界があります。

そこで、その地域の人たちが地域猫とは何なのかを理解して、地域の問題として活動に

加わっていく。地域の猫として面倒を見ていく。それが地域猫です。

 

 

けれども地域の人たちとの合意はそう簡単に話し合いだけでできるものではありません。大変な

お金や労力がかかります。 やってみる人や団体などがあって、そのやり方や成果が少しでも見

えてくることで合意が徐々に進んでいくのではないでしょうか。

そこで、そのためにどうしても不可欠なのは行政がこれにかかわり、地域住民と協働していく

姿勢です。。成功している地域ではほとんどが行政主導で費用も補助されます。

 

福井県では 若狭保健所の所管地域で6年前からこの取り組みが一部の人たちによって行われ

ています。  小浜市については手術報告書を提出した猫については地域猫として認知されて市に

報告書が保管され、若狭保健所にも報告書が送付されています。

TNRはなんとか少しづつできても、手術した猫の数が増えるにつれ 命を守るという保護,、管理の

面で困難が生じてきているところです。地域の合意、行政との協働がどうしても必要になってきて

います。地域猫対策へ 地域の合意というもう一歩の踏み出しに頑張っていきたく思います。

 

 

知事は福井県は殺処分減少に努力していて他府県に比べて殺処分は少ないと答えています。

保健所が猫の持ち込みを拒否し、持ち込まれた猫は里親を探す。県の動物業務の委託をされ

ている支援センターの皆様と保健所のご努力で殺処分ゼロの保健所が増えています。

 

本当に嬉しいことです。今はこれで精いっぱいの状況だとは思いますが

ただ、そのたいへんな努力もその場限りの対処になってしまい、元を絶つ根本的な解決にはなっ

ていないことが残念です。殺処分は減ってはいても野良猫が減っているわけではありません。

野良猫として生まれ続ける猫の数はいつまでも減らないのです。

また野良猫予備軍である多頭飼育、崩壊の対策についても全く手が付けられていない状態です。

 

生きもの共生、共存のまちへ福井県へ

地域猫活動への皆様のご協力を、そして行政の地域猫への取り組みを福井県の殺処分ゼロ地域

を増やしていくために切にお願いするものです。


高浜 ゴマちゃんです  (高浜G TAKE)

2015-08-17 16:27:13 | メンバーズページ
 今年の冬に、道の駅からもらわれていきましたゴマちゃんの近況写真が
、高浜のOさんから届きました。
 
この子は、厳しい寒さのときは、自動ドアを使いこなして情報室へも出入りしていた子です。
飼い主さんもとても優しい方で、写真を見てわかりますように、お互いにベッタリの関係になっています
高浜では、人気のある子でしたので、この近況報告は皆、喜ぶのではないかと思われます。
 
また、この子は、shiba様のところのチロちゃんとも兄妹猫となります。もう一人は、前足骨折の為、
療養を経て、今では我が家の家猫になっています。
全員が家猫となり、それぞれが大事にされている(私のところはわかりませんけど・・?)のは
、本当に嬉しく思います。
 
 Oさんは、猫に対してもやさしい人ですが、人に対してもやさしい方ですので、
話をしていても気持ちが大変やすらぎます。
これからもゴマちゃんと仲よく、幸せに暮らしてね。
 
 
 


トラバサミの使用は動物虐待罪

2015-08-13 12:46:30 | 若狭の猫たち

先月、川崎で後ろ足が切断された6か月ぐらいの猫を保護しました。

トラバサミにかかったものと思われます。

 川崎に仕掛けられていたものか、どこかで掛かって川崎に連れてこられたもの

かわかりませんがトラバサミの使用は2007年4月より禁止されています。

 

狩猟用として使う場合は緩衛装置の付いた(ソフトキャッチ)ものを使うこと

になっています。ホームセンター等の店頭に置かれることはなくなりましたが、

買う場合は狩猟免許証の提示が必要です。けれどもまだ狩猟免許証の提示

なしに販売するホームセンターやネット販売があると思われます。

 

トラバサミにかかると刃金が足に食い込み動けなくなって死んでしまいます。

むりに逃れようとすると足が切断されてしまいます。 以前、敦賀でトラバ

サミを引きずって歩いている犬がiいるので助けてやってほしいと新聞に

投稿j記事が出ていたことがありました。

 

トラバサミ、箱罠などを仕掛けて動物がかかった場合は動物虐待罪となります。

また、狩猟用で仕掛ける場合は氏名、住所などを書いた札を付けなければ

なりません。

 畑や田んぼの畔、住宅地の人通りの少ない路地などに仕掛けられていることが

あるそうです。トラバサミを見かけた場合はすぐに警察か自治体の鳥獣保護担当

に通報して撤去してもらいましょう。 犬、猫などがかかった場合は獣医師の診断書

を書いてもらいましょう。罠は告発、告訴るときの証拠物件になります。

 

また、人、特に小さい子供もかかります。こういった無差別に殺傷する残虐な罠を

簡単に仕掛けるようなことは絶対に許せません。この猫がかかった罠の所在が

わからないことが非常に不安で残念です。周囲に罠が仕掛けられていないか気

を付けたいと思います。

  http://www.alive-net.net/wildlife/domestic/trap/trap-kisei.html 

 (ALIVE HP わな)

 

 


赤いハイヒール

2015-08-09 11:01:13 | 初の日記

少年は貨物列車にもぐりこんで

20時間の旅をした

少年はひもじかった

お店のパンを五つ食べた それで少年院に入れられた

 

女の先生は 麦の入ったご飯をアルミニウムのお椀に山ほど入れてくれた

3時にはドロップを口の中へほうりこんでくれた

寝るときには歌を歌ってくれた

 作業時間にはお芋堀りをした

 

「先生は何がいちばんほしい?}

「そうね 先生は赤いハイヒールがほしいな」

迎えの人が来て少年院を出ていく日 

少年は 「先生 またね」と駆け出して行った

 

つぎの日 少年は帰ってきた

手に赤いハイヒールをもって 制服のおまわりさんと一緒に

「先生 赤いハイヒール!」

ああ あなたというひとは!

「先生 赤いハイヒール」

少年はくり返し澄んだ声で言い続けた

 

              紺野あずさ詩集「赤いハイヒール」 

 紺野さん(「野火」同人)は 一時期、家出少年などに接するお仕事をされていたそうです。

その時のことがいつも心から離れなくて、かなしいけれど書かないと心の整理がつかないと。

毎晩寝る前に子守歌代わりのように2、3編づつ読む癖がついてしまった「すてきなあなたに」

のエッセイ集に書かれていた詩です。 

悲しくてあまりにもいじらしくて。

 


ユウさんのポストカード

2015-08-08 16:05:56 | 初の日記

 

残暑お見舞い申し上げます

 

 久しぶりにマスターピースさんに寄って

ユウさんの絵葉書を買いました。

夏の新作が出ていました。 

このブログのプレートを描いていただいたイラストレーターさんです。

http://rakugakiya-yh.com/  (ひらたゆうこさんのHP)

 

  

 

 

                                (著作権はひらたゆうこさんにあります)

 

 

 


秋風 立って

2015-08-07 15:46:26 | 若狭の猫たち

 

今日は立秋。   と言っても

これから処暑(8月23日ごろ)までが一番暑い時です。

でも とんでもないこの暑さ、この星と一体の私たち生きものは病んでいる地球の喘ぎを肌身で

感じます。自然にまもられ自然を護って生きてきた野生の生き物たちはどうしているかと心配です。

  *

 野猫たちもこの暑さは生きづらいことでしょう。

 川崎に入って6年目。走り続けてきた日々でした。

でも問題が収まることはありません。全ては人間の意識の問題なので時間がかかります。

1月から多くの猫を見送って世代交代の川崎です。皆、川崎に入った時から毎日待っていて

くれた、付き合い長い想い出多い子達。なんとか餌場で子供を産ませることを食い止めながら、

力尽きて倒れていく子たちを連れて帰り次々に看取る日が続いた悪夢のような7か月でした。

 

悲し行けれどやっと餌場が減った と楽になる間もなく

そられの餌場にまた次々に捨てられて、すでに子供を産んでしまっている猫がいます。

この6年間やってきたことをもういちど繰り返す気力も体力も残っていなくて落ち込みました。

 

入って5年も頑張ったら愛護法も変わっていくし、行政も動くはずと思ったけれど。 

でも、歩みは遅くても後退はしていないのです。最初は考えられなかった周りりを気にすることなく

堂々と当たり前に地域でお世話をしてくれる人、気にかけてくれる人が一人二人と現れてます。

このことはこの地域の人達に与える影響がとても大きいと思います。

 

やればやっただけのことはきっとあるのです。

最初に目指した川崎全体を地域猫にしていくことは現状況では無理なので、餌場の縮小も

続けるために今は悲しいけれど止むを得ません。

今までのようになんとかしなくてはと焦って疲労困憊しないように 今はただ体力の続くかぎり

見守っていくことに。親しい友達に会いに行く、そんな自然な気持ちで川崎に入れるようにとおもいます。

 

 

 ゴハンが済んで                   川崎からの帰り道 久須夜