冬に向かい猫達のお世話に毎日ご苦労されていることと思います。
合わせて活動資金繰りも大変なことと思います。
本来なら会として会計の担当を置き、活動に対しての資金繰りや分配を
していくべきなのですが、それぞれのグループは一人か二人のメンバー
さんだけですので、活動にあたる人手はもとより、活動資金について担当
するための人手が足りない状況が続いています。
わかさ富士様からのご支援金は各グループに分配をさせていただいてい
ますが、募金箱の設置やグループ、個人に対してのご支援は各グループ
で必要に応じて工面していただくこととしてきました。
手術費用のほかに餌代、治療費、保護、譲渡にかかる費用など、大きな費用が
かかってしまっている現状です。K町グループでも人手ともに資金の面で限界が
来ている状態ですが、今、手を止めてしまえばすぐに元の状態に戻り、今まで7、
8年かけてやってきたことが水の泡になってしまいますし、生きもの相手ですの
で手を止めることはできなくなっています。 個人、ボランティアの努力だけでは
これ以上続けられないというのが各グループの皆さんの状況だろうと思います。
今年9月に、鯖江市の田村県会議員のお世話で小浜市長に会って、若狭地域猫
の会の活動状況をお話ししました。 そして今、福井市の団体の方と福井市の県会
議員を通して、飼い主不明猫の手術費用助成金について要望を提出していただい
ています。
現在、福井市に続いて、坂井市、永平寺町でも飼い主不明猫(のら猫)の手術
費用助成金が出ることになったようです。
若狭では、地域猫の活動をされていても会としては何のご協力も出来ず
会員である意味がないと思われるのが正直なところではないかと本当に申し訳
なく思いますが、一頭ごとの不妊手術報告書の市、町への提出も7年間積み上げて
きましたので、この実績が行政に届くことを切に願っています。本当にたいへんな
活動になっていますが、県議会や県の動向に注目していただきながら、
活動の手を止めることなくできる範囲で続けていきましょう。