viento y sol

過ぎ去りし日々の物語を、そして尾張の国から吹く”風”を・・

桜花なかりせば・・

2008年04月07日 | mono'logo
   

  桜が満開になり散り始めたようだ。
  さして考える事柄もないオイラだが、
  春眠のまにまに、もしも春に桜花がなかったならなどと
  たわいのないことを考えてみた。
  
   "桜がなかったら花見酒が飲めない"と思ったり
   "桜餅の葉っぱ"はどうなるかとか
   "桜鯛や桜エビ"のネーミングに困るんじゃないかとか、

  己のイマジネーションの陳腐さに、ただあきれるばかり。

  満開の桜に、侘びしかったこと、挫折したこと、
  しか思い出さないオイラだが、桃の花ではなにも思い出せない。

   さまざまなこと思い出す桜かな  芭蕉

  
  

   
  


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2 コメント

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松尾芭蕉さんも (ohisama)
2008-04-10 23:12:11
marimoさん

ごく普通の句を作るのですね。
その日まずはじめに、さらっと思いついた句を詠み
そのあとの句は呻吟を繰り返していくのでしょうか。
なにか安心したような、はぐらかされたような・・・
素人の私だからこんなこと言えるので、
専門家だったらとんでもなく優れた句なんでしょうね。
marimoさんがこの句を引用されるのがおもしろいです。

桜吹雪は絵になりますが、梅や桃だったら何も感慨深く思えませんね。梅吹雪とか桃吹雪とは言いませんね。

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さくら (marimo)
2008-04-12 21:13:43
ohisamaさん
尾張の桜は散ってしまいました。
道央はこれから良い季節を迎えますね。
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