viento y sol

過ぎ去りし日々の物語を、そして尾張の国から吹く”風”を・・

南アメリカと教養

2005年11月28日 | latinoame'rica
          
             

   南米ではアルゼンチンであれ、ブラジル、ペルーであれ
   レディファーストの世界。

     レディファーストの習慣など、かけらもない大和男子、
     当初は戸惑うことばかり。

   ホテルのエレベーターに真っ先に乗り込んだ時
   妙齢のご婦人から、"no educacio'n!"
   "まぁ、なんと教養のない人!”と叱られて、反省の日々。

     やっと"教養"が身についた頃、帰国して
     エレベーター前の女子社員に、お先にどうぞ、と云ってみたが
     気持ち悪がって後ずさり。あ~ぁ、"教養"が邪魔になる。

   今、我が家では、エレベーターに乗るときも
   玄関のドアーを開けて入るときも、
   何もかも女性優先。

   今頃、"教養"が役に立つなんて、哀しいケーナの調べを聴きながら、
                           ヤレヤレ・・・
   


   

   


   

   
   
   

    

西安の磁器

2005年11月23日 | corazo'n
              

   もう何年も前になるが、知人が西安から敦煌に旅をしたと云って
   届けてくれた焼き物二つ。

     何に使う品かは聞かなかったが、お香でも入れるのだろうか。
     
   西安、敦煌から、やがては西域への旅を夢見ていたけれど、
   今となっては、impossible dream. 見果てぬ夢か。

     せめて小春日和の休日は、磁器二つ眺め
     絹の道の夢でも見ようかと。
     

晩秋・尾張から美濃へ

2005年11月17日 | corazo'n
立冬も過ぎ、北国の街の天気予報は雪だるまのマーク、
尾張から美濃への谷は晩秋の紅葉。

          

           谷の夕暮れは早く、日陰は冷える。

                        

                     谷沿いの店で名物の草だんごを買い、
                     日の暮れるまでには帰ろうかと。

南アメリカの音楽

2005年11月13日 | latinoame'rica
南アメリカには、
サンバ、タンゴ、フォルクローレ、クエカなど
それぞれの国に素敵な音楽がある。

  サンバで思いだしたが、東京、四谷にブラジル料理のレストラン
  "Saci Perere"がある。ブームになる前からの店で、リオ・デ・ジャネイロの
  雰囲気があり、地酒カイピリンヤもうまい。
          (http://www.saciperere.co.jp/)

南米で買い集めたLPレコードを、試しに数枚CDにしてみた。

          
     (CANTA CANTA,MINHA GENTE)(Mi Chile Lindo)

  LP一枚をCD化するのも高価で新品CD数枚のお値段。
  それでも、世界に一枚だけのCDと思ってサンバを聴きながら、
  酒を飲むのも愉快。




  








































 



旧家と菊

2005年11月09日 | corazo'n
         
         

    土地の旧家の木造家屋が移設されて
    公園に保存されている。

    暖かい日の午後、生け垣に菊の花。

      向こうのアイスクリーム売り場には
      人がたくさん居たが、ここには来ないようだ。

けむり・秋

2005年11月05日 | mono'logo
つい何日か前までは黄金色であったのに
刈り入れが終わり、尾張の里は煙りの秋。

       

      田に火が放たれモミ殻や切り株が黒色に染まり、
      あちらこちらに白い煙りがたなびき
      いつの間にか秋が深まって行く。

奥飛騨や木曽の山々から初冠雪の便りが近い。

11月になれば・・

2005年11月01日 | corazo'n
11月になれば、
琵琶湖を渡り 関ヶ原を抜けてくる風も
だんだんと冷たくなって。

11月になれば、
なんとなく、ブゥエノスアイレスのLPをラックから
取り出して。長い間、手を触れなかったけれど。

        

        JUAN D'ARIENZO (フアン・ダリエンソ)などと云ってみても
        "フーン 誰んそれ"と云う顔をされるだけ。

              
        MUJERES ARGENTINAS の解説をと思ったが、
        まるで絶滅危惧種を見るような視線、ヤメタッと。

11月になれば、
そのうちに、人の耳に心地よい周波数、ブゥエノスのLPの音を
聴いてみたい。