viento y sol

過ぎ去りし日々の物語を、そして尾張の国から吹く”風”を・・

湯の宿

2006年05月23日 | corazo'n
 早朝、そぼ降る五月雨の中、少しばかりの所用で
 山陰の小さな町へ車で向かうことにした。
 片道が約500kmに及ぶ中国山地越えの旅、
 夕刻までには辿り着きたいと思ってひたすら走った。

 帰路、山の湯宿に泊まることにした。
 
       

    湯宿は客も少なく岩風呂に浸かって
    山陰にしては珍しい青空を眺め風に吹かれた。

          

         かがり火燃える庭を見ながら辛口の地酒に酔い、
         まだ夜は冷える。

 中国山地越えの峠道で見た紫色した花、
 ブエノスアイレスの花、"ハカランダ"に似ていたが
 何の花かは"分からんだ"。




            

CUBA LIBRE

2006年05月07日 | latinoame'rica

         

  窓の外はしのつく雨、
  黄砂で、きなこ餅のようになっていた車のリアーウィンドウも
  この雨が洗い流してくれるようだ。

    こんな夜は気分を変えてラム酒でも、
    ライトを消してジョージタウンやパラマリボの酒場のように。

  キューバの酒、ラムは焼けるように強くストレートではとても飲めない。
  現地の人々は陽気に飲んでいるが、
  ラムをコカコーラで割ってラムコーク、静かに飲むのも悪くない。

    社会主義国家キューバの酒ラムをアメリカのコーラで割って
    その名は、CUBA LIBRE (自由キューバ)、
    それは言い得て妙。
    バーテンダーの名がゲバラではちょっと出来すぎた話。

  こんな酒を一人飲んでいると、ついつい飲み過ぎてしまいそう。
  窓の外はしのつく雨。
    

    

5月の格言

2006年05月01日 | mono'logo
        

    5月の格言;けっこう蚊だらけ
                タコ、つぼだらけ。

 コリャまた難解な格言だなどとお思いでしょうが、
 なにからなにまで真っ暗闇の傷だらけの人生には、
 難解なものほど役に立つものでございます。・・ナンダ、コリャ

  オイラ、ミサキの老不良が南米のガイアナや
  ベネズエラのオリノコ川上流域に分け入る時、
  コレラ、ペスト、黄熱病のワクチンを接種したうえに、
  けっこう蚊だらけの地域なものだから、
  マラリヤの予防薬、キニーネを服用してウイルスや病原菌から
  身を守ったものだ。身を守るセキュリティこそ大事だと云うことだ。

  オイラの飲み仲間の友人知人が云うのには、オイラのパソコンOSは
  旧世代のOSだから最新のウィルスは相手にせず素通りするとか、
  喜んでいいのか悲しんでいいのか複雑。

  オイラ、老不良の脳回路も前世紀の代物だからウイルスが素通りすると思いきや
  たまには風邪ウイルスに感染することがある。
  こんな時はビールやウイスキーを服用すればすぐに回復、復旧するから
  まあ、まだ捨てたものではないと勝手に思っている。

くだらんことを云ってないで、タコ、つぼだらけ てーのはなんじゃ?

  タコがまだ子供だった頃、親タコは子タコに耳にタコが出来るほど云ったそうな。
  不用意につぼに入ってはならぬと、タコ焼きにされたり、酢タコにされると。

人間もタコもパソコンも生きて行くにはセキュリティが大切、
これが今月の格言の哲学的な解説なのだ。 あぁ~しんど ヤレヤレ