viento y sol

過ぎ去りし日々の物語を、そして尾張の国から吹く”風”を・・

長良川・春

2006年03月25日 | mono'logo
        
   

 強風が吹き荒れたり、冷たい春の雨が降ったり、
 ようやく暖かい日の午後、長良川河口堰の上、川風はまだ冷たい。

       

    それでも水門から流れ落ちる水の音は心地良くて
    早くも魚水路からアユが遡上したという。

          

        流れる水の向こうは、もう伊勢湾そして太平洋。
        幻の五月マスは何処にいるのやら、長良川の春。

微笑み

2006年03月19日 | corazo'n
          
         
               (クメールの微笑み)

  東風が吹いて比叡の雪も少しずつ融け出したようだ。
  春風の微笑み、モナリザの微笑み、慈母の微笑み
  琵琶湖を巡る遊覧船も動き出し、なにもかも微笑み。

   尾張の里に吹きつける伊吹おろしも弱まって
   春、primavera.そして桜。

  クメールの微笑みのように穏やかな尾張の春がはじまる。
   
  

別離 despedida

2006年03月09日 | corazo'n
         

 弥生3月、別離の季節
   名も知らない鳥の群れが飛んで行ったが、渡り鳥だろうか。
   冬の間、近郊の川にいた鴨の群れもいつの間にかいなくなった。

 再会を約した人との別離、再び会うことのない南半球のアミーゴ達との別離、
 名刺の枚数だけ別離がある。

   別離、betsuri、ベツリ、なんとも云えない響きの音律。
   もうすぐ桜。
   
 

3月の格言

2006年03月02日 | mono'logo
           

  3月の格言;天命を信じて人事を尽くしつづける。

  いつだったか、ある女性の生命科学者が新聞か雑誌に投稿なさったエッセイに
  "人事を尽くして天命を待つ"よりも
  "天命を信じて人事を尽くす"が、より能動的で好ましいとのことだった。

  オイラ、へそ曲がりの老不良は"天命を信じて・・"に、"つづける"を加筆して
  改良したのが今月の格言なのだ。

  すこし前まで、某予備校に関わりを持っていたが、落ち込んだ浪人生達が
  泣き言を言って来たとき、きっと良いことがあるから頑張りつづけるようにと、
  改良格言を話してやると、マジッスカ!等と云いながら不思議と元気になった。
  オマジナイのような効能があるようだ。

    オイラ、へそ曲がり老不良は、改良格言とはおよそ無縁な環境で、
    "果報は寝て待て"とか"棚からボタモチ"を待つような怠惰な人生を
    送っていながら、浪人生に教訓を垂れるなんて・・仕事上しょうがないけど。

    そう言えば、オイラ、ミサキの老不良だって、喜びも悲しみも幾年月
    夜ごとにビール、ウィスキー、焼酎etc.天命を信じて欠かさず飲みつづけ、
    GOT,GPT,も正常値、なんと頑健な肝臓よ。

  奮闘努力のかいもなく、天命を信じて飲みつづけても、いい事は起こらなかった。
  今日まで良いことなかったから、ひょっとしたら、明日ぐらいに・・。

  なんとまぁ、ライブドアー的な? じゃなくて、なんとまぁ、ヤフー的な?
  でもなくて、あっ そうそう、なんとまぁ、楽天的な、だった。ヤレヤレ!!