viento y sol

過ぎ去りし日々の物語を、そして尾張の国から吹く”風”を・・

フフイの残影

2005年09月24日 | latinoame'rica
アルゼンチン最北の地、 国境の町フフイ
アンデスの峠を越えれば チリ。

 小さな湖の畔、チリ人の旅人が
 ハンカチを振りながらクゥエカを踊る。

        

遙かに遠く、フフイの残影。

山里の森林浴

2005年09月17日 | mono'logo
養老山系の西 山里の森
広大な森の中の遊歩道。ピクニック路になっているようだ。

だけど、あまり知られていないのか、人っ子一人いなかった。

 やっと涼しくなった風に吹かれて
 山里の森林浴。

森の中にエメラルド・グリーンの池。

奥琵琶湖

2005年09月14日 | mono'logo
まだ暑さが残る日の午後、
奥琵琶湖、黒漆喰の町、長浜。

  北国街道を往く人も琵琶湖を渡る舟も
  我は湖の子、流離いの、旅にしあればしみじみと。

北国街道のガラス工房で、ステンドグラス風の、
小さな照明スタンドを買い求めた時、
湖面に落ちる夕日には早過ぎた。

  波のまにまに漂えば 今日は今津か長浜か。

             (写真は長浜城)                                                                                                                                                                                         

チタン・ボロン合金

2005年09月10日 | mono'logo
八ヶ岳山麓に移り住んだ知人から嬉しい便り、
唐松が黄金色になる頃に
フルートのライブがあるから来ないかと。

 そう言えば、もう3年も会っていないなあ
 毎年、夏の騒々しい季節を避け、早春か晩秋に行ってたのに。

去年の秋、腰椎の第四関節に入れた
チタン・ボロン合金のボルト(titanium・boron)も、なじんできたし、
伊吹山のガレ場も少しは上れたし。

 麦草峠を越えるワインディング・ロードを3年ぶりに車で走ってみようかなあ、
 3年前、晩秋の麦草峠の木々は霧氷で白く光って冬景色。

冷たくて チタン・ボロン合金が痛まなければ良いのだが。




砂漠の嵐

2005年09月06日 | latinoame'rica
客が帰り静かになったが、
大型台風がちかずいてくる。嵐になるのだろうか。

嵐といえば、
 サンパウロ発ーアントファガスタ経由ーサンチャゴ行き   (サンチャゴの木彫り)
 チリ航空のフライト。
 アンデス越えに少し緊張し、初めてのアントファガスタ
 に思いをめぐらせていた。

 パーサーがアントファガスタは嵐、着陸不能、
 サンチャゴに直行と告げる。
 翌日、早朝、ホテルにチリ航空の車が迎えにきた。
 車にはスチュワーデスのセニョリータが5~6名、
 目の保養、アントファガスタ行きの国内便に搭乗した。

アントファガスタは砂漠、灼熱の太陽、嵐の痕跡もない。
多分、降りる客が少なかったのか一人だけだったのか、
着陸をスキップしたらしい。
これぐらいで怒っていては南米では身が持たぬ。
アントファガスタの人達は「お前さんの飛行機が頭上を飛び越した」
と笑っていた。南米には南米の流儀があるのだと諦め、そして悟った。

 この街で苦楽を共にしたフリオとカルメンの夫婦、
 フリートもマティアスも元気だと風の便り。

元気ならいつかは会える。
 Hasta la vista. また会う日まで。
 

9月になれば・・

2005年09月01日 | latinoame'rica
9月になれば、
訪ねてくる客がある
銅の花瓶に秋の花でもと。

     
      アントファガスタの銅の花瓶 2005-4-17 my blog


9月になれば、
夏の間にやり残した事は無かったかと考えてみても、
とりたてて何があるわけでもなく。

           
初秋の黄昏を風に吹かれて。(伊吹山にて)