節分の朝、尾張の里は夜来の雪で白くなっていたが
お昼頃には融けてしまった。
我が家には主たる者のなすべきルールが制定されている。
その1;元旦の朝は雑煮を作るべし。
その2;節分の夜は豆まきを行うべし。
これは毎年不変であり、言ってみれば"恒久法"のようなものだ。
だからオイラは来る年も、来る年も、元旦には冷や酒で身を清めて
雑煮を作るし節分には豆をまく。
この"恒久法"はオイラが納得し且つ合意の上に制定されたものではなく、
どなた様かの実家の風習が、そうであったとの理由で一方的に宣言され
施行されたもので、まあ強行採決されたも同然だ。
"恒久法"だけなら、年に一度のことだし文句を言わずにやれば良いでは
ないか等とおっしゃる向きもあろうかと思うが、
時々、ベランダのスノコのペンキ塗りだとか、浴室の天井のモップによる
拭き掃除だとか、ナントカ特措法のような"時限立法"が制定されるのには
少々不満だがあきらめるしかない。
それもこれも、人道的貢献と平和への貢献だと我が身に言い聞かせている。
ヤレヤレ
新婚の頃はそれでも、嬉々として教えを授かったのではないでしょうか。
我が家は両家とも、雑煮のモチ焼きは男の仕事です。
節分の豆まきもそうです。
男性を気持ちよく雑用をさせるには、一に感謝、一に
褒める、これが鉄則です。
操縦がよいのか腰が軽いのか、我が家の主は不満も言わずに時限立法をこなしていますよ(笑)
いつでも、どこでも
男は、か弱いものでございます。(笑)