当たり前のことが当たり前じゃない。

この年末年始は、公私共にいろんな事があった。。
八代亜紀さんの訃報を聞いた、午前中は、ご近所の八代さんのお宅の前を歩いていたから、びっくりと共にショック！だった。
若い頃、レコード会社に勤務していた時は、人気絶頂の八代亜紀さんのコンサートに特別チケット（無料）で見に行ったことも。
もちろん、会社を離れてからも、演歌好きの父親ともコンサートに何度か行ったっけ。
そして父親が80代半ばまでの朝のウォーキングは、自宅から八代さんのお宅まで歩いて、Uターンしていた。。
だから、個人的には、親子共々？親しみのある方だった。。

さて、私はジムに通い始めた頃（７年前、乳癌の手術から５年後）から、自分なりに時間と共に生活習慣を変えて、運動で正しい姿勢の身体を作って来た。
それは、癌を避けるためでもあった。。

そのおかげで、加齢と乳癌のホルモン治療から来る骨粗鬆症以外、身体はどこも悪くない。。
68歳の義兄が、大晦日に亡くなり、、、翌日の元旦に（旅立ったばかりの）義兄に会いに行き、昨日が葬儀だった。
そのお棺に入る義兄の肉が削ぎ落とされた顔、か細くなった身体を見て、元旦に見た時の顔とは違い、…改めて、「癌」の恐ろしさを知った。（義兄は、舌癌から肺癌の闘病生活４年。）

去年、乳腺外科の主治医から、乳癌がわかってから、12年が過ぎた事を、「長生きしたね。」と言われたのは、その時はジョークかと思ったけど、義兄の眠る顔を見て、これが癌の恐ろしさなんだ、と。
本当に私、主治医が言われるように、運良く、再発がなく、長生きしてるんだなぁ、と。。

義兄は、癌がわかってもお酒を飲んでいたようだし、生活習慣も規則正しい生活ではなかったようだ。。（と、思う。。？）

ピラティス的には、自分の身体のコントロールが出来てなかった、と言うことか。。

昨日の葬儀では、５年前の３番目の姪っ子の結婚式で、会った同世代（60代半ば）の親戚に会った。
いやぁ、びっくり…、女性はもちろん、男性も身体が横に広がって、背が縮んでる。
いつも他人様の身体を見てる私だけに、観察力がある？で、60代半ばとなると、首は短くなり、背骨が丸まって顔が前に出て来ると言う事か。。
脳のゲームの「アハ」のように、年月とともに身体が曲がって、あ、こんなに年を取ったのを感じさせられる。

余談だけど、一番上の姪っ子が、「haruおばちゃん、カッコいいね、姿勢がすごく綺麗。」と褒めてくれた。。
前日にM先生とのプライベートで、M先生から、「私の生徒の中でもharurararaさんの姿勢は、かなり良いです。姿勢が良いと、所作が綺麗に見えるので、明日の葬儀のお焼香は綺麗に出来るだろうし、喪服を着れば、スッと見えるから、カッコ良く目立つと保証します。」と。。（爆）

まぁ、確かに…これだけ、ピラティスに時間とお金を掛けて、自分の正しい姿勢を作って来たんだものね。
これこそ、当たり前のことが、当たり前じゃない。。
自分で自分を褒めてあげる？
姿勢を正しくする、って、本当にこの歳になると、重力との戦いだけに、大変な事。
コツコツと積み上げての結果がこうなった。。。
少しでも、この姿勢を維持できるように、さらに身体を伸ばすように、今年も日々努力しよう。