猫に起こされて今頃……
昨日はギターアンサンブルの練習日。
弦がそろそろ駄目になりかけているので、低音弦の響きがガサガサゴソゴソモゴモゴ。
主よ人の望みの喜びよ 少しそれらしく聴こえてくるようになってきた。
私はTwitterで囀りはしないが、ギタリストの囀りを楽しみに読んでいる。
今日はギターの弦は燃えるゴミかどうかで意見が飛び交っていた。
ギタリスト今更訊けないあるあるなお話。
私は何も考えずに纏めて不燃ゴミで出していた。
地域によって違うがナイロン弦は可燃ゴミ、金属弦は資源ゴミで金属ゴミという意見が多い。
私のはクラシックギターだからナイロンと金属共にあるので、分別するべきもののようだ。
でも、ナイロン弦を燃えるゴミという感覚は私には無い。
そこに、使用済みギターの弦を回収する業者がいるとの情報。
考えると確かに金属弦を棄てるのはもったいない。
私の地域では不燃ゴミに出した先に資源ゴミに分別されているのだろうか⁉️
これはセンターに直接尋ねてみようと思う。毎年配られる正しいゴミの出し方マニュアルの中に弦は特記されていなかったような気がするのだ。
一人暮らしの息子は帰省する度に私に文句を言われている。
瓶缶、新聞以など資源ゴミ以外の殆どが可燃ゴミなのだ。不燃ゴミというのが無い。
我が地はそれに比べると細かく分別されている。
夫はその分別できないアホ。
ビールの缶に煙草やティッシュを突っ込む悪癖は結婚後直せたが、ビニール、プラスチックゴミと可燃ゴミ、金属ゴミなど不燃ゴミの分別できない。夫の部屋のゴミ箱の中身は私が分別して、台所にあるゴミ箱に入れる瞬間は目を光らしている。指摘するとチッと舌を鳴らして不満顔する。会社は何でも可燃ゴミの地域なのかな。
マニュアルに目を通すということをしないからわかっていないのだろう。
私は琵琶湖育ちなので、子どもの頃に発令された琵琶湖条例のおかけで分別意識はある方だ。
父が夜中にいつも分けていた姿を覚えている。
当時の琵琶湖は生活排水で汚染されて、シジミも魚も食せないほどだった。
私はシジミを食べて酷いアレルギーを起こした。初めは私にだけお汁を飲むなと言われたが、琵琶湖の汚染が騒がれるようになって、母は、自転車でやってくるシジミ売りのおじさんから買いはするが食卓には出さなくなった。井戸水も飲めなくなった。
そして程なく合成洗剤使用が禁止となる。
結婚して東京都民となった時、分別システムがなく野焼きも当たり前で、赤ん坊を抱える私は驚き市役所に電話で問い合わせた。
職員がわざわざ訪ねてこられた。
滋賀県出身だと言うと、滋賀県のゴミ処理は最先端で、まさしく滋賀県まで研修にいこうとしているとのことだった。
その後間もなくシステムが出来上がり、多少の混乱もあったが、分別するのが常識になるのに時間はかからなかった。
時は流れて焼却炉も進化して、何でも可燃ゴミにできる地域があるようだ。
ギターの弦……。