能面

携帯で写真を送信する方法を何度教えても、
「わしには無理や～！」
と、言っていた父から写メが届いた!(b^ー°)やるじゃない！
旅行して、まだまだやれると自信がついたかな？

父は母が亡くなってから、能面を打つという趣味を持った。

あまりに落ち込んでいた父を心配して下さった知り合いが、能面教室に誘って下さり、父も何回か通ううちに夢中になり出した。
母は、亡くなる数年前から仏画にはまっていて、お地蔵様やら観音様を沢山書いていた。その画材道具をそのまま使えるのも、父には嬉しかったようだ。

写真の面は今製作中の老婆だ。
最初は若い娘の面から始めて、少しずつ年増となっていく。
これで5作目だとか。
どれも母の面影が宿っているように見える。