娘たちがいる間夫が何度もトイレで倒れ、救急車で運ばれたり病院との往復を重ねたりして、昨日もトイレで3回床にしりもちをついたまま立ち上がれないので、ついにケアマネジャーの計らいで、ベッドが一つだけ空いたという病院に診察と入院のために出かけます。
多分、もう自宅には帰れないだろうとなぁと考えて、昨夜は3時間しか眠れませんでした。
本人の了解は到底得られませんので、半強制的に入院の運びになるでしょう。病んだ高齢者がどんどん増えていくことで、個人の条件を満たすのは並大抵のことではないのです。
娘は今日帰京するので、自宅で顔を見るのは多分最後になるはずです。お互いに初めて味わう悲壮感のなかにいます。
私も十数年の自宅での介護生活にも終止符が打たれ、ほっとすると同時に味わうであろう喪失感を予感して、表現する言葉が見つかりません。
午後にその時が来ます!!