作家の宮尾登美子さんがたんすの中身を大公開されています。フルカラーで次々と紹介される着物や帯、羽織などの何と華やかなこと。戦争を経験し、満州からの辛い引き揚げを経験されたとはいえ(だからこそ?)、高知の裕福なおうちでの生まれ育ちや、あの宇野千代さんともご交流があるということも関係あるのでしょうか。1月から12月まで、礼装、羽織、訪問着から絞りまでテーマ別にまとめられ、これでもか、と目の保養をさせていただきました。ご職業柄か絵羽ものが多く、その美しさにうっとり。
大正のお生まれのならでは、の昔の風習のお話なども織り交ぜ、小説とはまた違った語り口は恥らうようでもあり、70余年を生き抜いてきたという気概に満ち満ちているようにも思いました。調べますと、先日の4月13日でめでたく満80歳になられたようで、そんなにご高齢であったか、と驚き、改めて、掲載されている月毎のポートレイトの若々しいことに、目がまん丸になりました。ン十年後、かくありたいものです。
大正のお生まれのならでは、の昔の風習のお話なども織り交ぜ、小説とはまた違った語り口は恥らうようでもあり、70余年を生き抜いてきたという気概に満ち満ちているようにも思いました。調べますと、先日の4月13日でめでたく満80歳になられたようで、そんなにご高齢であったか、と驚き、改めて、掲載されている月毎のポートレイトの若々しいことに、目がまん丸になりました。ン十年後、かくありたいものです。