ロサンゼルスで、着物暮らし

太陽燦燦のロサンゼルス近郊で接する和なあれこれ。
LAに帰って来ました。肌寒い日が続いています。

クリパで舞妓ちゃん

2006年12月24日 | あわせ
かつて勤めていた会社では、日ごろお世話になっている取引先、仕入先、金融機関など関係各所をお招きして、クリスマスパーティ(通称クリパ)を行っていました。芸能人がディナーショーをするようなホテルのホールを借り切って、へそのある舞台をフル活用。仕事の後に精を出して練習したダンス、寸劇や合唱を見てもらい、全盛期には芸能人のゲストが舞台に立つということまであった華々しいころ、都をどりの真似事をしたときの写真がこの1枚です。隣はさくら子ちゃん!
勤務時間中に太秦映画村まで出かけて鬘合わせ、当日はホテルの控え室にヘアメイクと着付けの方が駆けつけて、仕上げてくださいました。格好だけは舞妓ちゃんのようでも、舞なんてしたことがなくビデオでともかく振り真似の練習だけした素人集団。お客さまがどうお感じになったかはともかくとして、こんな扮装はもう二度と出来ないでしょうから、いい記念になりました。笑うと白塗りにヒビが入りそうで怖かったのも良い思い出です。

豪邸でのパーティへ

2006年12月15日 | あわせ
豪邸でのホリディパーティに、着物を着ることを示唆したのは夫でした。彼の希望でこの小紋。案内状にはHoliday Casualとドレスコードがあったので、臙脂の帯に緑と赤、金の帯締で、色合いで沿うように考えました。着物からすると帯締は格があがってしまうのですが、片目をつぶってやり過ごしていただけますとありがたいです。
着物に興味を持ってお声がけてくださった男性は、夫人が着物のコレクター。帯は使わずにローブのようにお召しだそうです。300ほどあるコレクションを見せてあげるから一度遊びにいらっしゃい、と連絡先をくださいました。どんなものをお持ちなのかしら、今からワクワクです。

あの取り合わせで炉開きに

2006年12月07日 | あわせ
今日は楽しみにしていた炉開きに参加させていただきました。あのバーチャルオフ会用の取り合わせから、お祝いの気持ちを込めて帯揚を宝尽くし紋のものに変えて着用。他に変えたのは、帯締の方向です。塩月弥栄子さんの『きものの本』をぱらぱらめくっていましたら、「半分ずつの金と銀や、無地の濃淡の水引帯締は、水引の結び方と同様に金や濃い色が左に来るように結んでください」とあったので、それに準じて左に濃い色が来るようにしてみたというわけです。午後になると気温が上がって、肌襦袢だけは念のため薄物にしていたにも関わらず、少し汗ばむほどの陽気でした。袷を着ていた写真は炭付花月で花が当たったときのものです。