ロサンゼルスで、着物暮らし

太陽燦燦のロサンゼルス近郊で接する和なあれこれ。
LAに帰って来ました。肌寒い日が続いています。

余り布のがま口

2006年09月30日 | こもの
祖母が亡くなった後、箪笥の整理をしているといろいろなものが出てきたものでした。その中の一つがこのがま口。既製品だと思っていたので、母の箪笥にある単衣と同じ生地でできているのに気づいたときは、驚きました。初夏に一時帰国したときに初めてお揃いで使い、殆ど目に触れることはないにしても、楽しい気持ちで一日を過ごしたことでした。母によると、細長いクラッチのようなかばんも誂えてあったようです。残念ながら、そちらは母がどなたかにお譲りしたということで、これもまたご縁なのでしょう。どこかで大切に使われているとよいなあ、と思います。

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6 コメント

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How unusual ! (ロンドンの椿姫)
2006-10-01 04:46:21
着物とお揃いのがま口! unusualでspecialですね。



それにしても若い方がこういう渋い着物を鮮やかな色目の帯の組み合わせで若々しくお召しになるのは素敵だなあ、といつも羨ましく思っています。私にはもうできませんもの(笑)。あと20年もしたらおばあさんになってまたチャンスがあるでしょうけどね。



harukoさんにも可愛い赤ちゃんがお生まれになりますように!
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お揃いのがま口?! (真美@芦屋)
2006-10-02 00:16:56
harukoさま こんばんは♪

お祖母さま、お洒落な方だったんですねぇ~~

着物とお揃いのがま口!

クラッチ・バッグもあったなんて・・

今のように既製品が豊富ではなく、お洒落な方は、色々なものをオーダーするのが、普通の時代だったのでしょうね。

harukoさんが使ってらっしゃるの、きっと天国でお喜びだと思います。
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椿姫さま (haruko)
2006-10-02 02:45:05
二十代の頃は、洋服感覚でいうモノトーン系といいますか地味な着物や帯が好きでした。三十代になって(ずい分前)、未婚時代に終わりを告げ、異国で暮らすようになったこと、この三点が最近の着物・帯合せに大きく影響しているように思います。ロンドンの椿姫さまの着こなしも、大変参考にさせていただいています。お嬢さまもお召しの時は姉妹のようですね。こちらにも、コウノトリさんが来てくれますように
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真美さま (haruko)
2006-10-02 03:00:52
こんばんは。知恵を絞った既製品がそれほどない時代に生きた祖母の遺してくれたもの、本当にありがたく思っています。洋服もものによっては誂えで、サイズが合うコートやスカートで状態のよいものは、私が引き継ぎました。着るたびに大好きな祖母を感じて嬉しいものです
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大切ながま口♪♪ (いしのすけ)
2006-10-02 23:02:06
harukoさん、こんにちは。

こちらの紬地、お着物はあの絵のように美しいお写真のものなのですね・・お写真からもとってもシックなお色である事が伝わってきます。お揃いの生地と気づかれた時の楽しさ嬉しさ、お察しします



むかしの人は、着物ではなくても、今よりも誂えが日常なのですよね・・。今よりもトレンドに応じてぽんぽん買って、ということではなかったのでしょうが、とても贅沢な感じがしますねわたしも、和装以外でも祖母のもの使っています
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いしのすけさん (haruko)
2006-10-04 01:32:41
いしのすけさんも和装・洋装とも、ご祖母さまのものをお召しになっているのですね。よく洋服を買ってもらっていた祖母から教えられたこと、今でも思い出しますし、いろいろと譲られたものに対して、祖母が亡くなってからいろいろと考え、非常な影響を受けているように思います。きっと、いしのすけさまも同じでしょうか。お互い、大切にいたしましょうね
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