かなりの力作ぞろい。本気で撮影して回りたいほどです。
こちらでは毎年開催中。

「風速・光速」

「古戦場のように」
こちらでは毎年開催中。

「風速・光速」

「古戦場のように」
090727撮
夏の昼と夕のあいだ。普段は忘れいるけど、とても好きな瞬間。
あたりは案外しんとしている。いや、風景を見ている私が静けさを感じている。
こんなときは誰も知らない深い記憶が立ち上ってくるよう。
たとえば、ここに、田やムラができる前の、はじめの一行も訪れていないころ。
今、このときの風景は、記憶でできている。と思ってみる。
田をなぞる尾根の陰。稲穂を渡る風の跡。
穏やかな時の移ろいを感じようと思った否や、猛烈に今を喰って
生きている、風景の中の細胞群に圧倒。我に返る。
運動会の観戦の横目をずーっと追って振り向けば、絶景。
風景鑑賞モード、オートにセット。
吟行モード、ノウソン観察モード、素粒子観測モード(測定不可)
最近、ブルーシートがポップに美しく見える。
一瞬素になって、あ、ハクサイこんなにデカくなってら。いいな。
って、帰って畑に行ったら、うちんのもでかくなってました。
今回は適期適量台風。
それにしても、この菜園いとうつくし。天上のよう。風力3で飛びます。きっと。
雨上がりの翌日。
いつもの春。これだ。この感覚。
シャーーーー。
種を蒔く前に苗床に、光る水をたっぷり。
ヒンヤリした空色の空。時より大げさに騒ぐ強い風。春風。
ありきたりの大満足感にはっと気付く。
これはキロクキロク。カメラを出してきて、今度はヤラセシーン。
それでも、キラキラ、光る水は、いつまでも出るこのジョウロ。