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世相見聞録

世間の出来事や自分自身が体験したり見聞きしたことなどを、論評や感想を加えて書きつづっていきます。

NHKに賠償命令

2007年01月30日 | 社会問題
政治家の圧力により従軍慰安婦問題の特集番組が改変されたとして、取材に協力した市民団体から訴えられていたNHKと製作会社に、東京高裁から計2百万円の賠償命令が下った。

本来中立・公正であるべきNHKが、時の権力者の圧力に屈して番組内容を改変することなどはあってはならず、当然の判決と思う。

何のために国民から受信料を徴収しているのか、NHKはその意味を再認識してほしい。

税金ではなく受信料という形で国民から運営資金を集めているのは、時の権力に気兼ねすることなく、国民に真実を報道するためではなかったのか。

今、受信料の不払いが増えていることを理由に、NHKは法的措置に訴え強制的に受信料を取り立てようとしている。

いうなれば官憲の力を借りて受信料を取り立てようとするもので、NHKの本来の姿を捻じ曲げる方向に行こうとしているようにしか思えない。

NHKは原点に戻り、国営放送ではなく国から独立した報道機関である意味を、十分認識して運営にあたってもらいたい。

レタスでもねつ造?

2007年01月29日 | 社会問題
納豆に関する実験データねつ造で問題になった『あるある大辞典』で、1998年にレタスの持つ催眠効果を扱った番組でも、実験結果をねつ造していた疑いがあるという。

この番組の催眠実験に協力した大学教授の話によると、レタスを使ったマウス実験を依頼され協力したが、実験は成功しなかったらしい。

ところが、実際の番組では別な大学教授のコメントをつけて、あたかも催眠効果が確かめられたような放送がされたという。

まあ今さら何を!って感じではある。
納豆ねつ造がわかってから、過去の番組も同じようなねつ造があったことは容易に想像できるし、もう誰も信用などしていないだろう。

問題は、公共の電波を使ったウソ放送がまかり通っているという現実と、それに踊らされる国民がいかに多いかということ。

これからは、テレビ番組はもちろんのこと、新聞、週刊誌の記事も、半分はウソだと思っていたほうがいいのかもしれない。

例えまるまるウソではなくても、マスメディアによって色々と世論誘導されていることも事実だしね。