こんにちは🌞今日は大寒。
今朝は、名古屋市内は氷点下の冷え込みとなり
大寒らしい朝でしたね。
雪が見られなくてよかったです❄️
今日は第二の心臓と呼ばれているふくらはぎのお話を🦵
ふくらはぎの筋肉は、重力に逆らって血液を心臓に戻したり、
リンパ液などの体液を身体に巡らせるための重要な働きをしていることから
第二の心臓とも呼ばれていることは皆様も聞かれたことがありますね。
巡りが悪くなった状態でいると、老廃物が溜まり、むくみの原因になります。
また、そのことから様々な症状を引き起こす場合もあります。
解剖学的には、こんな理由があっての第二の心臓という呼ばれ方なのですが😊
東洋医学では、このふくらはぎを通っている膀胱経という経絡の外側に、
主に水分代謝(排尿)のスムーズな流れを担っていると
考えている下三焦の経穴(ツボ)があることが古典(黄帝内経霊枢)に書かれています。
解剖的な、血管やリンパという概念よりもずっと前から
むくみや身体の水分代謝に、このふくらはぎを通るルートを大切に考えていたのです。
現代人は運動不足に加え、同じ姿勢(特に事務職などの座り仕事)が続くせいで
水分代謝が悪く、むくみをきたしている方が多くなっています。
当院では、ほとんどの患者さまにこの下三焦への治療を行っています。
腰痛や肩こりが主訴でいらした患者さまも
不眠や、胃腸の不調でいらした患者さまも
「足が軽くなった‼️」とおっしゃるのは
古代の知恵の詰まった下三焦へのアプローチの成果です😊
古典は古めかしくて、現代に通用するのかな?と
思っておられる方も多いのかもしれませんが、
数千年もの間、受け継がれてきた伝統医療には
ちゃんと成果があったからこそ淘汰されずに伝わっているのだと確信しています。
生活習慣はかなりの変化がございます。
古代では考えられらなった疾患も相当ございます。
ですが、私たちは現代のさまざまな病の治療の手がかりを
古典に求めて、毎日の治療にあたっています。
今日も、アトピーでお悩みだった患者さまから
「すっきり綺麗になりました😊」とお喜びいただけました😊
何千年経っても、私たち人間は自然界の一員です。
自然を出発点とする東洋医学には、可能性がたくさん詰まっています。
1人でも多くの方に、知っていただけたら嬉しいですね😊
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