こんにちは☔️
今日は、よく降りましたね。
久しぶりにまとまった雨だったと思います。
暖かい日が続いていましたが、また肌寒くなりましたね。
我が家も今夜は、久しぶりに鍋🫕料理を囲みました😊
食べ納めになりますかね😊
さて、今日は耳鳴りの鍼灸治療についてお話しさせていただきます。
まず、耳鳴りで悩んでおられる方は人口の10〜15%というデータもあり、
年齢を重ねるにつれて耳鳴りを経験される方は多いといわれています。
当院でも、1日お1人は耳鳴りでお悩みの方が治療にお越しいただいているほど
頻度の高い症状だといえます。
年齢を重ねるにつれて、耳鳴りが起きやすいというのは
東洋医学的にはごくごく自然に捉えることができる現象です。
東洋医学では、「耳」は「腎」と深い関係があると捉えています。
以前にもお話ししましたが、「腎」(腎陽)は西洋医学の腎臓という意味だけでなく
成長・発育・生殖にかかわる働きとして捉えていますので、
年齢を重ねるにつれて少しずつそのエネルギーが少なくなっていく
と診ていますので、難聴や耳鳴りなどは一種の自然の流れとして考えています。
こういっためまいの方へは、腎のエネルギーを助けるような治療を行い
症状の緩和に繋げています。
西洋医学的には、まだはっきりと原因が究明されているわけではないので
当院にも、いろんな治療を試したけれど良くならないのでという
きっかけでお越しいただく患者さまもたくさんおられます。
加齢とは無関係の耳鳴りの場合、身体を構成する気血津液のなかでも
特に津液(水)の代謝不良の方が多いですね。
身体の中の水分がうまく巡らずに、耳鳴りやめまいの原因となっておられる方
へは水分代謝を活発にすること(これは鍼灸治療の得意技です)や、
過度の水分摂取を控えていただくことで症状の緩和をはかっていただくことになります。
最近では、水分を積極的に摂ることが健康法のような流れがあり、
めまいや耳鳴りで困っておられる方の中には、水分の過剰摂取によって
症状をさらに悪化させておられる方がちらほら見られます。
このような方へは、日頃より身体を適度に動かし
口や喉が渇いて、水分が欲しくなったときに適度な水分摂取をお願いすることにしています。
喉や口の渇きもないのにも関わらず、1日○リットルは飲まないと!
と、無理に摂取されている方がおられますが、逆効果になってしまうのです。
植物も🪴水を与えすぎると根腐れしてしまいます。
ヒト以外の動物は、無理に水を飲むことはありません。
一人一人、活動量も代謝量も異なっています。
どの人も同じだけの量を必要とはしていません。
「過ぎたるは及ばざるが如し」
どうか、ご自分の身体に相談してくださいね。
それでも、頑固な耳鳴りでお困りの方、鍼灸治療も
選択肢に加えていただけたら幸いです😊
一日も早く快復なさいますように😊
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