こんにちは☔️
連日雨が続いています。
山陰地域では、今日は随分な雨量があったようですね。
先日の熱海といい、年々自然災害が大きくなっている気がします。
ここまで大気が不安定なのも、自然破壊の結果なのだろうと感じざるを得ません。
20年ほど前までは、この梅雨時期も
雨が多いと言っても、それほど気温が高くありませんでしたが
ここ10年ほどでどんどん気温が上がっており
高温多湿でとても鬱陶しい季節となりました。
この多湿というのは、鬱陶しいだけでなく
私たちの身体に悪影響をもたらすことが多く、東洋医学では
「湿邪」と呼んでいます。冬の乾燥しすぎなのは「燥邪」
暑すぎるのは「暑邪」「熱邪」
寒すぎるのは「寒邪」
風に当たることによる悪影響を「風邪(ふうじゃ)」
と呼んでいます。
まさに、今は「湿邪」の影響を受けた方が圧倒的に増えています。
起こりやすい症状としては、身体のだるさ、関節痛、胃腸の不調、呼吸器系疾患、皮膚疾患、
めまい、耳鳴りなど多岐にわたっています。
私たちの身体は70%以上が水分だと言われていますが、
これがちょうど良いバランスを取っていれば健康を維持できますが
外気も湿度が高く、蒸し暑いために冷たいものを飲みすぎてしまい、
汗をかいても外気が高湿なのでうまく汗を発散できずにいますから、
体の中がどうしても水分過多になってきます。
この水分過多による症状が、上記の症状につながっています。
鍼灸治療では、体内の水分代謝をあげる治療や、汗の発散につながるような
治療を行いますが、やはりご自身の養生が大切になってきます。
鬱陶しくて、動きたくなくなるのですが
この症状は、身体を適度に動かして水分代謝をあげることが一番の
治る早道です‼️
反対から言えば、冷やした部屋の中でじっとしていることが
一番良くないのです‼️冷房の効いた部屋で、身体を動かさずにいる人の多いこと‼️
特に、今年は雨続きと新型コロナウイルス🦠の影響で
このような生活を送っておられる方が多いです。
この時期のスッキリしない体調不良、少し立ち止まって
日々の生活を見直していただけるだけで、少し楽にお過ごしいただけますよ❣️
