信州塩尻発 田舎暮らし日記

生まれも育ちも埼玉県飯能市。現在は移住して長野県塩尻市民です。 田舎暮らしや趣味の事、居合道の事等々を書いております。

しおじり山賊焼きサマーフェスタ

2019年09月07日 | 信州の暮らし




信州には「山賊焼き」なる食べ物がありますが、これこそ塩尻発祥の名物であります。
松本などは潤沢な広報費やそもそもの知名度などをバックにして、「元祖」と主張していますが、塩尻発祥です。
重要なことなのでもう一度言います。

山賊焼きは塩尻発祥です。



ところで山賊焼きとは…端折ると、鶏肉一枚を使い、ニンニクが効いた唐揚げと竜田揚げの間のようなものでありますが、これまた実にご飯やお酒に合うものであります。
山賊焼きの名称の由来は、かつて塩尻峠に山賊がおり、山賊は人の物を取り上げる→鳥を揚げるという言葉遊びから来ているとか、そもそも塩尻にある山賊焼き発祥の店名が「山賊」だったからとか色々あります。
揚げ物なのに「焼き」と呼ぶことについては、当時「揚げ物」自体が広く普及していなかったため、分かりやすく「焼き」と言ったからだとか。

会社の飲み会の時に、70代の先輩方から聞いて、当然自分も酔っていたので正確な記憶ではありませんが…今はホテル中村屋近くにある山賊焼き発祥の店「山賊」が、かつては今のウイングロード付近にあり、当時は日本酒4合以上頼まないと出してくれないメニューだったとか。
他にも「へえ~!」と思ったことを聞いた気がするのですが、昨年の忘年会の時は相当酔っていたので忘れました。
山形村の何とかという食堂の山賊焼きも美味しいとか聞いたものの、肝心な店名の記憶が一切ございません。

そんな山賊焼きでありますが、既に一ヶ月前の8月上旬(2019年は1日~4日)に「しおじり山賊焼きサマーフェスタ」が塩尻駅前で行われました。
毎年そんなイベントが行われているのは知っていましたが、今年が初参加でした。



数店の山賊焼きが出店されていたり、もちろん黄金色の発泡する麦茶や塩尻産のアスパラの塩茹で等々、飲んべえ…訂正食べ物好きにはたまらないイベントでありました。
普段の塩尻駅前は夜8時頃になったら人通りがまばらで、キツネやタヌキなどの方が多いイメージでしたが、驚く程に人が多く、塩尻ってこんなに若い人がいたっけ?と思う程、会社帰りの現役世代の人達で賑わっておりました。
こうしたイベントをどんどんやれば塩尻全体が盛り上がるでしょうね。
えんぱーく1階のテラスや屋上でビアガーデンをすれば良いのにと思ったり、駅前の塩尻最高層の老人ホームを取り壊して現役世代向けのマンションにすれば、サテライトオフィスやテレワーク等で若い人が増えると思うのですが。

信州は本当に美味しいものが一杯ありますね。

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