信州塩尻発 田舎暮らし日記

生まれも育ちも埼玉県飯能市。現在は移住して長野県塩尻市民です。 田舎暮らしや趣味の事、居合道の事等々を書いております。

15年ぶりの火星大接近

2018年08月01日 | 天文


大接近して一際明るい火星は皆様ご覧になりましたでしょうか?
−2.8等星まで明るくなっていたので、都会でもすぐに見つかったと思います。
まだまだ当分明るいので、観察を楽しめますね。

こちら塩尻では、昨夜は生憎の曇り空でしたが、雲の隙間から観察する事が出来ました。

ついでに土星や木星も。(木星は取り損ねてしまいました)


一応大接近の前夜と今夜は晴天だったため、天体望遠鏡にて観察してみましたが、現在火星では大規模な砂嵐が発生しているらしく、模様が分からず単なる赤い星…。


子供の頃はタコのような火星人がいて、地球に襲来するというネタを真に受け、とても怖がっておりましたが、今は見て楽しむ対象になっております。

ビクセンが販売していた、デジカメやスマホをマウントできるアダプターを持っているのですが、セッティング方法がイマイチで、結局手でデジカメを持って接眼レンズに上手く合わせて撮った方が早い…

観望…見て楽しむために天体望遠鏡を入手したのですが、見ているうちに写真も撮りたくなり、今はスマホやコンパクトデジカメで荒い写真を撮って一喜一憂しております。
月程度だったら良いのですが、惑星や星雲、銀河になると…



オリオン大星雲も天体望遠鏡にスマホを取り付けて撮ったらこの程度ですから…


ネット(Wikipedia)から写真を拝借しました。
どうせやるのであったら、このような写真を撮ってみたいものです。
フィルターや写真を合成させるソフト等々、数多の機材が必要になるようですが…

そのうちアポクロマートの屈折望遠鏡や200mmの反射望遠鏡、カメラ等々と…といった感じに天体写真を撮る機材を揃えてしまいそう…

次の火星大接近は17年後との事です。
その頃にはとんでもない機材を持っているのか、誰かと結婚してしまい、それどころではない雀の涙程のお小遣いを遣り繰りしているのでしょうか…

天体の切手

2018年04月11日 | 天文


郵便局へ所用で行ったら、ふと目に入った切手が…

いつもは記念切手や特殊切手には興味がなく、たとえ趣味関連の特殊切手でも買うことは無かったのですが、何故か衝動買いしてしまいました。

ホログラムになっており、キラキラと綺麗です。
これを郵便物に貼り付ければ結構目立ちそうですね。

馬頭星雲、オリオン大星雲、わし星雲、はくちょう座の星形成領域S106、オリオン座イオタ星、ヘール・ボップ彗星、太陽、水星、金星が印刷されており、今回のシートは「第1集」となっているので、シリーズ化されるようです。

次はどの星になるのか気になるところ。

太陽系の外惑星とアンドロメダ銀河やかに星雲等のメシエ天体、ハレー彗星辺りになるのでしょうか?

これで星に興味を持ってくれる人が増えれば嬉しいですね。



冬の寒~い時期は、肉眼では星がキラキラして綺麗でしたが、これからの時期はシーイングが良く気温も丁度いい時期になります。
年初に入手した天体望遠鏡をフル活用したいです。

憧れの天体望遠鏡

2018年01月28日 | 天文


小学生の頃、学校イベントで星空の観察会があり、初めて天体望遠鏡で土星を見て感動し、ちょうどその頃にヘール・ボップ彗星が飛来したため、祖父母にホームセンターでケンコーの天体望遠鏡を買ってもらい、彗星や月などを観察しておりました。

社会に出てからは、星はせいぜい流星群の時に見る程度でしたし、そもそも社会人デビューの会社は見事なブラック企業だったため、星を観察するのではなく、自分が星になるギリギリなレベルでしたから…

そして、今まで出来なかったことをやりたいと思っていたところ、今年の正月に宮ヶ瀬ダムでスーパームーンを見させて頂いたことがきっかけで、子供の頃好きだった天体観測をやってみようと思い、早速ネットで道具を揃えてみました。


子供の頃憧れていた、ビクセンのGP赤道儀と口径135mmのR135Sニュートン式反射望遠鏡です。



ピント調整が板をスライドさせる特徴的な構造で、なぜか当時欲しかった鏡筒でした。

アイピースは24.5mmのツァイスサイズですが、今は31.7mmが主流ですから、ヤフオクなどで中古品を探すしか無いですね…



ひとまず、これくらいレンズを揃えられました。
これまた出品者の方に感謝です。


早速スマホで月を撮ってみましたが、なかなかいい具合に撮れていますね。




大人になると、お金や移動手段にはさほど困らなくなりますが(独身ですし)、子供の頃のような無限に時間がある環境ではなくなってしまうのだな…と、改めて考えさせられますね…
子供の頃は全く勉強しなかったので、余計に時間が有り余っていました…


天体望遠鏡関連の専門店が長野県には諏訪に一軒あるだけで、都内のように容易に道具を揃える事は出来ませんが、光害が少なく、空気が綺麗な長野県は、天体観測に最適な場所でしょうね。
家の前から空を見上げると、普通に天の川やオリオンの顔と盾がが見える程なので。

天体望遠鏡を購入したのは先月中頃なので、若干曇ってしまいましたが、もちろん一月末の皆既月食も撮影出来ました。
その写真は後ほど…

年始のスーパームーン

2018年01月18日 | 天文
今年の3月末で、私も長野県に移住して七年になります。

大学生の頃は町田市に住んでおりまして、休日や夜に400CCのバイクで宮ヶ瀬ダムまで走り、鳥居原の駐車場で缶コーヒーとタバコ(2年4ヶ月前まで吸ってました)を吸って考え事をすることが習慣になっていました。



そして、今年の正月2日に、実家から長野県に戻って来るついでに宮ヶ瀬ダムへ寄り道しました。

夜の鳥居原の駐車場は、学生当時は入れたのですが、騒音やゴミの放置などのトラブルで立ち入り禁止になってしまったそうですが、駐車場入り口で天体観測をしている紳士に声を掛けていただき、望遠鏡を覗かせて頂きました。



レンズにスマホのカメラを当てて、ここまで綺麗な写真が撮れるんですね。

ちょうどこの日はスーパームーンの日。
月以外、まともに見られる星が無いほどの明るさでした。
今年のスーパームーンは1月2日が最初で最後ですが、今月末は皆既月食ですし、夏には火星の大接近があり、面白い天体ショーが期待できる年ですね。

元々、子供の頃の夢が天文学者(その他、農家だったり電車の運転手さんだったり、戦闘機パイロットだったり、色々な夢があったうちのひとつですが…)だったので、星にはとても興味がありますが、せっかく長野県に引っ越してきて、星の観察をしないのは勿体無いですね。

以前、開田高原や奈川渡ダムへ流星群を見に行きましたが、光害が少ないため、星座が分からないほど多くの星が見えた程ですから。