信州塩尻発 田舎暮らし日記

生まれも育ちも埼玉県飯能市。現在は移住して長野県塩尻市民です。 田舎暮らしや趣味の事、居合道の事等々を書いております。

畑、始まる

2020年04月21日 | 信州塩尻田舎暮らし


エヴァみたいに記事のタイトルをつけようかな~? なんて思っていましたが、なかなかしっくり来ないものですね。

さて、朝は曇っていたものの、日中は日差しも暖かく、長閑な日曜日でした。

我が家のニワトリ達も、足を放り出してものすごく寛いでいましたが、人間も自宅ではこうしていたいものです。

武漢肺炎さえ無ければ、絶好のお花見日和で、お花見スポットは人で溢れていたでしょうが、仕方が無いですね。

医療現場では必要物資が欠乏しているうえに従事者の方々も疲弊されている一方、感染者は増加しているように、事態は良い方向には向かっておらず、塩尻市でも一家全員で感染したなどと、むしろ差し迫った状況に悪化しています。

外出はなるべく控えて手洗いうがいで予防する…という従来の感染予防のような考え方ではなく、買い物などの人が近くにいる場所への外出は、極最低限度に留めるように努力するとか、家族ともなるべく近寄らないようにするなどと、一層気を引き締めて、今までとは全然違う生活に自身を適応させることが大切でしょう。

「置かれた場所で咲きなさい」
以前、渡辺和子さんの本を読んで、凄く心に響いた一言でした。
今の自分の置かれた立場、状況下で腐らずに如何により良く…今現在では普段通り過ごすかを思案しながら生活しようと思います。
行動は自制しながらも、心は豊かでありたいものです。

さてさて、そんな日曜日…じゃがいもと長ネギを植え付けしました。
1ヶ月半前に種芋を買ったのに手を付けず、芋がシナシナになってしまったため、いい加減植えないと…ということで畑仕事。



じゃがバターもそこそこ食べたいので、左1列に男爵を植えましたが、何よりカレーや煮物が大好きなので、煮崩れしにくいという、とうや(中列)と北海こがね(右列)に植えてみました。
食べたことがない品種なので楽しみですね。
こうして記録しておかないと、何を植えたのか多分忘れます。




ネギも昨年秋に種を撒いて、ある程度育った苗を植え替えしました。
松本一本ねぎという品種で、名前の通り松本の伝統野菜です。
売られているネギの苗よりヒョロいので、ちゃんと育ってくれるか心配ですが、それも含めて楽しみです。

今年は、茄子、ピーマン、きゅうり、ししとう、トマト…と、夏野菜の鉄板を植えてみようと思います。
苗は外出した時にまとめて買ってきましたが、まだ植えるには早いですね…
遅霜でヘナヘナになってしまうと思うので、縁側でしばらく待機してもらいます。


最後…とりあえず御報告までに…以前記事にした、この時期の野沢菜のカブ…結局繊維が固すぎて食べられませんでした…残念。
漬けていないカブは、細かく刻んでニワトリにあげても食べず…土に還ってもらうのが良いようです。




プリンを作る

2020年04月18日 | 信州塩尻田舎暮らし


卵を使わない日が暫しあると、卵が貯まっていきます。
毎日2個卵が追加されるので…
茶々とフジ、ホントにありがとうね。

あまり貯まっていると、仲間やお世話になっている人に配ったりしますし、美味しかったと言って貰えると尚更人にあげたくなります。

自宅で消費するとしても、卵かけご飯や卵焼き、卵とじなど、食卓に並ぶおかず以外にも、何か良い食べ方が無いものか…

甘いもの…

いつもは炊飯器でホットケーキミックスを使ったズボラケーキ(分類不明)を作っていますが、何かを作ってみたい!

そして思いついたのが…

プリン!

甘党の自分にとって、デザートがあるのは嬉しい!

と、いうことで作ってみました。



特濃豆乳…500cc
卵…4個
砂糖…100g
バニラエッセンス…数滴

コレで、150ccのカップ7個分程出来ました。


作り方は…もう全部いっぺんに混ぜちゃったので…すみません…

よく「真面目だね!」とか「芸が細かい!」などとお褒めの言葉も頂きますが、手を抜く時はとことん手を抜く適当な性格でして…

牛乳ではなく豆乳を使った理由は、単に豆乳は常温保存が利くので、箱買いして家に常備している…ただそれだけです。
確かに、牛乳は健康に対するデメリットが多いとも聞きますが、さほど健康を考えて…とか考えてはいないです…

とりあえず、泡立たない程度に全部混ぜて型に流し込み、電子レンジで沸騰しないよう見ながら温め、表面が固まったかな?…くらいのところで放置。
冷めたところで冷蔵庫へ入れて冷やす!

プリンにカラメルソースは不用派なので、カラメルは作っていません。





じゃじゃーん!

見た目はプリンですね。
意外と簡単に作れました。
味も…ちょっと固めの至って普通なプリンです。
強いて言うなら、うちのニワトリの卵は、白身が固いので、若干白身感があるかな…? といった感じです。 濾したほうが良いのかな?


会社によっては休業したり、全国に緊急事態宣言が発令されたため、休日でも外出出来ない時期ですから、皆様もお菓子作りをしてみてはいかがでしょうか?

この記事は適当過ぎて参考にならないので、ちゃんとクックパッドなどを見て作って下さいね!

貨物列車

2020年04月18日 | 信州塩尻田舎暮らし




仕事の帰り道、自転車を漕いでいたら、コンテナをたくさん積んだ貨物列車が重そうに東京方面に向け、坂を登って行きました。

東日本大震災の時、東北へ向けて支援物資を運ぶ貨物列車やトラックが、被災者の心の支えになっていたと聞きますが、その気持ちが分かったような気がします。
僅かながらでも、日本の経済は息をしている。
明日も仕事頑張ろう!

またいつか、物も人も自由かつ活発に往来できる社会になって欲しいと、切に願います。


一方…全国でGW明けまで緊急事態宣言が出されましたが、そのまま宣言の期間は延長を繰り返して来年や再来年まで終息できない…そのようなことも考えないといけないですね。

「縁起でもないことを!」と、日本人はつい言ってしまいますが、危機管理、安全保障というものを考え直す時期なのではないでしょうか?
「ウイルスに対する国際協調が大切」と言っている間にも、日本へ向けてミサイルの発射実験をしたり、沖縄と宮古島の間に空母を航行させる肺炎発生国もあるのです。

個人的な仲間や、自宅のご近所さんのように、本当の善意で動いてくれるほど、国家間の関係は優しいものではないのです。
国家間の善意には必ず裏が存在していることを疑わないといけません。

この武漢肺炎が終息した時、世界のパワーバランスはどのようになり、日本はどのような位置付けになるのか…?

少なくとも、このパンデミックが起きる以前からトランプ大統領が登場したり、ブレグジット、ドイツの移民反対運動など、グローバリズムは終焉し、ローカリズム、ナショナリズムが台頭してきましたが、この肺炎により、さらに加速するものだと個人的には考えています。

子供の頃から学校で「グローバリズム」「国際協力」などを普遍的価値として刷り込まれてきた日本人は、その潮流に取り残されて、他国の大資本に食い荒らされなければ良いなと思っていますが、それに対してどこまで国民の意識の変容ができるか…?


ウイルスは、時間が経てばやがて無くなって行くでしょうが、その後の世界における日本の姿を、夕陽を見ながら憂うるところであります。
仕事帰りに自転車を漕ぎながら…


野沢菜の菜花とカブ

2020年04月16日 | 信州塩尻田舎暮らし




昨年種を撒いて、結局冬に食べきれなかった野沢菜と稲核菜を畑に放置したら、綺麗な菜の花畑になりました。

菜の花はシーチキンやベーコンと炒めて、うちの鶏が産んでくれた卵でとじれば、季節を感じられる一品料理になります。
自宅である程度食材が調達できる…とっても贅沢だな~と思ったりします。

反面…最近鶏肉を食べることに抵抗が出てきてしまいました…
とはいえ、せっかく人間が生きるために犠牲となってくれた命なのですから、感謝の気持ちで頂きたいものです。
ちなみに…我が家のニワトリ達は、数年後に卵を産まなくなっても、食べずに悠々自適な老後を送ってもらおうと思うので、その点ご心配なく。

さて、話を戻しますと、菜花は綺麗ですし、摘んでもどんどんと花芽が出てくるので、花が無くなるまで放置しようかとも思いましたが、そろそろじゃがいもを植えたり、夏野菜の準備もしたいので、仕方なく引き抜くことに。





菜花たちよ、ありがとう。

紫折菜という、珍しい菜の花は、種を取りたいのでそのままですが。


蜜蜂が飛び交っています。
まあ…菜花は交雑しやすいらしいので、コレで採れた種は紫折菜になるとは限らないですがね。
雑種になってしまうかと。



そして…引き抜いた野沢菜や稲核菜には、でっかいカブが…
多分、すっごく繊維がしっかりしていて硬いんだろうな…と、思いつつ、やっぱり食べてみたい!

冬の菜に付いている小さめのカブは食べられるのですが…菜花に付いているデッカイ物は、、果たして食べられるのか!?

そんなわけで、検証してみようと思います。



とりあえず、薄く切ってから塩揉みして漬物器に入れてみて、、シナシナになるか…?

食べられれば良いな。


男のロマン… ディーゼルエンジンの耕運機

2020年04月12日 | 信州塩尻田舎暮らし






男のロマン! 慣性起動とデコンプ式ディーゼルエンジン!

発動機をタイヤに載せた感が半端ない、昭和感満載なシルエットが大好きです!





久保田鉄工(現:クボタ)の30万台売れた名耕運機…KR850を松本の農機具販売店、チクマスキさんで入手しました。
やっぱり8馬力のエンジンは、パワーがスゴいです! 排気量も500ccチョイありますからね。
排気量では、軽自動車とあまり変わらないですね。

「とにかくレトロな大型耕運機が欲しいです!」と言ったら、社長さんが嬉しそうに、クランクハンドルによる手回し起動でフライホイールむき出しな、半世紀前の耕運機を紹介してくれました。

考えてみれば、石器から青銅、鉄へと農具が変わり、馬耕や牛耕などの動物が使われたり、手回し式脱穀機などが開発されてはいたものの、縄文時代から戦後の農業機械化まで、殆ど進化のしようがなかった農業。 鍬で畑を耕し、畝立てするなんて、ホントに気が遠くなる重労働ですが、機械ってホントにスゴいですね!
1日かかる仕事を、僅か2時間くらいで済ませてしまいます。
重労働だとか、ダサいとか言われる農業ですが、実は機械化が物凄く進んでいる業種だと思っています。

まあ…自分は農「業」までは行かずに、家庭菜園に毛が生えたレベルに留めるつもりですが、日頃口にしている農作物の出来方や、難しさなどを知ることが出来れば、とても価値のある事だと思います。

さて、この耕運機…今のセルスタート式のディーゼルエンジンと違い、燃料を手動ポンプで少し送ったら、デコンプレバーを引きながらクランクハンドルを思いっきり回し、デコンプを閉じる…すると煙をモクモクと吐きながら、ディーゼルらしい太いエンジン音を唸らせます。

圧縮さえあれば古くても余裕で動きますし、何せ昔のディーゼルは音がいいので、やっぱりディーゼルエンジンは働く車では最強だと思います。
まさに男のロマンですねぇ~。

マツダやBMWのようなクリーンディーゼルはちょっとディーゼル感が弱くて…




一応、コレ…耕運機ではありますが、トレーラーを牽引するトレーラーヘッドのようなものなので、法律上は小型特殊自動車です。
よく子供の頃、母方の祖父母宅の前を耕運機のトレーラーに乗ったおじいちゃん達が通ってましたし、祖父母宅の農機具小屋にも置いてありましたね。懐かしいです。
最近は軽トラが発達したためか、耕運機のトレーラーは見ないですね。


(ネットより画像を拝借 まだ作られていることに驚きです。)

そして、外出の自粛や自宅待機での暇潰しかつ、食糧が確保できることから、自宅の庭を耕して家庭菜園を始める家庭が増えているそうな。
それによって、最近は家庭用の管理機が売れているのだとか。
自宅の庭なので感染リスクも低く、さらに農作業でストレス発散やウイルスのことを野良仕事の間だけは忘れられるでしょうから、今の社会的に家庭菜園は良いかもしれないですね。

もし近場の方で、この際に家庭菜園を始めたいという方がいらっしゃれば、コレで耕しに行きます!