信州塩尻発 田舎暮らし日記

生まれも育ちも埼玉県飯能市。現在は移住して長野県塩尻市民です。 田舎暮らしや趣味の事、居合道の事等々を書いております。

憧れの天体望遠鏡

2018年01月28日 | 天文


小学生の頃、学校イベントで星空の観察会があり、初めて天体望遠鏡で土星を見て感動し、ちょうどその頃にヘール・ボップ彗星が飛来したため、祖父母にホームセンターでケンコーの天体望遠鏡を買ってもらい、彗星や月などを観察しておりました。

社会に出てからは、星はせいぜい流星群の時に見る程度でしたし、そもそも社会人デビューの会社は見事なブラック企業だったため、星を観察するのではなく、自分が星になるギリギリなレベルでしたから…

そして、今まで出来なかったことをやりたいと思っていたところ、今年の正月に宮ヶ瀬ダムでスーパームーンを見させて頂いたことがきっかけで、子供の頃好きだった天体観測をやってみようと思い、早速ネットで道具を揃えてみました。


子供の頃憧れていた、ビクセンのGP赤道儀と口径135mmのR135Sニュートン式反射望遠鏡です。



ピント調整が板をスライドさせる特徴的な構造で、なぜか当時欲しかった鏡筒でした。

アイピースは24.5mmのツァイスサイズですが、今は31.7mmが主流ですから、ヤフオクなどで中古品を探すしか無いですね…



ひとまず、これくらいレンズを揃えられました。
これまた出品者の方に感謝です。


早速スマホで月を撮ってみましたが、なかなかいい具合に撮れていますね。




大人になると、お金や移動手段にはさほど困らなくなりますが(独身ですし)、子供の頃のような無限に時間がある環境ではなくなってしまうのだな…と、改めて考えさせられますね…
子供の頃は全く勉強しなかったので、余計に時間が有り余っていました…


天体望遠鏡関連の専門店が長野県には諏訪に一軒あるだけで、都内のように容易に道具を揃える事は出来ませんが、光害が少なく、空気が綺麗な長野県は、天体観測に最適な場所でしょうね。
家の前から空を見上げると、普通に天の川やオリオンの顔と盾がが見える程なので。

天体望遠鏡を購入したのは先月中頃なので、若干曇ってしまいましたが、もちろん一月末の皆既月食も撮影出来ました。
その写真は後ほど…

年始のスーパームーン

2018年01月18日 | 天文
今年の3月末で、私も長野県に移住して七年になります。

大学生の頃は町田市に住んでおりまして、休日や夜に400CCのバイクで宮ヶ瀬ダムまで走り、鳥居原の駐車場で缶コーヒーとタバコ(2年4ヶ月前まで吸ってました)を吸って考え事をすることが習慣になっていました。



そして、今年の正月2日に、実家から長野県に戻って来るついでに宮ヶ瀬ダムへ寄り道しました。

夜の鳥居原の駐車場は、学生当時は入れたのですが、騒音やゴミの放置などのトラブルで立ち入り禁止になってしまったそうですが、駐車場入り口で天体観測をしている紳士に声を掛けていただき、望遠鏡を覗かせて頂きました。



レンズにスマホのカメラを当てて、ここまで綺麗な写真が撮れるんですね。

ちょうどこの日はスーパームーンの日。
月以外、まともに見られる星が無いほどの明るさでした。
今年のスーパームーンは1月2日が最初で最後ですが、今月末は皆既月食ですし、夏には火星の大接近があり、面白い天体ショーが期待できる年ですね。

元々、子供の頃の夢が天文学者(その他、農家だったり電車の運転手さんだったり、戦闘機パイロットだったり、色々な夢があったうちのひとつですが…)だったので、星にはとても興味がありますが、せっかく長野県に引っ越してきて、星の観察をしないのは勿体無いですね。

以前、開田高原や奈川渡ダムへ流星群を見に行きましたが、光害が少ないため、星座が分からないほど多くの星が見えた程ですから。

2017年の奈良井川鮎

2018年01月09日 | 釣り
今年の奈良井川の鮎釣りは最悪だったと、周囲から聞きました。
斯く云う自分は、友釣りを解禁翌日と8月上旬に1回友釣りをしたきりなので、「まあまあ」としか評価できませんが…
自分自身、生まれ育った高麗川流域の地域が網打ち文化の所だったうえ、父親が投網打ちをしていたので、2017年は念願の奈良井川での投網打ちを楽しめました。
※奈良井川で投網を打つ場合は、奈良井川漁協の組合員になるか、網打ちの年券(1万円らしい)が必要になります。(自分は組合員になっています)

故郷高麗川の網打ち衆では普通の出で立ち…水中眼鏡を装備して背中とシャツの間にヤスを差し投網を打つ姿が奈良井川では異様であったようで話題になりました。



だいたい23~25センチの鮎が捕れました。



焼くために塩をまぶしてしまいましたが、丸くて体高もあって良いですね。

香りも味も最高でした。


なぜ、こんな良いサイズで綺麗な追星が付いた鮎が捕れるのに、釣り人には評判の悪い年だったのか・・・?


自分なりに考察するに、一つ目として種が原因なのか、魚が散らばらずに固まっていたため、追わなかった?
「絶対いる」と思ったところに打っても、全くかからないか、6~10匹もまさに一網打尽でき、魚の分布の濃淡が極端な印象でした。

二つ目として、やはり川鵜ですね。(これに尽きます)
淵には雑魚が一匹もおらず、すごく気味が悪かったです。
また、平瀬にも川の中心に食み跡が無く、葦の際や、葦の下の石が綺麗に食んであった所が多かったです。
葦の際や葦に少し掛かる位置に打つと結構取れた時もありました。

今期最大の31センチの鮎も、葦の奥50センチほどの所に隠れていた所をヤスで突きました。

やはり魚も馬鹿ではないので、知恵を絞って生き抜いているのですね。

葦の下に隠れられたら、友釣りもコロガシもましてや投網も歯が立たないですからね。。
試しに鮎が隠れている葦際に拳大の石を落としてみても、見事に葦下を上流、下流と行き来するだけで、出てきてくれなかったですし。

諸悪の根源は、川鵜、そして元々川鵜の棲家だった干潟を荒らし、そして銃猟などで間引きしない人間がいけないのですがね。


以上、2017年の奈良井川の鮎は、釣りでは渋いようでしたが、逞しく生き抜いてました。
このサイズが友釣りで掛かれば一番面白いのですがね・・・

2018年の鮎はどうなるのか気になるところですね。

人生初のワカサギ釣り

2018年01月08日 | 釣り
渓魚の記事からワカサギのネタになってしまいましたが…。
昨年末、人生初のワカサギ釣りに挑戦しました。



今まで「こんな小さな魚を釣って何が面白いの?」と、正直馬鹿にしていましたが、凄く奥深くて楽しい釣りですね。
タナゴ釣りと同様、緻密なもの、繊細なものに興味を唆られる日本人らしい対象魚とでも言いましょうか。


夏の諏訪湖のイメージが強く、地元では諏訪湖虫と呼ばれているらしい大量のユスリカ、ザリガニの水槽のようなニオイ、某入浴剤のように綺麗な緑色をした釜口水門から流れる水の色…。
そんな暑い季節とは裏腹に、冬の諏訪湖は至って普通の湖だった事に安堵しましたが、それでも釣れた魚から跳ねた湖水が顔に付くことには、若干の抵抗があります…。

肝心な釣果の程は…



初めてにしては、まあまあ…といったところでしょうか?
どうやら地元の人たち曰く、以前ワカサギが大量死した時に芦ノ湖などから魚を持ってきたため、かつての諏訪湖のワカサギより大きいそうな。

釣って楽しく、食べて美味しく…
冬の渓魚も鮎も狙えない時期の暇潰しと考えていましたが、コレは気をつけないと、どっぷりはまり込んでしまう…と思った釣りでした。