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信州塩尻発 田舎暮らし日記

生まれも育ちも埼玉県飯能市。現在は移住して長野県塩尻市民です。 田舎暮らしや趣味の事、居合道の事等々を書いております。

仁科三湖

2018年04月22日 | 信州の暮らし

日曜日は居合道講習会の後、仁科三湖までドライブ。

仁科三湖は、木崎湖、中綱湖、青木湖の総称で、特に青木湖は「犬神家の一族」の撮影が行われたそうで、スケキヨが…

(ネットより画像を拝借)

こうなっていたシーンはとても有名ですね。
子供の頃、ストーリーは全く分からなかったですが、このシーンと生首が菊人形として置かれていたシーンは、とてつもなくインパクトがあり、当分夜のトイレに行けなくなったトラウマシーンでした。

霊感のある方曰く、ふざけて夜の青木湖に行って写真を撮らない方が良いと言われたことがありますが、肝試しなどの不届きな行為ではなく単に観光で行く分には問題ないとのことです。
これは青木湖に限らず言えることでしょうが。

そんな仁科三湖でありますが、山桜が満開で菜花も咲き、とても綺麗な春の装いをしていました。







何という品種か知りませんが、青木湖畔ではピンクが濃くて綺麗な桜が満開になっていました。
写真では分かりづらいですが、3枚目の写真を撮った時、花吹雪が素晴らしかったです。

そして春の味覚も…



コゴミ(クサソテツの若葉)がたくさん。
湖畔の急斜面に生えており、見ていたらちょうど地元のご婦人が通りかかったので、聞いてみたところ「こんな急な所のは誰も採らないからどうぞ」ということで有難く摘んで来ました。

白馬方面や小谷村などは山や田畑の畦道などに山菜が沢山生えている所がありますが、私有地、区有地だったり、この地域は山菜採りを生業にされている方も大勢いるため、必ず地元の人に確認してから採らせて貰いましょう。
「釣りのついでに少し…」といっても、トラブルになった事を聞いたことがありますので…

塩尻では初夏のような暑さの日もありますが、北信濃は春本番でした。

木崎湖編はまた後日掲載します。

山菜の王様

2018年04月18日 | 信州の暮らし


タラの芽が出ていたので収穫して天ぷらに。
これが出始めれば、収穫できる山菜のバリエーションもどんどん増え、渓流釣りも本格始動しますね。

そしてやはり、初物は天ぷらに。
抹茶塩で美味しく頂きました。



稽古疲れも吹き飛びます。
今日も自然に感謝です。

みどり湖の水芭蕉と松本城の夜桜

2018年04月09日 | 信州の暮らし



昨日日曜日、前回の記事「みどり湖の水芭蕉祭り」が行われる湖畔の湿地に行ってみました。



倒れた花も多く、見頃を少し過ぎているようでした。
とはいえ、まだ芽を出したばかりの株も結構あったので、お祭りの頃も楽しめるかもしれません。





「夏の思い出」で「水芭蕉の花が咲いている」と歌詞があるので、夏の花と勘違いしてしまう方もいるそうですが、実は桜と同様に春一番の花です。

埼玉の実家でも祖父母が庭で1株栽培しており、小さい花をよく見ましたが、長野県に移住してから初めて見た水芭蕉はとても大きく、葉もまるで野菜のようだったことに驚きました。

実家では発泡スチロールの容器に湿地のような土を作り、頻繁に水換えして栽培していましたが、なかなか人工的に栽培するのは難しいようですね。

カタクリの花も咲いていました。
カタクリは花弁が反り返るはずですが、まだ咲き始めでしょうか?





カタクリと一緒に咲いていた、この花は何という花なのでしょうかね?
なかなか綺麗な花です。


そして、松本での稽古後に松本城の夜桜を見物…。

お堀の桜は、一部が辛うじて花を残していましたが、本丸を含めて殆どの桜は既に散った後でした。
今年は桜が咲いた途端に暴風雨になり、ハズレ年でしたから…

桜の時期は、夜の本丸庭園に入ることが出来、月見櫓で雅楽の演奏が行われていました。

















お城と散った桜と雅楽…なんて雅なのでしょうか…。

4年前から欠かさず松本城の夜桜見物に来ていますが、毎年違う景色が楽しめます。

和楽器を演奏されている方々は、松本の愛好家の方らしいのですが、とても格好良いですね。

私もお城祭りの折、本丸庭園にて開かれる剣道大会で居合道演武をしますが、国宝で演武が出来る事は大変貴重な経験ですし、先人達が守り抜いて来たお城、武道をこの時代に見られ、学べる有り難さを強く感じるものであります。
この雅楽を演奏されている方々も、きっと同じような気を持たれていることでしょう。

明治維新、戦争、占領政策、戦後教育など、幾多の危難を乗り越え、古の建造物、伝統、精神を守って来て下さった先人の方々には本当に頭が下がります。



それにしても…お城の周りにクレーマーが住んでいるのか分かりませんが、21時前に桜のライトアップが消灯というのは早過ぎますね…。
1年のうち数日しかないのだから、せめて22時まで点けていて欲しいものです。


そしてやはり花弁が見たいので、もう一つの桜の名所、弘法山古墳へ。
ココはまだまだ桜の花が楽しめます。
ライトアップも22時まで行っているので、お城の桜を見た後でも間に合いますし。





一年で最も楽しみにしていた桜の時期も間もなく終わり、徐々に夏へ向けて自然の力強い息吹を感じる時期になりますね。

間もなく山吹も咲き、渓魚も元気に泳ぐようになりますが…ゴールデンウィーク最終日の法事まで釣りはお預け。

ますます釣りが楽しみになります。


みどり湖の水芭蕉祭り(予告)

2018年04月08日 | 信州の暮らし




今年もヘラブナ釣りで有名なみどり湖畔で水芭蕉祭りが行われます。

開催日程は、4月15日(日)の9:00~15:00です。

ちょうど稽古場の塩尻東地区センターの廊下にポスターが掲示されていました。

以下の写真は、昨年の水芭蕉祭りです…






思ったより水芭蕉の株数が多く、なかなか綺麗でした。
そしてココも、以前の福寿草の群生地のネタ同様、塩尻らしいと言いますか…綺麗な所なのに人が少なく、のんびり写真を撮りつつ見られます。


昨年は「夏の思い出」のインストルメンタルが大音量で流れていたので、今年は静かであればさらに良いのですが…


ちなみに、水芭蕉祭りの会場付近には、カタクリやキクザキイチゲなどの花も見られました。






区の方たちの努力により、維持、企画運営されているお祭りだそうなので、是非とも足をお運び下さい。

桜咲く

2018年04月05日 | 信州の暮らし


4日ほど前、ついに塩尻も桜が咲きましたが、昨日からの暴風と雨で、幾らか散ってしまいました…。
今年は故郷の桜も里桜と山桜が一緒に咲く変な桜前線でしたが、塩尻も開花即日満開で、花咲かじいさんの世界にいるようでした。





インパクトはありますが、やはり日本人の感性からすると、日を追うごとに花が開いていく、侘び寂びを楽しみたいと思います…。

通勤時、仕事中に桜を見られますが、まだのんびり見れておらず、ようやく明日は休日なので、日中の桜をのんびり見られるでしょうか?

居合道の道場として使わせて貰っている塩尻総合文化センター、レザンホール前の桜の木も満開になっており、稽古後の消灯されるまでの数分、夜桜を楽しむことが出来ました。
写真はその時のものです。

一年に数日しかない桜の時期…日本人に生まれて良かったと思える瞬間の一つです。