台湾のプロ野球八百長事件で、昨年12月に詐欺罪により懲役1年8月、執行猶予4年の有罪判決が確定した中込伸元阪神投手(41)が21日、関西空港着で帰国し「一切、していない」と八百長関与を否定した。
中込元投手は当初、起訴内容の一部しか認めなかったが、執行猶予付き判決を得て早期帰国するため、途中からすべてを認めたことについて「家族の生活があるので日本に早く帰るにはしょうがなかった」と説明した。今後については「野球関係の仕事をしたいが、周りと相談していきたい」と話した。
台湾プロ野球リーグの「兄弟」で投手コーチや監督を務めていた中込元投手は、賭博グループの要求に応じ、八百長に協力する投手を登板させるなどして金銭を受け取っていたとされる。
中込元投手は当初、起訴内容の一部しか認めなかったが、執行猶予付き判決を得て早期帰国するため、途中からすべてを認めたことについて「家族の生活があるので日本に早く帰るにはしょうがなかった」と説明した。今後については「野球関係の仕事をしたいが、周りと相談していきたい」と話した。
台湾プロ野球リーグの「兄弟」で投手コーチや監督を務めていた中込元投手は、賭博グループの要求に応じ、八百長に協力する投手を登板させるなどして金銭を受け取っていたとされる。


ロッテが、FA権を行使し阪神に移籍した小林宏投手(32)の補償を、金銭で求める可能性が濃厚となったことが19日、明らかになった。近日中に最終結論を下す。
球団は10日に阪神から28人のプロテクト名簿を受け取り、人的補償も視野に入れ宜野座、安芸の阪神キャンプに編成担当を派遣。この日も、安芸に佐藤編成調査担当が紅白戦の視察に訪れていた。しかし、瀬戸山球団社長ら球団幹部が協議し、現有戦力との比較で金銭補償に切り替える可能性が高くなったようだ。現在、支配下登録枠は68人。戦力補強は外国人獲得に向け動いていく方針。
今後、阪神に正式に通知されれば、小林宏の旧年俸の1億7000万円の80%の補償額が、ロッテに支払われることになる。
球団は10日に阪神から28人のプロテクト名簿を受け取り、人的補償も視野に入れ宜野座、安芸の阪神キャンプに編成担当を派遣。この日も、安芸に佐藤編成調査担当が紅白戦の視察に訪れていた。しかし、瀬戸山球団社長ら球団幹部が協議し、現有戦力との比較で金銭補償に切り替える可能性が高くなったようだ。現在、支配下登録枠は68人。戦力補強は外国人獲得に向け動いていく方針。
今後、阪神に正式に通知されれば、小林宏の旧年俸の1億7000万円の80%の補償額が、ロッテに支払われることになる。


日本学生野球協会は16日、東京都内で評議員会を開き、日本学生野球憲章の改正で大幅に緩和されたプロ、アマ交流についての運用規則を承認し、3月1日から大学チームとプロの練習試合が認められた。高校は対象から外れた。
試合の実施時期は3月と8月に限定。大学の対戦相手は日本野球機構(NPB)所属チームとし、独立リーグは対象としない。観戦者から入場料を取ることは認めない。
プロ選手がオフに母校で練習する際の規則は「原則として母校の施設においてのみ練習を行う」との条文に変えて弾力的な運用を可能にした。自分の母校での練習に他校出身の別の選手を同行できる。
また、元プロ選手が高校野球の指導者になるには教諭として通算2年以上の在職が条件だったが、臨時講師の経験も教諭に準じる扱いとした。非常勤講師については通算年数に加えない。
試合の実施時期は3月と8月に限定。大学の対戦相手は日本野球機構(NPB)所属チームとし、独立リーグは対象としない。観戦者から入場料を取ることは認めない。
プロ選手がオフに母校で練習する際の規則は「原則として母校の施設においてのみ練習を行う」との条文に変えて弾力的な運用を可能にした。自分の母校での練習に他校出身の別の選手を同行できる。
また、元プロ選手が高校野球の指導者になるには教諭として通算2年以上の在職が条件だったが、臨時講師の経験も教諭に準じる扱いとした。非常勤講師については通算年数に加えない。


プロ野球西武は16日、選手への暴力行為があったなどとして昨年7月に解雇した前2軍打撃コーチの大久保博元氏から、球団を相手取って契約解除の無効確認、未払い報酬金と慰謝料などの支払いを求めた訴状が14日に届いたと発表した。大久保氏が一方的な内容を発信し名誉を傷つけているとして、暴行を受けたのが菊池雄星投手だったことを球団として初めて公表した。
飯田則昭専務は大久保氏が昨年、地位保全と報酬の仮払いを求めた仮処分の申し立てを却下され、即時抗告も棄却されたことを挙げ「なぜあらためて提訴してこられたのか理解に苦しむ。毅然(きぜん)とした対応をとっていく」と述べた。
シーズン中に出廷の可能性もある菊池投手の個人名を公表したことについては「大久保氏は一部メディアを通じて一方的な内容を発信している。事実に反する発言は球団および菊池選手の名誉を毀損(きそん)していると考えている」とした。また「菊池選手の名誉もしっかり守っていく」とし、法的手段も辞さない姿勢を明らかにした。
飯田則昭専務は大久保氏が昨年、地位保全と報酬の仮払いを求めた仮処分の申し立てを却下され、即時抗告も棄却されたことを挙げ「なぜあらためて提訴してこられたのか理解に苦しむ。毅然(きぜん)とした対応をとっていく」と述べた。
シーズン中に出廷の可能性もある菊池投手の個人名を公表したことについては「大久保氏は一部メディアを通じて一方的な内容を発信している。事実に反する発言は球団および菊池選手の名誉を毀損(きそん)していると考えている」とした。また「菊池選手の名誉もしっかり守っていく」とし、法的手段も辞さない姿勢を明らかにした。


阪神が、甲子園球場でのファンサービスとして、球場での結婚式開催を検討していることが14日、分かった。球団は現在、6月の結婚シーズンに向けた各種イベントを計画。その目玉として“聖地ウエディング”がノミネートされている。クリアすべきハードルはあるが、虎ファンカップル待望の究極企画が実現に向け動きだした。
◇ ◇
甲子園で結ばれたカップルが、野球の神様の前で永遠の愛を誓う。そんな虎ファンにも、元高校球児にとっても憧れのウエディングプランを、阪神球団が描いていることが明らかになった。
現在球団内では、6月のジューンブライドに合わせた各種ファンサービスを計画中で、その目玉企画として検討されている。球団関係者は「やるからには、今までにない斬新な企画をやる必要がある」と意気込む。
ただし、伝統ある甲子園球場は、野球人の聖地。企画実現となった場合は、希望者が殺到することが予想されるが、多数のカップルに挙式の場として提供することや、一般の結婚式のように親族、友人までもが参加することには制限を加える必要がある。また、悪天候となった場合の対応も考慮しておかねばならない。
球団関係者も「聖地ブランドを守るという観点からも、よく話し合っていく必要はあります」と話し、今後、関係部署で協議を重ねていく。
また、球団は“聖地ウエディング”以外でも、まさざまなカップル支援のファンサービスを計画中だ。
具体的には(1)初デートの1日プランを、タイガースがプロデュースする(2)結婚プロポーズの演出も手がけ、成功すれば、球団マスコットも飛び出してきて祝福‐など、現在球界で行われている企画以上に、より突っ込んだサービスにしたい考えだ。
また若いカップル向けのプランだけでなく、関係者は「例えば熟年夫婦のデートを演出して、マンネリ打破に協力させていただく手法も考えたい」という。猛虎のアイデアを結集した、前代未聞のサービスが期待できそうだ。
◇ ◇
甲子園で結ばれたカップルが、野球の神様の前で永遠の愛を誓う。そんな虎ファンにも、元高校球児にとっても憧れのウエディングプランを、阪神球団が描いていることが明らかになった。
現在球団内では、6月のジューンブライドに合わせた各種ファンサービスを計画中で、その目玉企画として検討されている。球団関係者は「やるからには、今までにない斬新な企画をやる必要がある」と意気込む。
ただし、伝統ある甲子園球場は、野球人の聖地。企画実現となった場合は、希望者が殺到することが予想されるが、多数のカップルに挙式の場として提供することや、一般の結婚式のように親族、友人までもが参加することには制限を加える必要がある。また、悪天候となった場合の対応も考慮しておかねばならない。
球団関係者も「聖地ブランドを守るという観点からも、よく話し合っていく必要はあります」と話し、今後、関係部署で協議を重ねていく。
また、球団は“聖地ウエディング”以外でも、まさざまなカップル支援のファンサービスを計画中だ。
具体的には(1)初デートの1日プランを、タイガースがプロデュースする(2)結婚プロポーズの演出も手がけ、成功すれば、球団マスコットも飛び出してきて祝福‐など、現在球界で行われている企画以上に、より突っ込んだサービスにしたい考えだ。
また若いカップル向けのプランだけでなく、関係者は「例えば熟年夫婦のデートを演出して、マンネリ打破に協力させていただく手法も考えたい」という。猛虎のアイデアを結集した、前代未聞のサービスが期待できそうだ。


台湾プロ野球界の八百長・賭博事件で、懲役1年8月、執行猶予4年、罰金180万台湾ドル(約510万円)の刑が確定した兄弟エレファンツ前監督で、元阪神投手の中込伸氏(40)が司法当局に罰金を納付し、渡航禁止処分を解除されていたことが14日、分かった。中込氏は今週中に帰国する予定。
司法当局や中込氏本人によると、罰金は1月末に納付。これを受け、捜査当局が渡航禁止処分を解除したという。同氏は裁判で起訴事実をすべて認めた上で、早期に帰国できるよう渡航禁止解除を求めていた。
昨年12月の台湾高裁判決によると、中込氏は2008、09年シーズン中の5試合で、賭博集団から八百長の依頼を受けた投手を登板させ、わざと試合に負けるなどした見返りに計150万台湾ドル(約425万円)を受け取った。
司法当局や中込氏本人によると、罰金は1月末に納付。これを受け、捜査当局が渡航禁止処分を解除したという。同氏は裁判で起訴事実をすべて認めた上で、早期に帰国できるよう渡航禁止解除を求めていた。
昨年12月の台湾高裁判決によると、中込氏は2008、09年シーズン中の5試合で、賭博集団から八百長の依頼を受けた投手を登板させ、わざと試合に負けるなどした見返りに計150万台湾ドル(約425万円)を受け取った。

