任天堂が28日発表した平成22年9月中間連結決算は、売上高が前年同期比33・7%減の3631億円、営業利益が48・0%減の542億円となった。ゲームソフトのヒットが少なく、ソフトとゲーム機のいずれも販売数を減らした。急激な円高で外貨建て預金などに621億円の為替差損を出し、最終損益は20億円の赤字(前年同期は694億円の黒字)となった。
中間決算の最終赤字は、携帯型ゲーム機「ニンテンドーDS」発売直前の平成15年以来、7年ぶり。
DSシリーズの世界販売数は669万台で、前年同期の1170万台から大きく減少。据え置き型ゲーム機「Wii(ウィー)」も575万台から497万台に減った。会見した森仁洋専務は「DS、Wiiともにかなり普及し、新しい販売戦略が必要になっている」と述べた。
同社がDSの後継機と位置づける、裸眼で3D(3次元)画像をみられる「ニンテンドー3DS(スリーディーエス)」の投入は年末商戦に間に合わず、来年2月26日に発売予定。森専務は「年末に新しいソフトを投入し、DS、Wiiの販売につなげたい」と語った。
下期の想定為替レートは、9月末に1ドル=95円から変更して設定した1ドル=85円で据え置いた。
中間決算の最終赤字は、携帯型ゲーム機「ニンテンドーDS」発売直前の平成15年以来、7年ぶり。
DSシリーズの世界販売数は669万台で、前年同期の1170万台から大きく減少。据え置き型ゲーム機「Wii(ウィー)」も575万台から497万台に減った。会見した森仁洋専務は「DS、Wiiともにかなり普及し、新しい販売戦略が必要になっている」と述べた。
同社がDSの後継機と位置づける、裸眼で3D(3次元)画像をみられる「ニンテンドー3DS(スリーディーエス)」の投入は年末商戦に間に合わず、来年2月26日に発売予定。森専務は「年末に新しいソフトを投入し、DS、Wiiの販売につなげたい」と語った。
下期の想定為替レートは、9月末に1ドル=95円から変更して設定した1ドル=85円で据え置いた。