教室５周年

6月を通り越して、7月ですが、
黒木ゆうこピアノ教室は6月9日で５周年を迎えました！
何か記念になることやりたいなぁと思いつつも何もできずに過ぎてしまいましたが、何より日頃のレッスンをしっかり楽しくすることが大事だと思っています。

私は子どもの頃、、、
『ピアノ習いたい』と必死にお願いして習わせてもらいました。
両親は、ピアノを習ったこともなく音楽に興味があったわけでもなく、最初はなかなか習わせてもらえず、何度も何度もお願いしてやっと習わせてもらえることになりました。
母はいろいろリサーチしてくれたようで、習い始める時には、アップライトピアノを親戚から譲ってもらい運んでくれ、練習環境を整えて、近所の教室に通わせてくれました。
私は母から一度も練習しなさいと言われたことがありません。
正直に言うと‥私が子どもの頃はたぶん気が向いた時だけしか練習していなかったのではと思います。
当時使っていた楽譜バイエルの最初の方には、1週間分の日付と◯が書かれててその◯の中に弾いた回数を書くように先生から言われたようで、レッスンの日に2回、週の真ん中くらいの日に2回の数字が、、、
なんと⁉︎週に2日くらいしか練習してなかったのかもしれません‥しかも2回‥
それでも当時の先生は優しくてたぶん怒られた記憶もありません。
次のページにもまた「まいにちおうちでおけいこしましょう」と書かれてます。
母になんでもっと毎日練習するように言ってくれなかったと？？
そしたらもっとバリバリ弾けるようになったかもしれないのに⁉︎
と、厳しく練習させられたという友達の話を聞いて思ったりした時もありますが、
でもやる必要性を感じた時は自分から練習してた気がします。
発表会の前や、
あと少しでテキストが終わりそうな時や、
学校で伴奏が弾きたいと思ったら他の人が弾く曲まで家で練習してたし、
高学年になると母はピアニストのコンサートにも連れて行ってくれました。
きっと母は興味があったわけではないし、コンサート中爆睡してることもよくあったけど（笑）電車で母と出かけるのも嬉しかったし、買ってもらったCDを聴いて弾いてみたい曲ができたりしました。
練習しなさいと言う代わりに私が興味を持てるように支えてくれたのかなと思います。
中学生になると吹奏楽部、合唱部、合唱の伴奏と自然と音楽尽くしの日々になり、そして今まで、いろいろな出会いをいただき、先生方、仲間、生徒たちといろいろな音楽を経験してきました！
もちろんはじめる年齢にもよっては違いますが、生徒たちにもいろいろな音楽を経験してもらい、できれば自分で練習の必要性を感じて練習してほしいです。
山あり谷あり、嬉しいこともあれば悔しいことも、楽しいばかりではないけど、本当にいろいろな経験ができるのがピアノだなと思います。

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