funny life

人生のアクシデントに度々見舞われる。だけど人生ってどうなるか分からないから面白い!

刺激

2009-12-23 21:55:21 | 日記
頭を就職一色にしている頃と同じ頃に埼玉の国リハで毎年並木祭という行事が行われる。私は毎年 誘われるのだが高速を一人で運転するのが怖い私は毎年行けずにいた。今年こそは!毎年そう思う。就職活動に専念したかった私だが、久しぶりに話した友達が驚く程に成長していて何だか自分が甘えてるように思えた

私も何かに挑戦してみたくなって、初めての一人で高速に挑戦!!私の車は手動式なためハンドルを持つ手はずっ~と伸ばしっぱなし。2時間この体勢は辛い。パーキングによると余計疲れる気がして休憩もとらずに走り続けた。到着したころには良い感じに腕はシビレて痛い車椅子を漕ぐのもやっとこれじゃ帰り運転出来ないと思いながらも仲間と合流すると楽しくてそんな事はすっかり忘れていた。

うっかり羽目を外し過ぎた私は帰る頃には真っ暗夜の高速は怖い。泣きそうになりながら、眠そうになりながら必死に運転に集中。帰りも休憩をとらずにひたすら走り続けた。

家に帰った時には疲れがどっと出てきたけどそれと同時に充実した達成感でいっぱいになった。また一つ自分の自信に繋がった。

それにしても不思議だ。私は健常だった頃も高速は怖くて一人で乗れなかった。それが何で障害者になった今、行動に移すのか!?健常なころよりも遥かにリスクは高いのに、運転だって体力だって大変なのに…。本当に面白い

一緒に入院生活を共にした仲間が頑張って成長してる姿は自分にも刺激になってとても良い
私達は、ほんの些細な事、当たり前のような生活がとても幸せに感じられる。生きてる上でいろんな徳を得てる気がする。でもそれを教えてくれたのは障害というリスク。もちろん生活では大変な事もあるけれど、車椅子ならではの幸せや楽しさは普通に歩いていたら味わえない

私は今では逆に 普通に歩ける人生なんてつまんない。そう思えるまでに車椅子生活をこよなく愛している

私は歩いている時よりも今の方が幸せと言える!でも 普通の人から見たら身体の自由を失って可哀相な人なのが悲しい!本当見た目では判断出来ない…健常な人だって心を病んでる人だって悩みを抱えて命を絶つ人だっている…。私は 色んな人に私を知って貰って 皆の障害という観念を覆したいし影響を受けてくれたら幸せだなぁ~とつくづく思う





もう一つの選択肢

2009-12-22 20:34:24 | 日記
その後、ハローワークに何度足を運んでも求人は変わらない。新しい求人が出来たら連絡下さいと言ったものの新しい求人は無いらしくほとんど来ないたまに来ても前回と同じ結果だったりする。

前に入院してた埼玉の国リハに職業リハビリ訓練所があり、退院したらだいたい皆そこで勉強して就職していた。このまま求人がなかったら就リハに行くしかないのか…。私は入院生活は好きだけど、寮生活を送るのは苦手だった。学校みたいに決められた時間、決められたルールは不得意だった

当時付き合ってた人も居て遠距離が苦手な私はなかなか首を縦には振らず…。そんな甘っちょろい理由だけではなく、職リハで学んでも地元で就職出来るとは限らないし、都内で一人暮らしをするのも無理がある

だけど専門的な知識を学んだ方が仕事の幅は広がるかな?でも求人がなきゃ意味ないし…という思いがあった。だから一年経って今の生活が変わらなかったら行こうと決めた

決めたのは良いけど待てど暮らせどハローワークからの求人はない。100年に一度の不況で健常者も就職難なのに…それでも油断は禁物。覚えたパソコンの技術を忘れてしまわないよう勉強は毎日欠かせなかった

もう月日は新しい新年を迎えようとラストスパートをかけた頃、ハローワークからの障害者雇用促進会の知らせが届く。雇用促進会は会場に30社くらいの企業が集まり、希望の所があればその場で面接を受けられるし 一度に3社まで受けられる

このチャンスを逃す手はないと必死に自分が出来そうな仕事を探す。仕事内容と会社が車椅子対応可の条件を見つけ出しても2つくらいしかなかった。一回や二回受けて決まるはずがない、場慣れするためにめ受けておこうと 不慣れな左手で一生懸命に履歴書を書く職務経歴書を作成したり、会社の企業理念をインターネットで調べたりと、普段のダラダラな生活から頭を就職一色にして面接に挑んだ。






就活

2009-12-20 20:14:56 | 日記
パソコン教室に通いはじめて半年くらいしてハローワークに行きだしたでも障害者枠の求人なんてパラパラ目を通しただけで終わってしまうほど少なく、その中でも“一般事務”と出来る事が限られてる私には自分の条件に満たされてるものを選ぶのは一苦労

出来る仕事を見つけたとしてもマイカー通勤不可だったり、会社自体がバリアフリーじゃなく車椅子はダメだったりと困難を窮めた

障害でも身体障害者や聴覚障害者、知的障害、精神障害など色んな障害があるため車の運転が出来る人は少ない。マイカー通勤不可は駅から会社も近くて親切なんだろうけど、右手の握力が無い私は物を掴むことが出来ないため雨の日は手が滑って車椅子を上手く漕げない

このマイカー通勤不可には私にとっては辛い物があった。何せ どこもかしこもマイカー通勤不可。やっと見つけ出した求人を見てもマイカー通勤不可泣けてくる

そんな忙しい日々を送っていた私だが今まで引きこもってて鈍っていた身体が悲鳴をあげていて、体調を崩してしまった。あまりの求人の無さに愕然として精神的にも落ちていた私は、体調を崩しさらに凹む

退院してから車の運転や車に乗る訓練、パソコン教室と就職のために着実に社会に出る準備を進めて来たのに、求人の無い厳しい現実。自分の体力の無さ。やる気だけが空回り…なにもかもが嫌になった

就職の手伝いをしてくれていた生活支援センターの人に愚痴をこぼす。「私、もうダメです…。自信失くしました。」そしたら、センターの人が言ってくれた

「車の運転だって、乗り降りだって最初は出来ない!無理!って言ってたじゃないですか!?だけど努力して頑張って、あれだけ怖がってた車の運転は今は普通に出来て、一人でパソコン教室にまで通えるようになったのも、○○さんの力です。

努力の出来る人、頑張れる人です。その積み重ねてきたことまで忘れないで下さい。それだけでも充分自信を持っていいと思います。」と言ってくれた。私は落ち込むあまりそんな自分を忘れていて気持ちが少し楽になったのを覚えてる

気を持ち直し、私はスキルアップをはかるためパソコンの方に専念することにした




運命の人

2009-12-19 21:26:32 | 日記
恋愛映画を観て思う。‘運命の人’‘幸せになりたい’そんなフレーズが出てくるが…果たして何が幸せなのだろうか?

結婚が幸せ?じゃあ結婚してない人は幸せじゃないの?恋愛だって結婚だって、その中の生活でいろんな事があるはず

そもそも‘幸せになりたい’って言える状況は幸せなんだと思う。運命の人だって結婚する人だけが運命の人じゃない。自分を変えてくれた人、救ってくれた人、そういう人も運命の人だと思う

もちろん結婚という幸せもあるだろう。でも結婚してないから、恋人がいないから不幸なんて思う事や決めつけられるのは違うよね!?

どんな人生でも自分が幸せと思えたならそれが幸せなんだ。決めるのも決めつけられるのもおかしい

でも人間はどんな幸せを手に入れたって満足出来ないでまた幸せを求めるんだろうなぁ…。





ラブソングが出来るまで

2009-12-18 21:42:15 | 日記
影を引きずって生きてきた

ベッドの上に立ち込める雲

長い間孤独だった

過去に捕われ前に進めない

夢や希望はしまい込んでた

いつか要る日が来た時のために

時を顧みずに来た

心の片隅のガラクタを片付けようと

‘愛に戻る道’を見つけたいだけ

愛がなければ生きる意味もない

空を見上げても星が見えない

探してるのに光が見えない

あるのは分かってる

運命の人はきっといるはず

誰か僕に光を照らして

一瞬だけで消えちゃわないで

道案内が欲しいんだ

君の忠告をちゃんと聞くから

‘愛に戻る道’を見つけたいだけ

愛がなければ生きる意味もない

胸の内をさらけ出したら

進むべき道を教えて

もし もう一度やり直せたら

今度は死ぬまで離しはしない


映画『ラブソングができるまで』の中で歌う曲、歌詞が良い

私も今は過去に捕われて 少し次の恋に臆病になってる…。でも過去に捕われてても過去は夢や希望を与えてはくれない…

与えてくれるのは未来だけ!夢や希望をしまい込むのは勿体ないから、前を向こう。過去に縛られないで踏み出せる勇気を持とう!この曲を聴いたらそんな気持ちになって来た

頑張れ!私!