旅行 写真で紹介 

旅のあれこれ、見たこと、感じたこと 写真で現地を紹介します。

慶雲寺と足利尊氏

2014-05-31 13:45:11 | 神戸市須磨区
2014年5月30日、地下鉄妙法寺駅下車し、南の板宿駅に向って、お寺、神社、史蹟を散策しました。
まず、起点として駅より少し北東の慶雲寺にお参りしました。
臨済宗南禅寺派、本尊は釈迦牟尼仏で1336年(建武3年)の創建だと伝えられています。
湊川の戦いの時、足利尊氏の陣へ飛んでくる矢を拾う僧が現れ、味方をまったく傷つけなかったために尊氏軍の勝利に終わりました。それを日ごろ信仰してきた兵庫の魚御堂の地蔵の化身と考えた尊氏は、矢拾い地蔵として車の地に移し、善福寺を創建しました。1945年(昭和20年)に慶雲庵を合併して慶雲寺としたが、1953年(昭和28年)の火災により「矢拾い地蔵」は焼失しました。
神戸市須磨区車字松ヶ原532
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参道

本堂



鐘楼

境内









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蓮花寺、法道仙人の開基での弘法大師(空海)修行の地

2014-05-30 09:31:51 | 三木市
2014年5月29日、お参りしました。
法道仙人って、山の中ばかりお寺を造っているんだ。今頃でも筍が出ていました。そして、もみじが青く、セキレイがしっぽを振り、うぐいすの鳴き声が聞こえて、のどかですね。
真言宗大覚寺派です。
三木市口吉川町蓮花寺188 ‎
説明書によると、「大化元年(645)法道仙人の開基と伝えられ、また、弘法大師(空海)が修行をされた地とも伝えられています。天暦8年(954)村上天皇の勅命で中興され、蓮花寺と称するようになりました。一時は、十八院三十三坊を容する大寺院として栄えていましたが、天正8年(1579)羽柴秀吉の三木城攻めに際し、兵火によって全山灰麈となりました。その後再興され、今は七堂伽藍が配されています。本堂には十一面観世音菩薩立像が、奥の院には十一面観世音菩薩座像が、本尊として安置されています。鐘楼には貞和2年(1346)の銘の入った室町時代初期の古鐘があり、装飾的要素を最小限にとどめたすぐれた名鐘であり、兵庫県の重要文化財に指定されています。2月の節分には鬼の面をかぶり、タイマツをふりかざして踊る豪壮な追儀式の行事が知られ、秋には、紅葉の名勝として知られています。」

仁王門



右の阿形
阿で始まり吽で終わり、やっぱり「阿吽(あうん)の呼吸」で守っているんですね。

左の吽形

五輪塔、仁王門の横にありました。

参道

階段





庫裏







鐘楼

観音堂

天神祠

行者堂

鎮守堂

多宝塔













弘法大師像


井戸



弁財天

金比羅宮

本堂







境内にて












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篠原神社と源義経・武蔵坊弁慶

2014-05-29 18:54:02 | 三木市
2014年5月29日、篠原神社に参拝しました。
由来書によると、「鎮座記によると、当社は白雉2年(651)創立、伊勢神宮にお祀りしている天照大神を始め、有力な神々を勧請しており、古来より霊験あらたかな祈願所として崇敬を集めている。寿永3年(1184)には源義経・弁慶の一軍が一ノ谷の合戦に(鵯越)へ向かう道中に当社に立ち寄り、戦勝祈願をしたと伝えられている。また、弁慶が鳥居の前を通り過ぎようとすると、馬が動かなくなってしまった。弁慶は不敬を咎められたと思い、参拝して詫びたところ馬は動き出したと伝えられている。」
御祭神として、御酒大神、八幡大神、天照大神、春日大神、住吉大神、熊野大神をお祀りしています。
三木市口吉川町殿畑843
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鳥居

神門





手水舎

能舞台









改築前の数々

由来書

拝殿





源義経鵯越進行之図







本殿







神宮遙拝所

九社
愛宕大権現、多賀大明神、稲荷大明神、八坂神社、祇園牛頭天王、秋葉神社、西宮戎神社、金比羅山社、日向大明神社

大日社
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南僧尾観音堂

2014-05-29 17:51:51 | 神戸市北区
2014年5月29日
説明書より『当観音堂は、承和7年(840)草創と伝える恒例山新善寺の元本堂です。正面3間、側面4間で、正面及び両側面に各1間の縁庇を設けた簡素なつくりとなっている。建築年代は明らかでないが、仏壇内から発見された「堂頭日記」に延徳元年(1489)から天正12年(1584)までの御頭行事の記事があり、それ以前の建築と考えられている。内部の客殿は仏壇上に立つ一間厨子で、仏壇とともに和様と唐様の折衷様であり、建物と同年代のものと思われる。』兵庫県指定重要文化財 です。
国道428号線淡河本町交差点を北へ2㎞ほど行ったところに「南僧尾観音堂」の看板があります。右に入って表示のとおり進みます。
神戸市北区淡河町南僧尾560

観音堂















説明書

祭祀施設案内

鎮守

大日如来(五輪塔)

脚気治癒(五輪塔)

八大龍神

観世音菩薩

大峰山行者

大神宮社、祇園神社







鶴澤大助太夫之碑
お堂の傍にあります。当時の浄瑠璃の流行をしのばせます。
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淡河八幡神社

2014-05-29 15:47:26 | 神戸市北区
2014年5月29日、八幡神社にお参りしました。東播磨ノ国、淡河郷鎮守です。
由緒書より、『奈良時代末期、宝亀10年(779)に住吉の神「表筒男命(うわつつのおのみこと)」を次いで平安時代中期、仁平年間(1151~1154)に吉野の神「安閑天皇(あんかんてんのう)」をまつる。降って鎌倉時代の初め、貞応2年(1223)相州鶴岡八幡宮より「応神天皇(おうしんてんのう)」の神霊(みたま)を迎えて社号を若宮八幡宮と称しその神域を八幡(やはた)の杜(もり)と呼んだ。創達以来、淡河郷(庄)一円の総鎮守と仰がれ又淡河氏、有馬氏更に明石藩歴代の崇敬祈願所ともなった(明石藩黒印高五石)』

神戸市北区淡河町勝雄35
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参道

由緒書

鳥居

有馬氏の説明書
有馬則頼・豊氏父子、則頼は三津田(満田)城で生まれ、後に淡河城主の淡河氏を滅ぼし淡河城主となる。ここに誕生したのが豊氏。有馬氏は八幡宮を祈願所として崇敬し、ご本殿をさらに大きく造立した。

弓道場



御弓神事の説明書
毎年2月11日に社前で午前10時より行われます。兵庫県指定重要無形民俗文化財です。
午前10時、祭典執行
午前10時半 的祓いの儀
大的前に宮司以下関係者ら参列し、宮司か゜大的中央に「鬼」と書き、次いで墨でぬりつぶし「鬼」を封じる。
午前11時と午後1時 射儀
「練弓」、「練脇弓」、「秀手弓」、「秀手脇弓」の二組編成。午前・午後合わせて十六本の矢を放つ。
午後3時 三十六人大的射
延宝五年(1677)文書記載に基づき、昭和51年より復活、現在に続く。十六の氏子集落を四分し、輪番で年番区となり、この神事を奉納する。四人の射手が矢を放ち、悪霊を射抜き、五穀豊穣と厄災解除を祈願する。
歴史的背景は、神社保有の古文書や根強い伝承談によれば鎌倉時代初期に遡る。つまり、鶴岡八幡宮より分神を受けた際、ご神霊を無事本殿に祭祀する深夜の秘儀として執り行われた模様である。

手水舎

神馬
戦時に一旦消えるも崇敬者の念厚く、昭和31年に再建された。

狛犬
例えば、足に病あれば自分の足を三回撫で、その手で狛犬の足を三回撫でて治癒を祈願する。昔からの伝承談が今も生きている。



拝殿



本殿
神戸市指定文化財です。







末社
大山津見神

武内宿祢命

天満宮拝所

敬神会碑

「ふるさとに生きる」兵庫県知事 坂井時忠 書

境内にて

さざれ石

伊勢神宮遙拝所

10月第一日曜日午前10時より行われ、猿田彦の先導で「御旅神事(おたびしんじ)」が始まります。この神事は神戸市指定重要無形文化財です。
総勢150名の渡御列で、少なくとも江戸時代より始まった御旅神事は、その隊列を今に正確に伝えている。神社本殿の大神様を神輿に遷御し、五穀豊穣に感謝するとともに、氏子内外の平穏を祈願する神事です。
御先駆太鼓(舁人70人、打子6名、歌人4名、警護4名)、太鼓(神輿師範1名)、猿田彦1名、御榊持2名、鎧武者1名、飾弓持3名、毛槍持8名、鉄砲持3名、斎主2名、年番区(区長全員)、宮元区長1名、神社役員6名、神輿(舁人25人、歌人4名、警護4名)、太鼓・神輿(副師範1名)、鞍掛持2名、荷太鼓2名、御神供持(神酒1名、鯣1名、鏡餅1名)、奉幣持1名、神餞台荒孤持1名、祝詞箱1名、楽部員4名、舞姫4名、舞姫師範1名、典儀役1名の役割があります。

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判官神社と源義経

2014-05-29 14:53:27 | 三木市
2014年5月29日、判官神社にお参りしました。社は雑木林の中という感じです。
現地の説明板より、
村人は、ほんがんさんという。義経に差し上げた大飯の故事によりここ伏山には判官さんを祀り、1月10日(今は2月11日になった)を祭日として大飯講の行事を行っている。或年これを中止した時悪疫が流行したので今だに続けられている。大歳神社と並び祀られている。

三木市志染町三津田
兵庫県道85号線、三津田交差点南東200mの路地AからB点です。民家が数軒あります。道路の突きあたりにあります。
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参道

鳥居

説明板

手水舎





燈籠
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若宮神社とヤホー神事

2014-05-22 17:08:12 | 三木市
2014年5月22日、若宮神社にお参りしました。
創建年代は不詳です。でもかなり古そうです。由来書は文字が薄くて読めませんでした。
三木市吉川町稲田557
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鳥居

由来書

手水舎

神門

ヤホー神事
兵庫県指定重要無形民族文化財になっています。
説明書より「神社には、氏子(うじこ)が16地区、約700戸あります。その中に宮座(みやざ)という制度があり、「上中村座(かみなかむらざ)」「畑座(はたざ)」と呼ばれ、この宮座により毎年10月第一日曜日に古式豊かな神事ががとり行われています。ヤホー神事は、獅子頭・棒振り・篠笹持ち・金棒引き・行燈持ち・締太鼓打ちが境内で御神歌を歌いながら行列をなして歩きます。やがて、本堂前にて、棒振り、馬に乗った子供、そして、「やま」と呼ばれる蚊帳の中に入った子供が、問答をして神事は終了します。ヤホー神事は、中世的な雰囲気が色濃く現在に伝えられ、神と人との交流を知る上で、大変興味深い神事となっています。」





狛犬



燈籠

境内社





忠魂碑





本殿



境内にて




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上田桑鳩誕生地の碑

2014-05-22 16:54:39 | 三木市
2014年5月22日、三木吉川町のドライブのついでに寄ってみました。
上田 桑鳩(うえだ そうきゅう、1899年5月11日 - 1968年9月4日)は三木市吉川町奥谷出身の書道家です。前衛書道の分野でよく知られており、生家の前に碑があります。
Wikipediaより、『1929年に比田井天来の門に入り、天来の下で多様な古典を学習し、1930年第1回泰東書道展に出品した「臨黄庭経」で文部大臣賞を受賞した。二松學舍専門学校卒後、1933年に金子鷗亭、桑原翠邦らとともに書道芸術社を設立し、また「書道芸術」を創刊して造形としての書について論を発表。1937年に大日本書道院を、1940年には奎星会を結成し、同年に死亡した師天来死後は、「臨書研究」などの古典研究を行い、終戦後に「書の美」を発刊する。』
国道428号線、二ツ子町交差点、兵庫県道355号線を東に500mほど行ったところです。


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黒滝

2014-05-22 16:21:59 | 三木市
2014年5月22日、三木市吉川町の黒滝に行きました。
場所は、兵庫県道17号線、二瀬川バス停の西の道を南に入ったところです。

説明書より『黒滝は、緑豊かな丘陵を流れる美嚢川にかかる滝で、町内一の景勝地です。敷石のように大きな一枚岩に、すだれ状に落ちるこの滝は落差4m・幅30mで、川幅いっぱいに広がる横長の珍しい姿をしています。また、この滝には、「万八狸とお万狐」という民話が残っています。キツネとタヌキの化かし合いの話で、タヌキが田植えの時期を利用して、自分の術で辺りを水田に変えたかのように自慢したところ、負けたと思い込んだキツネは水田を荒らし村人にこらしめられるというものです。万八狸はは、その後も滝つぼの岩の上で美しい娘になって糸車をまわしたり、小僧になって丸木橋を渡る人の手を引いたりして、村人から感謝されました。』

前日からの雨のせいか川は茶色く濁っていました。

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歓喜院聖天堂

2014-05-22 15:57:06 | 三木市
2014年5月22日、歓喜院聖天堂に行きました。
三間社流れ造り檜皮葺で、国指定重要文化財です。
説明書より、「応永18年(1411)の墨書により、室町時代初期の建立で、もとは境内東方の山裾に建っていたものを、現在地に移築、昭和45年に解体修理を行い復元された。特に縁束(えんづか)を支える腰組が珍らしく、吉川町に現存する最古の木造建築といえる。」
三木市吉川町毘沙門

坂道の参道を登ります。



この建物の中に保存されています。

説明書

建物の隙間からのぞき見る感じですね。







境内にて

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