数年前にダッシュ村の稲作の映像を見ていた時にポットに一粒ずつ蒔いた苗を手植えしている映像がありました。
その苗はすでに分決をはじめていました。株間を30Cmにして植えられた稲はすくすくと成長し見事な稲になり米粒の大きな素晴ら
しい米がとれていました。その映像が目に焼き付いています。遊び半分で得始めた私の米作りですが、約20年目にしてやっと分
かって来ました。少しずつ紹介していきます。
まず「稲の長さ」上の写真は7月下旬頃の写真ですが、上に成長せずに横に株が増えています。
普通の田んぼでは分決が終わり上へ成長し始めています。
稲の形が違います扇状に広がるのと、真っすぐに上に向かって成長する違いがあります。
なぜ私の稲は扇状に広がり分決を続けるのか?いろいろと考えてみました。
これは推測ですが稲は成長していく段階で横に45Cmほど根を張ります。根は株を中心に90Cm根を張ることになります。
田植え機の株間を18Cm~24Cmぐらいで植えてあると田んぼの土の中は根が縦横無尽に張りお互いの根が交差していること
が想像できます。私は田植え期の爪を交互に外しテレコで植えていますので株間は45Cmになっています。
推測ですが稲は成長段階でお互いの根が接触した時点でお互いの間隔を悟り生存競争で光を求めて上へ成長を始めるのではないで
しょうか?子孫を残すためにはできるだけ多く種をつけたほうがいいのですから回りにライバルがいなければ株を増やして稲穂を
多くし種を実らせるはずです。約20年遊び半分で米作りをしていますが、馬鹿と言われながら試行錯誤してきたことの答えが少し
ずつ出始めました。次は田植えと苗作りについて紹介します。
く実をつけるようにするはずです。
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